2007年 6月 第4週

Last-modified: 2007-06-23 (土) 22:09:21

イリオス『5』

 

イリオス『4』

 

イリオス『3』

 

イリオス『2』

 

イリオス『1』

 

セーラ 「パンパカパーン☆ こんばんはお茶の間の皆さん、今週もやってまいりました、セーラ!」
ドロシー「ドロシーの」
二人  「今週の紋章町ニュース!」
セーラ 「さて、今週の紋章町のニュースを一つ残らず取り上げて、自由と混沌の名の下に
     胡散臭いほど前向きに全肯定するこのコーナー!」
ドロシー「今週はどれだけの騒動が持ち上がったんでしょうね。今から胃が痛いです」
セーラ 「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りしまーす」

 

イリオス『(株)ロプト』

 

イリオス『エリミーヌ教団』

 

イリオス『アスタテューヌ教団』

 

イリオス『歴代FE主人公が兄弟だったらスレの皆さん』

 
 
 

○第ニ回 2007年6月17日(日)0:00~2007年6月23日(土)23:59まで

セーラ 「はい、という訳で、今週も始まっちゃったわよ今週の紋章町ニュース」
ドロシー「今週もたくさんのニュースがありますね」
セーラ 「また変なニュースが盛りだくさんなんでしょうねえ。今から楽しみだわ」
ドロシー「はぁ……変なのはどこかの聖職者だけで十分なんだけどなあ」
セーラ 「オイ」
ドロシー「って、セーラさんのことじゃないですよ?」
セーラ 「え?」
ドロシー「……自分が変だって自覚はあるんですね」
イリオス『巻いて、巻いて!』
セーラ 「気が早いわよオルソン!」
ドロシー「まあまあ。とりあえず、今週も一つずつニュースを紹介していきますね」

3-70
 <ミルラ 「エフラムお兄ちゃん・・・おやつ・・・・・作ってきました」 >

 

ドロシー「微笑ましいですね」
セーラ 「ま、食べ物で釣るのはあの凶暴な兄貴には有効な手段よね」
ドロシー「どうしてそういう嫌な言い方しか出来ないんですか」
セーラ 「だってねえ……ってか、普通にお菓子とか作れるのねこの子」
ドロシー「そりゃ、お姉さんたちもいるんですし」
セーラ 「チッ、これでクソまずいクッキーとかだったらネタ的に面白いのに」
ドロシー「そういう期待の仕方は止めましょうよ……」

 

<アルム 「おやつタイムか、でも昼寝したいな。セリカ一緒にいい?」
 セリカ 「勿論よ、ギュッと抱いて欲し」 >

 

セーラ 「うわ、出たわよ噂のアブノーマル兄妹!」
ドロシー「このコーナーで取り上げるのは初めてですけど……噂以上ですね、これは」
セーラ 「ギュッと抱いて欲しい、とはまた……」
ドロシー「正直と言うか素直と言うか……」
セーラ 「わたしだったら恥ずかしくてとても言えないわね」
ドロシー「ギュッと抱いてほしい相手がいるんですか?」
セーラ 「は? い、いや、まさかね。いる訳ないでしょそんなの。
     あ、でもオズイン先生みたいな素敵なおじ様の優しい抱擁ならありかも……」
ドロシー(ネクラ君におじ様……なんでこう偏ってるんだろうこの人は)

 

<シグルド 「風紀を乱す子はいねえか~、ティルフィングでお仕置きだべ~」 >

 

セーラ 「だべ~……って」
イリオス『ネタが古い』
ドロシー(何でネタが古いってことを理解できるんだろうこの人は……)
セーラ 「うーん、これが噂の怒りのシグルド兄さんね」
ドロシー「本当に厳しいんですねえ。まあ、弟や妹が変な道に進もうとしてるから、
     兄としては止めるのが当然なんでしょうけど」
セーラ 「単に自分がなかなか彼女とラブラブになれないから僻んでんじゃないの~?」
ドロシー「いや、さすがにそれは人間が小さすぎますよ……」

 

 <マルス 「それもあると思うけど、男女な関係の違いかと」
  リーフ 「あぁ・・・兄妹ほのぼの系と近親ドロドロ系だしね>

 

