この記事はフリープレイの序盤を対象とした、初心者向けの解説ページです。
記事内の画像はお手本ではなくただの例です。
フリープレイの名の通り自由にプレイしてください。
フリープレイって?
僅かな資材だけを持って未開の惑星で開発を進め、ロケットを宇宙へ打ち上げるゲームモードです。
Factorioの基本的な遊び方です。
タイトル画面から プレイ→ニューゲーム でプレイできます。
開始時設定とマップ
ニューゲーム開始
メインメニューからニューゲームを選択すると、まずマップ設定を決めることになります。
マップ設定の詳しい事項については、マップ設定を参照してください。
ここでは、初期設定のプリセットの中から、デフォルトまたは豊富な資源を選択しましょう。
じっくり平和的に進めたいならば、敵タブを開きピースフルモードにチェックを入れましょう*1。
もしくは、バイターの巣のサイズをなしに設定することで敵が完全に存在しない状態でプレイすることもできます。
設定が済んだら開始またはマッププレビューを押しましょう。
マッププレビュー機能を使用すると探索せずに地形や資源分布が分かってしまうため、ネタバレが嫌いな人はプレビューせずに開始を押すことをおすすめします。
プレビュー画面ではマップの確認のほか、再生成も可能です。
マップの見方
開始した人はMキーで、プレビュー画面では画面右側に、周囲のマップが表示されます。
よっぽどおかしなマップを引かない限りはそのままプレイ開始で大丈夫ですが、こだわりたい人のためにマップ確認のポイントを紹介します。
マップ情報の見方
マップ画面では、プレイヤーの周囲の状況を確認できます。
地形の内、色のついたチェック模様/四角の箇所が資源の位置です。
プレイ中のマップ画面ではカーソルを合わせることで資源名と埋蔵量が確認できます。
スタート位置
スタート地点付近は「スタートエリア」と呼ばれる場所です。
- ごく稀に、周囲を完全に水に囲まれて脱出できないマップが生成される事があります。「ESC」キーを押してリスタートしましょう。
水は移動不可ですが、ゲームを進めれば埋め立てて陸地にできます。 - 移動不可なポイントとして水の他、崖があります。崖もゲームを進めれば更地にできます。
崖は基本的にスタートエリア内に生成されませんが、スタートエリア外では一箇所に固まって生成されたりする場合もあります。 - プレイヤーだけでなく敵(バイター)も水・崖を通ることはできません。水や崖は基本的には障害物ですが、工場をうまく建設することで絶対に壊されない防壁として役立てることができるかもしれません。
資源について
- 必ず使う資源である鉄・銅・石・石炭はスタートエリアに生成されます。また、水場も生成されます。
鉱床は掘ると無くなるため、あまりに少ないと厳しいでしょう。水は無限です。- 石は岩を採掘することでも入手可能ですが現実的には石の鉱床を使うことになります。
- 燃料は石炭ではなく木も使えます。立ち上がりの最序盤は木を燃料に使う手もありますが手間がかかります。
掘削機などを動かし始める頃には自動で掘削できる石炭に頼ることになるでしょう。
また工場が発展してくると石炭はアイテムの素材としても使用します。多いに越したことはありません。
- 油田はクリアに必須な資源ですがスタートエリア内には生成されず、生成される割合も非常に少なくなっています。
- ただし油田は序盤には使いませんので、近くに見当たらなくとも心配する必要はありません。
中盤以降、必要になったタイミングで遠征して油田を探し、確保しにいきましょう。
もしスタートエリア近くに大きな油田があるとしたらとても幸運です。
- ただし油田は序盤には使いませんので、近くに見当たらなくとも心配する必要はありません。
- ウラン鉱石はクリアに必須ではなく、またスタートエリアには生成されません。
もし使うとしても中盤~終盤以降になるため不便はしないでしょう。 - 木々はマップに強調表示されませんが多めにあれば色々と重宝します。
自然環境
周辺の自然環境は難易度・プレイに大きな影響を与えます、
- 荒野や砂漠など自然の少ない立地では工場の汚染が広がりやすく、それによって敵の襲撃が強烈になりやすい傾向があります。
- 木々の多い、森が広がっている立地では工場の汚染を木々が吸収するため敵の襲撃が起きにくいという傾向があります。
(ただし森が多い場合は、特に資源の上に森が生い茂っているような場所は、伐採に苦労しますが)- そのため木々が極端に少ない場合、襲撃がとても起きやすく難易度がやや高めになります。
- 反対に森が極端に多い場合、襲撃がなかなか起きにくく難易度はやや易しいでしょう。
- 地面や水辺も微量ながら汚染を吸収する性質があります。砂漠地帯は木々が少ないだけでなく地面の吸収率も低くなっています。
以上を踏まえた上でマップが気に入らなければ「ESC」キーを押し「リスタート」を実施しましょう。
いざ、プレイ開始!
