MODフォルダとその構造
フォルダの名前
MODフォルダの名前は{mod-name}_{version-number}か{mod-name}の形でなければならない。zip圧縮したMODファイルの名前は{mod-name}_{version-number}の形のみ可能である。
例 test-mod_0.0.1.
この形でさえあれば付ける名前に制限はない。MODの名前とそのバージョンはinfo.jsonファイルで定義する。
内部ファイル
ロード中に次のファイルが自動で読み込まれる。
- info.json: 必須。このファイルでMODの名前、バージョン、その他必要事項を定義する。[解説]参照。
- changelog.txt: MODのバージョン履歴を書く。このファイルは必要な形式に従っていなければならない。
- thumbnail.png: MODポータルやゲーム内のMODブラウザで表示されるサムネイル。144x144pxが望ましい。
- settings.lua: MODのオプション設定に使われる。以下の2ファイルも同じ。settings-updates.lua settings-final-fixes.lua
- data.lua: 起動時に読み込まれ、prototypeの定義に使われる。[解説]参照。以下の2ファイルも同じ用途だが、読み込まれる順番が異なる。data-updates.lua data-final-fixes.lua
- control.lua: lua-api.factorio.comに解説されているAPIを使うためのファイル。ゲーム中の動作を設定できる。
子フォルダ
- locale 各言語に対応する子フォルダを持つフォルダ。子フォルダの名前はそれぞれの言語に対応するコード。英語ならen。日本語はja。各子フォルダはその言語の翻訳に使われる、拡張子がcfgのファイルが入っている。[解説]参照。
- scenarios: MODのシナリオを入れるフォルダ。
- campaigns: MODのキャンペーンを入れるフォルダ。
- tutorials: MODのチュートリアルを入れるフォルダ。
- migrations: ゲームバージョンやMODバージョンが上がったときのprototypeの変更に使う。
構造の例。これはmy-armor-modというMODでバージョンは0.3.6である。
my-armor-mod_0.3.6.zip |- FolderName/ |- control.lua |- data.lua |- info.json |- thumbnail.png └─locale/ └─ja/ └─locale.cfg