ドロシー「その前にエフラムさんとミルラちゃんは本当のご兄弟じゃないんじゃ」
セーラ 「ま、よくこの家に来てるみたいだしね、この子は。もう妹みたいなもんなんでしょ」
ドロシー「うーん……そうなると、ますますまずいですねエフラムさん」
セーラ 「今に始まったことじゃないけどね」
ドロシー「でも、割と自分でも積極的に妹&子供好きをアピールするエフラムさんと、
     今回みたいにあくまでも『いいお兄さん』的なエフラムさん……一体どっちが本物なんでしょう?」
セーラ 「さあねー。どっちにしたって人間一面だけで成り立ってるもんじゃないし。
     案外どっちの面も持ってるのがエフラムって男なのかもよ」
ドロシー「うーん、人間って奥深い……ん?」
イリオス『男は狼なのよ』
ドロシー(……この人は何がしたいんだろう……)

 

3-72 風に向かって一歩
 <その休日はよく晴れていたが、木の幹を揺らすほど強く、風が吹き荒れていた。 >

 

セーラ 「ああそうそう。凄かったわよねこの日」
ドロシー「確か、トルネード級でしたっけ?」
セーラ 「今日はウインド級ってところよねー。
     この日はもう、スカート押さえつけるのに必死で歩くのも大変だったわ」
ドロシー「……」
セーラ 「……何驚いてんの?」
ドロシー「いえ、セーラさんにもパンツが見えたら恥ずかしい程度の恥じらいはあったんだなあと」
セーラ 「オイ」
イリオス『見せパンは萎える』
セーラ 「あんたの嗜好は聞いてないっての!」

 

<(大丈夫かな? そばまで行って、風除けになってあげた方がいいんだろうか) >

 

ドロシー「意外と優しいマルスさん」
セーラ 「この子もよく分かんない子よねー」
ドロシー「複雑なんですよきっと」
セーラ 「しっかしまあ、あのミルラって子も大事にされちゃって……
     守ってあげたいオーラでも放ってるのかしらね?」
ドロシー「セーラさんには一生体得できない技術ですね」
セーラ 「オイ」

 

<「わたしが心を失った悪い竜になって、町を壊してたくさんの人たちを殺してしまう夢です。
 わたしだけじゃなくて、チキやファもそういう夢を見るって言ってました」 >

 

ドロシー「……なんだか可哀想ですね……」
セーラ 「んー、ま、大変だとは思うけどね。
     不安に押し潰されちゃうようじゃ、世の中渡っていけないわよ」
ドロシー「そんな、人間皆が皆セーラさんみたいに図太い訳じゃないんですから」
セーラ 「あのね、わたしだって好きでこうなった訳じゃ……
     っつーか、あんただって何気に神経図太いでしょうが」
ドロシー「わたしの場合は周りのはっちゃけた聖職者の方々に鍛えられましたので」
セーラ 「オイ」
ドロシー「いやだからセーラさんのことじゃないですってば」

 

3-76

 

 <マルス「はいリフ薬。……しかし手加減しないねセリカも。
      まあ、ティルフィング持ったシグルド兄さん相手じゃ余裕ないだろうけど」
  アルム「(ごくごく)……ふう。ありがとマルス兄さん」 >

 

ドロシー「うーん、凄い話ですね」
セーラ 「本当よねー」
ドロシー「兄弟喧嘩で炎出したり剣振り回したり……わたしの田舎じゃ考えられないですよ」
セーラ 「リフ薬……ジジイの出し汁だって噂なのに飲み薬とはね……」
ドロシー「突っ込みどころはそっちなんですか!?」
セーラ 「え? だって別に兄妹喧嘩なんて珍しくもなんともないし」
ドロシー(……母さん。やっぱり都会は恐ろしいところです……)

 

 <マルス「ああ、鵜呑みにしないように。これはただの、僕の些細な疑問なんだから。
      もしかしたら恋愛感情とは無関係な動機があるかもしれないだろ」 >

 