これは、Factorioのフリープレイです。ロケットサイロを建造し、ロケットを宇宙へ打ち上げるのがあなたの任務です。ロケットサイロをアンロックするためには高度な技術研究をする必要があります。小規模に始め、自動化しつつ進み、現住生物から身を守ることも忘れないでください。
- 上記のメッセージを確認したらTabキーでプレイ開始です。
- まずは移動です。W/A/S/Dキーで上/左/下/右に移動できます。
- 次に、手近な資源を採掘してみましょう。資源(鉱床・木・岩)に近づき、マウスを乗せて右クリック長押しで採掘できます。
- 木や岩は一度採掘すると、鉱床は設定された埋蔵量を採掘し終わると、いずれも消滅します。
- 資源の採掘方法は分かりましたか? では次にクラフトをしてみましょう。
- クラフト画面はEキーで開きます。開いた画面の左側はインベントリ(自分の持ち物)、右がクラフト可能なアイテムです。
- アイテムのアイコンにマウスを乗せるとレシピが表示されます。材料が揃っていればクリックで製作できます。
- 材料が揃っていない場合でも製作できることがあります。これは、アイテムの素材の素材を持っているなら中間素材も自動で製作してくれるからです。
- 採掘によって石や木材を所持していれば、それらを素材として石の炉や木製チェストを製作できます。
- 鉄鉱石や銅鉱石はそのままでは役に立ちません。利用するためには製錬して鉄板や銅板に加工する必要があります。
- 鉄鉱石や銅鉱石の製錬も試してみましょう。製錬には鉱石の他に、石の炉と燃料が必要です。まだ持っていない場合は採掘・クラフトで入手しましょう。
- まずは地面にを設置します。あとから回収できるので場所はどこでも大丈夫です。Eキーでインベントリを開き、をクリックして、もう一度Eキーでインベントリを閉じ、プレイヤーの近くの地面を左クリックで設置しましょう。
- を複数持っていて設置後もカーソルに保持している場合は、インベントリの空欄をクリックするかQキーでインベントリに戻します。
- 施設の回収は右クリックで行います。回収や再設置に伴うペナルティはありませんので気軽に設置しましょう。中に入れていたアイテムや燃料も戻ってきます。ただし使用中の燃料が持っていたエネルギーは失われます。
- 次に、にアイテムを投入します。設置したを左クリックして、画面を開きます。左上の欄に鉱石を、その下の欄に燃料を投入します。
- ここまでの手順が間違っていなければ、3秒ほど待つとが完成します。右の欄から成果物をインベントリに回収しましょう。
- への鉱石や燃料の投入および生成物の搬出は、手動のほかに燃料式インサータを使うことでも可能です。
- まずは地面にを設置します。あとから回収できるので場所はどこでも大丈夫です。Eキーでインベントリを開き、をクリックして、もう一度Eキーでインベントリを閉じ、プレイヤーの近くの地面を左クリックで設置しましょう。
- これで一通りのアイテムは作れるようになりました。次は、採掘を機械に任せることを試みましょう。手持ちの燃料式掘削機を、手近な鉱床(鉄・銅・石・石炭)の上に配置しましょう。に燃料を入れれば、燃料の持つ限り採掘が実施され、各種資源の採掘を自動化する事ができます。
- 木や岩など、一度採掘したら消滅する資源は今のところは手動でのみ採掘可能です。
- により採掘された物は排出口である△マークの先に置かれます。△マークは何も持っていない状態で施設にマウスを乗せると表示されます。また、Altモードをオン*2にすると常に表示されるようになります。△の先に既に資源が置いてある場合、出力できずにが停止します。連続して稼動させるために受け皿(出力先)を用意しましょう。受け皿としては木製チェストや搬送ベルトなどが適切です。
- 一部アイテムではそれ以外の施設も受け皿として機能します。例えば、石炭限定での燃料庫も受け皿として利用できます。2つのを向かい合わせに設置すれば、お互いの燃料庫が満杯になるまで動き続けます。なお、施設は設置時や設置後にRキーで回転する事ができます。
- 上記の方法を元に、とを十分に確保し、それらを原料にとを作りましょう。製作したとを活用して、さらに多くのを確保しましょう。
- 鉄・銅・石・石炭の量産体制がある程度取れたら電気化に進みましょう。
ここまでのまとめ
- WASDで移動。右クリックで採掘。Eでインベントリを開く。Eで各種ウィンドウを閉じる。クリックで設置。右クリックで回収。Qでアイテムをインベントリに戻す。Rで回転。AltでAltモード切り替え。
- 鉄鉱石銅鉱石石石炭原木を採掘する
- 鉄鉱石銅鉱石は石の炉で製錬して鉄板銅板にする
- 燃料式掘削機で採掘を自動化する
- 燃料式掘削機と石の炉を量産する。その製作に必要なのは鉄板石だけなので、その二つを先に量産するのが良い
- 鉄板銅板石石炭を量産する
電力の確保
燃料を用いた基礎的な機械設備で資源を集め、ある程度の加工が可能になったと思います。次は電力の確保を検討しましょう。電力を得ることで、燃料式のものよりも高速で稼働する掘削機を動かしたり、レーダーを使って周辺地形の探索をしたりと、より便利になります。また、研究を行って新たな施設を解禁することができるようになります。
発電の方法
- 電力の生産には以下のアイテムが必要です。初期の段階で製作したを使用して、以下のアイテムを作ります。
- 汲み上げポンプ: 水源から水を汲み上げパイプに入れる。燃料不要。
- パイプ 地下パイプ: 水や蒸気を通す。
- ボイラー: 燃料と水を入れると蒸気を生成する。
- 蒸気機関: 蒸気を消費して電気を産み出す。
- 小型電柱: 電柱を中心とする5x5タイルの範囲内の機械に電力を送ったり受け取ったりする。電柱同士は近くに設置すると電線で接続される。
- を水際に設置します。
- とを接続し、さらにに接続します。うまく接続できていれば、の内部に水が供給されます。
には、水の入出箇所と蒸気の出力箇所が設定されています。Altモードを有効にすると各入力ポイントが表示されます。水を入力するのは小さい三角になります。大きな三角が蒸気出力箇所になります。
の設置位置によってはを経由せずにを直接くっつけることができたり、逆にを使用する必要があったりするかもしれません。
に向きはありません。隣接させるだけで上下左右と繋がります(意図しなくても勝手に繋がってしまいます)。 - をボイラーの蒸気出力箇所に繋げます。水のときと同様に、直接繋げても構いませんしを経由しても構いません。
全体の形としては以下のようになります。
- に燃料を入れます。燃料投入は手動でもでも可能です。燃料を投入することで、に入ったが熱せられてとして出てきます。は高温のを消費して電気を生産しますが、現時点では電気の消費先がないので稼働しません*3。
- を設置します。の給電範囲にが重なるように設置しましょう。給電範囲はを中心とした5x5マスで、を手に持ったときに青い範囲で表示されます。
複数の蒸気機関を使用している場合には全部の蒸気機関に電柱の給電範囲が重なるようにしてください。
の近くに新たにを設置することで、給電範囲を延長することができます。 - 最後に、電気を使う建物(以下の画像では研究所)を設置し、で接続しましょう。ここまでの手順が正しく実行できていれば、建物の電力不足マークが消えるはずです。
- 作った電気は、を繋いでいく事で遠地に運ぶことができます。距離や分岐による損失は無く、1本でも接続されていれば全て同じ電気供給を受ける事ができます。
- 電柱~電柱間は空中に電線が繋がっていれば繋がっています。
- 電柱~建物間は青色の範囲内であれば接続されている扱いになります。無線あるいは地中で繋がっているんだろうと思われます。
- 建物に黄色の電気要求アイコンが点滅している建物は、電気的に接続されていません。発電所までの配線が切れている可能性が考えられます。蒸気機関にアイコンが点滅している場合は、電柱が無く出力できないことを意味します。
- 建物に赤色の電気要求アイコンが点滅している建物は、電気欠乏状態です。配線は繋がっているものの、発電がされていないか致命的に足りていません。例えばボイラーの燃料が切れて蒸気機関の発電が止まった、夜間でソーラーシステムが発電できていない等の原因があります。
- 設置した電柱の根元あたりをクリックすると電力状況の確認ウィンドウが表示されます。施設を増やしていった際にこまめに確認して、現在の電力消費量が生産量を上まわりそうであれば電力生産施設の増築を行いましょう。