ドロシー「こ、これは……」
セーラ 「うーん……」
ドロシー「ど、どうなんでしょうね?」
セーラ 「さあねえ……ま、ひょっとしたら特別尊敬する兄弟がいるってだけの話かもしれないし、
     マジで惚れてるのかもしれないけど。とりあえず、後者だったとしたら、一つ言えることは」
ドロシー「言えることは?」
セーラ 「気持ち悪い」
ドロシー「ちょ」
セーラ 「だってねえ、いい若者が兄妹同士でべったりって……健康的じゃないわね。
     閉鎖的なのよ。もっと外の世界に目を向けないと。
     大体、他人と深く付き合って一から人間関係を築くのが怖いから、
     ついついお手軽な兄妹に目が向くんじゃないの?」
ドロシー「いや、その見方はあんまり極端なんじゃないかと……」
セーラ 「んー、ま、わたしはいつだってオープンで上昇志向だし、そのせいかもね。
     とにかく、わたしはそこまで身近な相手を好きになるとかって理解できないし、
     ぶっちゃけキモいと思うんだけど。あんたはどう?」
ドロシー「え? わたしですか? ……うーん、事情は人それぞれですし、
     本人と周囲の人たちが納得していればいいんじゃないかなあって……
     それに、人を好きになるっていう気持ち自体は、
     たとえ対象が誰であれ素晴らしいものだと思いますし。
     どういう理由でも、気持ちが確かに存在するのなら、
     そこから目をそらさずに大切にしていくべきじゃないんでしょうか」
セーラ 「ふーん。そういう見方もあるか……
     ……それにしても、あんたって意外とヲトメチックな感性なのね」
ドロシー「そ、そうですか……?」
セーラ 「ま、そもそも兄妹同士なんて法律でも禁じられて……ん?」
イリオス『俺としては萌えればそれでよし』
セーラ 「オタうぜえ」
ドロシー「っていうか誰も聞いてないですよADオルソンさん……」

 

 <アルム「……あ、大黒柱が倒れた……」 >

 

ドロシー「よく崩壊する家ですね……」
セーラ 「『今週は何回壊れるか』ってトトカルチョも出来るかもね」
ドロシー「……セーラさんって本当に聖職者なんですよね?」
セーラ 「あったりまえじゃない。こんな可愛いシスター捕まえて何言ってんのあんた?」
ドロシー「……わたしが考える聖職者像がおかしいのかな……」

 

3-78
 <リン「どうしたのリーフ!額から血が垂れてるわよ!?」
  リーフ「平気平気」 >

 

セーラ 「お決まりの光景ね」
ドロシー「怪我するのがお決まりってのもなんだか……
     でも確かに、何となく慣れた感じはしますね」
セーラ 「本人も平気って言ってるし」
ドロシー「この人もまた、悲惨な割には図太いですよね……」
セーラ 「不幸な目に遭いすぎて感覚が麻痺してんじゃないの?」
ドロシー「うーん、これを成長と呼ぶべきかどうか、微妙なところですねえ」

 

 <リフいりきけん たべたらハゲるで >

 

ドロシー「ぶはっ」
セーラ 「あー、やっぱ出し汁なんだあれ……」
ドロシー「だ、ダメですよセーラさん、そんな軽々しく決め付けちゃ……
     タダでさえテレビが捏造問題とかで叩かれてるこの時期に」
セーラ 「でもねえ……しっかし、ハゲるってのは嫌ね」
ドロシー「え、でもセーラさんおじ様好きなんじゃ」
セーラ 「冗談。渋いおじ様ならともかく、ハゲ親父なんかごめんだわ」
ドロシー「……結局要求は厳しいんですね……」

 

3-81 フラグクラッシャー
 <ロイ「ごめんね。兄さんに黙ってて。エリンシア姉さんに言ったら構わないって言ってくれたから・・・」
  シグルド「なるほど。私も別に構わないよ。今から帰れなんて、もう夜も暗いのにこんな少女を帰らせることなどできん」 >

 