- が最大出力を出すには蒸気を十分に供給する必要があります。一台のが消費するの量は発電量により変化しますが、最大でが生み出すの半分も消費します。なので大量のを動かすには、複数のと相当数のが必要になります。
- 作った蒸気は冷えたりはしません。いつまでも温かいまま保存可能です。
- 蒸気は「蒸気」というアイテムなので、水を素材に使うアイテムを製作するために使うことはできません。何らかの方法で冷まして水に戻すということもできません。
- ボイラーの熱量は1800kW、蒸気機関の熱量は900kW。なので1台のボイラーで蒸気機関をちょうど2台動かすことが可能です。
- 蒸気機関1台の流体消費量は30/s、汲み上げポンプの速度は1200/sなので、1台の汲み上げポンプで蒸気機関40台を賄うことが可能です。
- よって、汲み上げポンプ:ボイラー:蒸気機関の無駄のない比率は、1:20:40 となります。
- 補足:パイプの流量・流速には限界があります。蒸気機関100台直列!しても途中で蒸気が尽きます。
- 蒸気は、後に製作可能となる貯蔵タンクに保存可能です。燃料が尽きた際の電池っぽく使えます。
工場の拡大
電気の活用
発電を開始したら、燃料動作の施設:やを、電動施設:電動掘削機やインサータに置き換えていきましょう。からの置き換えは上書きするように設置すれば可能です。この他にもチェストや炉などをアップグレードする際は上書き設置することで右クリックでの撤去の手間を省くことができます。からに関しては施設のサイズと採掘範囲が異なるため上書きできません。
旧式の施設にも寿命はありませんのでそのまま使い続けることはもちろん可能です。燃料補給の手間や動作速度、燃費などのデメリットと比較して選びましょう。
研究
電気が解禁された事で、研究所を動かして研究ができるようになります。
研究によって新たな施設を作れるようになったり、プレイヤーを強化したり、様々なことができるようになります。
フリープレイの目標であるロケットの打ち上げには研究を進めることが必要です。
研究は、研究所に「サイエンスパック」と呼ばれる専用アイテムを入れることで行います。
最も基礎的なサイエンスパックは自動化サイエンスパックです。
まずはとを揃えましょう。
研究手順
- を作って設置しましょう。
- 研究所を設置すると研究選択画面が開きます(Tキーでも開けます)。
- 研究可能な技術(初回は「自動化技術」が良いでしょう)を選んで研究開始ボタンを押しEキーで画面を閉じます。
- 設置したに電気を通してを入れます。サイエンスパックの投入は手動以外にでも行えます。
- が消費され、徐々に研究が進みます。複数ので並行作業すればそれだけ早く研究が進行します。
工場の中核「自動化技術」
自動化技術の研究を完了すると、組立機1が作れるようになります。は、レシピを設定して素材を入れることでそのアイテムを自動でクラフトしてくれます。
を2つ作って設置し、片方で鉄の歯車を、もう片方でを生産するように設定します。を前者に、を後者に供給する事で、あなたはを自分で作る手間から解放される事でしょう。
- →→→→
- →→→→
へのアイテムの出し入れは手動のほかにで行えます。注意点として、に入れておけるアイテム数には上限があります。うまく動作しない場合はの内部に素材や完成品が貯まっていないかどうかチェックしましょう。
その後の拡張
やを活用し、「採掘→製錬→組立機→使用」のルーチンを自動化していきましょう。まずはそのためのとを量産するラインを作りましょう。自動化ラインを設計する際に搬送ベルトを交差させたくなるかもしれません。そのためのアイテムとして地下搬送ベルトがあります。しかし、を作るためには「物流学」の研究が必要です。研究するためには多くのが必要で、そのためにはさらに大量のが必要で、それらをより多く入手するにはやをより多く設置する必要があり、電気を沢山使うため、やによる発電所の増設が必要となり……。
このように「新しい物を作るための材料を作るための材料を作るための……」を繰り返すうちに、いつしか立派な工場長になっていることでしょう。
工場運用に関するFAQ
- ○○が動かない!
- 動かない施設にマウスを乗せると右のウィンドウに原因が表示されます。
- ○○が遅い!○○が足りない!
- 2倍置けば2倍速になります。数を増やしましょう。
上位の施設に置き換えることでスピードアップできることもあります。
- 2倍置けば2倍速になります。数を増やしましょう。
- 私のライン、効率悪すぎ……?
- 同じ数の施設が動いているのであれば(土地利用効率はともかくとして)動作効率に差はありません。
- ライン設計のコツは?
- 大事な考え方として、ボトルネックというものがあります。
ペットボトルから水を出すとき、ボトルの首(キャップ付近)の太さが水を出す速度を決めるように、
速い工程と遅い工程が並んでいる場合、遅い工程が速い工程の足を引っ張るということです。
闇雲に施設を置くのではなく、ボトルネックを作らない・解消するように置くことで多くの施設が稼働するようになります。
- 大事な考え方として、ボトルネックというものがあります。
安全第一
※以下の話はマップ設定でピースフルモードをオンにした場合は無関係です
各種設備を整え始めて、さぁドンドン拡張しよう! と思ったら虫の攻撃で施設が崩壊した…… なんてことが考えられます。これは、各種施設は汚染を排出するためです。
汚染が虫(バイター)の巣まで届くと、汚染発生源を攻撃しに襲撃部隊がやってきます。
マップ画面で汚染表示(ミニマップ下のボタン)を有効にすると現在の汚染範囲が表示されます。
襲撃から工場を守るため、工場の発展と並行して以下のことを行いましょう。
戦闘
武器を装備した状態でスペースキーを長押しすることで近くの敵を攻撃します。
敵が近づいてきたらスペースキーで応戦しましょう。
なお、武器を装備していなくても斧による肉弾戦を行います。
プレイヤーはハンドガンを初期から装備しています(画面右下)。
近くの敵に自動で照準を合わせて発砲し、障害物などを無視してダメージを与えることができる、比較的使い勝手の良い武器です。
当然ですが弾丸が切れると使用できなくなります。
そうなる前に弾丸をクラフトしておきましょう。
バイターは汚染源目掛けてやってきますが、その途中で脅威となるもの(プレイヤーなど)を発見するとそちらにターゲットを変更します。
工場にできるだけ被害が及ばないように戦いましょう。
装備品の調達
初期から作れる装備品であるハンドガン 軽装鎧はそれほど高性能ではありません。
研究を行って良い装備を解禁し換装していきましょう。
レーダーの配備
レーダーを設置すると周辺の地図情報を開示してくれます。
常時索敵範囲内(地図では明るくなっている箇所。7×7チャンク*4)は常に情報が更新されます。
順次索敵範囲内(29×29チャンク)は一定時間ごとに徐々に情報を開示・更新してくれ、遠くまで行かなくても地形や巣の位置が把握できます。
拠点から最も近いバイターの巣の位置(マップでは赤い四角で示される)が分かれば防衛施設を建設する目安にもなります。
また、マップ画面をズームしていくとの周囲は詳しい情報が確認できるようになっています。
遠隔地の残弾数や被害状況を確認したい場合などに役に立つので、ぜひ置いておきたいところ。
注意点として、は多くの電力を消費します。
工場の発電能力と相談しながら使用しましょう。
タレットと防壁、弾薬生産施設の確保
ガンタレットは、近づいてきた敵を自動で攻撃してくれる便利な防衛施設です(電力不要)。
を設置して弾薬を入れれば最低限の防衛体制は整います。
もちろん、が切れればただの置物になります。
また、タレットはあまり耐久力が高くないため、撃破が間に合わないほど大量の敵が押し寄せてきた場合にダメージを受けて破壊される恐れがあります。石の防壁で守りましょう。
は、いざという時にすぐに使えるように組立機を使って大量生産しておくことをおすすめします。
軍事関連技術の研究
研究を進めることで、既存の武器の威力や連射速度をアップしたり、新たな武器を生産したりすることが可能になります。
防衛状況が厳しい、あるいはこちらから巣の破壊に出向くという場合は、軍事研究を優先的に進めるという選択肢もあります。
高度な軍事研究には軍事サイエンスパックが必要となってきます。の素材である石の防壁、貫通弾薬、グレネードを作るのはなかなか骨が折れますが、いずれも素材としてだけでなく戦闘にも役立つアイテムです。
戦闘に関するFAQ
- 襲撃の対処が大変なんだけど?