セーラ 「ふむ……信用されてるのね」
ドロシー「ロイ君はいい子ですからね」
セーラ 「これがエフラムさんでミルラちゃんを『俺の部屋に泊める』とかだったら」
ドロシー「うっ……今までの疑惑から考えると凄くまずい感じがしますね……」
セーラ 「少なくとも全力で止めるでしょうね、あのご兄弟は」

 

 <シグルド「そうか。ロイ、しっかりやれよ。逃がした魚は大きかったと後悔しないようにな」 >

 

セーラ 「なーんか、似合わない台詞ねえ」
ドロシー「真面目なシグルドさんにしてはずいぶんくだけた……
     あ、でもひょっとしたら、逃がした魚が大きかった経験があるのかもしれませんよ」
セーラ 「なるほど、あんなお堅そうな人でもやることはやってたって訳ね」
ドロシー「下品な言い方は止めてくださいよ」

 

 <マルス「いくらこの家が大きかろうと客人を寝かせる空き部屋なんてないよ。あの子がロイの部屋で今晩過ごすとなれば・・・」
 #br
 ぶばぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
 #br
 ロイ「うわっリーフ兄さん!?」 >

 

セーラ 「げっ、カメラにまで血しぶきが飛んでるんだけど」
ドロシー「撮影者さんはずいぶん近くまで接近したんですねえ」
セーラ 「亡霊戦士とか精霊だからばれないのよね」
ドロシー「それにしても、リーフ君は妄想たくましいですね」
セーラ 「ムッツリスケベって、こういうのを言うのよね……」
イリオス『男は狼なのよ』
ドロシー「……」
セーラ 「……にしても、何だって女の人の部屋に泊めなかったのかしらね?」
ドロシー「それに関しては投書が来てますけど」
セーラ 「へえ。どれどれ」

 

『あの夜は、家族全員の思考がどこかおかしかったように感じます。
 きっと邪神が皆の心を狂わせたに違いありません。
 FETVさんにも、どうかアスタテューヌ教の闇を暴く報道をお願いします。
 PN.ミラの僕』

 

セーラ 「……」
ドロシー「……と、とりあえず、次いきましょうか……」

 

 <リリーナ「兄弟が多くて羨ましいわ。私なんて家にいてもなんにも面白くない。この家に住み着きたいくらいよ」 >

 

ドロシー「いや、止めておいた方が……」
セーラ 「ま、お嬢様だしね。いろいろと刺激が欲しいお年頃なんでしょ」
ドロシー「わたしは静かな方が性に合ってるんですけど」
セーラ 「あらダメよドロシーったら、人生一度きりなんだから、もっと積極的に刺激を求めていかなくちゃ」
ドロシー「……刺激はもう十分ってほど足りてますよ、セーラさんのおかげで」

 

 <リーフ「迷惑だよ盗み聞きなんて」
  マルス「かわいい弟の恋を見守ってあげてるんじゃないか」 >

 

ドロシー「物は言いようって感じですね」
セーラ 「テニスの王子様ならぬ詭弁の王子様ね」
イリオス『俺様の偽善に酔いな』

 

 <ロイ「リリーナが寂しいなら、僕がなるべく側にいるよ。リリーナが孤独になったら僕が忘れさせてあげる」 >

 

ドロシー「うわぁ……ロイ君ったら、天然でなんて気障な台詞を」
セーラ 「こんなこと間近で言われりゃ、そりゃお嬢様はクラッと来ちゃうわね」
ドロシー「それにしてもカメラワーク凄いですね」
セーラ 「正直近すぎなくらいね。よくばれなかったもんだわ」

 

 <ヘクトル「ちょっ、兄貴何やって・・・うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
  シグルド「何やってんだアイク!!わあああ」
  セリス「い、家が崩れるーーーーーーーーーーーー!!!!」 >

 

ドロシー「本当に何やったんでしょうねアイクさん」
セーラ 「さあねえ。カメラマンが興奮してたせいで、こっちの状況は映らずじまいだし。
     って言っても、大体想像はつくけどね」
ドロシー「まあ、どうせラグネルの衝撃波がどうのとか蚊を落とそうとして
     ラグネルを振るった、とかそういうのなんでしょうけど」

 