- ガンタレットを活用してプレイヤーの負担を減らしましょう。
- 防壁がダメージを受けるたびに回復するのが大変
- バイターが防壁に到達するまでに倒せばダメージを受けることはありません。タレットを増やすか研究を進めましょう。
- 防壁は多少のダメージでは壊れない上に製作コストも安いので無視する手もあります。
- 襲撃が大規模すぎない?
- 襲撃の規模はバイターの巣が吸収した汚染量に比例します。工場の規模を縮小しろとは言いませんが、無駄な汚染排出を減らすことで襲撃の規模を減らすことができます。例えばすぐに使わないのに掘って貯めている鉱石の採掘を止めるなど。
- もしかして敵の巣が近づいてる?
- 巣が移動することはありませんが、新たな巣を工場の近くにつくることはあります。
化学サイエンスパック(青)の難関、原油加工
化学サイエンスパックを作るためには、固形燃料と発展基盤を製作する必要があります。これらを入手するためには原油の処理が避けて通れません。ここでは原油処理に必要な手順の概略を説明します。
必須条件
原油関連の研究が完了していることが最低条件です。
鋼鉄加工→原油処理技術→プラスチックの製造→発展電子工学→化学サイエンスパック まで完了することでを製作する下準備が整います。
作り方
- マップで桃色の点を探し、そこにある油田(黒い沼みたいなやつ)に油井を設置します。
- に電気を供給します。パイプを接続すると、原油が生産されます。は水に使う物と同じアイテムを用います。
- は他の資源と異なり枯渇しません。ただし、掘り続けると徐々に採掘速度が落ち、最終的には微量しか入手できなくなります。
- 次に、原油精製所を設置してレシピを選択します。初めは基本的なレシピしか選べませんが、研究で高度なレシピが開放されます。
- を伸ばし、に接続します。(Altモードをオンにして搬入口を確認してください。入口に両方同じアイコンがある場合は、どちらか片側だけでも動きますし両方繋いでも良いです。)
- でを精製すると、石油ガス、軽油、重油がそれぞれの出力口に生成されます。流体なのでで取り出します。異なる種類の流体が流れるは接続できません。狭いスペースに無理に詰め込もうとすると思ったとおりにラインを引けないかもしれません。入力と出力の位置は変えられないので、地下パイプを駆使してやりくりしましょう。
- 化学プラントも同様に設置してレシピを選びます。流体原料をで、固体原料をで搬入することで自動でクラフトされます。
- 完成品をで取り出して完成です。
軽油・重油
からの3種類全てを取り出さないと新たな原油処理ができません。生成・消費のバランスから、基本的にはが不足気味に、が余りがちになると思います。しかし、も何らかの方法で消費しなければの生産がストップしてしまうことになります。
原油処理技術の研究を完了した時点では、は固形燃料に加工できます。に関してはの範囲で少し研究を進めることで潤滑油にも加工できるようになります。の状態で貯蔵タンクに貯めこんだり、に加工してチェストに溜め込む、あるいは燃料やの素材として使用するといった方法で消費しましょう。
生産したを使って「応用原油処理技術」の研究を完了すればをに変換できるようになります。また、からへの変換レシピも同時に開放されます。必要になるまでひたすら貯めておいても困ることはありません。
固形燃料
は、無限に採掘可能なから生成される使い勝手の良い燃料です。そのうえエネルギーも高く、優秀な燃料です。
ボイラー炉で使用しているをに切り替えるだけでもの節約になります。
また、乗り物の燃料として使用すると加速性能と最高速度をアップさせる効果もあります。
原油処理に関するFAQ
- 原油ってずっと掘るとどうなるの?
- 油田自体が消滅するようなことにはなりませんが、産出量が2/sに低下します。生産スピードを気にしなければ無限資源です。
- 掘らないでいたら産出量は回復する?
- しません。
- 流体の入口と出口の組み合わせは変えられないの?
- できません。でも慣れればどうって事は無い。
- タンクに流体が詰まった状態で撤去できる?
- 可能ですが、隣接するオブジェクトに退避しきれない分の中身は綺麗サッパリ消滅します。中身が必要な場合は、撤去したいタンクに別のタンクをパイプを挟まず直接くっつけてから撤去するか、ポンプを使用して強制排出しましょう。