 <ロイ「その・・・・・・こんな感じだよいつも・・・・せ、折角来たのにごめん」
  リリーナ「やっぱりロイの家に来るのは控えるわ・・・・・・・」
  マルス「アイク兄さん・・・・・壊すのは自分のフラグだけにしてくれ・・・・・」 >

 

セーラ 「いい落ちがついたもんね……」
ドロシー「これじゃ、リリーナさんがロイ君のお嫁さんになる日も遠そうですね」
セーラ 「ま、別にアイクさんだけが障害って訳じゃなさそうだけど」
ドロシー「うーん……シグルドさんと熱々なはずのディアドラさんがなかなかお嫁に来ないのも、
     やっぱりその辺りが原因なんですかね」
セーラ 「いやー、あれはただの悪女でしょ、悪女」
ドロシー「他人様まで悪人に仕立てようとするのは止めてくださいよ」
セーラ 「ちょっと、それじゃわたしが悪女みたいじゃない?」
ドロシー「あ、そうですね、ごめんなさい。
     セーラさんは悪女気取ろうとしても見抜かれて笑われるような女性ですよね」
セーラ 「オイ」

 

3-93 奥義の朝

 

 <エリンシア「……飛行系最上級職奥義……!」 >

 

ドロシー「って、朝っぱらから何やってるんですかエリンシアさん!?」
セーラ 「しかもずっとニコニコしたままってのが怖すぎね……」

 

 <エリンシア「(にこにこ)はいはいリライブリライブーっと。
       おはようヘクトルちゃん。さ、次はエフラムちゃんを起こしてあげなくては」 >

 

ドロシー「ってことは、毎朝兄弟全員に同じことを……?」
セーラ 「自分で起きる子たちは免れてるでしょうけどね」
ドロシー「じゃあ、アイクさん、ヘクトルさん、エフラムさん辺りは毎朝ですかね」
セーラ 「多分ね。っつーか、どっちかと言うと毎朝こんなことされてるのに
     構わず惰眠を貪ろうとする方に驚いたわ」
ドロシー「うーん、習慣は変えがたいものなんですねえ」

 

3-94 シグリン怒りの超必殺

 

 <ルーテ「はい、今度兄妹ものの本を出すので、その取材に」 >

 

セーラ 「この子も割とどっぷりはまってるわよね」
ドロシー「兄妹もの……ってことは、実際どんな感情を持ってるのかとか、そういうことを聞きにきたんでしょうね」
セーラ 「ま、想像だけで書いてしまわないってのは評価できるけど」
ドロシー「うーん、でもそういうのがリアルってのもなんか嫌ですね」
セーラ 「何言ってんの、取材とかしないで書かれた漫画って失笑ものよ。
     最近の少女漫画とか凄いんだから」
ドロシー「そうなんですか……?」
イリオス『この俺が一人エッチするはめになるなんて……!
     そのきれいな顔を吹き飛ばしてやるぜ!
     みたいな』
ドロシー(何を書いてるのか全然分からない……)

 

 <リン「ああっ!?シグルド兄さんが設定とかシステムとか色々無視して流星剣と月光剣と天空を同時発動した!?」 >

 

セーラ 「凄い光景ね」
ドロシー「もはや何色に光ってるのかさっぱり分かりませんね」

 

 <アスレイ「うわああああぁぁぁぁ!!!」 >

 

ドロシー「ってシグルドさん、思いっきり他人様を傷つけてますけど!?」
セーラ 「ホント、怒ると見境なくなる人ね……」
ドロシー「これでよく傷害罪とかにならないですよね……」
セーラ 「フリーダムでクレイジー、それが紋章町の合言葉だからね」
ドロシー「いつ決まったんですか……というか、どこの世紀末世界ですかそれは」

 

 <シグルド「まったく、血のつながりのあるもの同士で恋愛なんてたとえ漫画の世界でもでもおかしい話だよな?」 >

 

セーラ 「全面的に同意ね」
ドロシー「そういうのに心惹かれる人たちもいるんでしょうけどね」
セーラ 「ま、従兄妹ぐらいなら問題ないけど」

 

3-97 りゅうせいけん

 

 <エリウッド「おかえり……って、またたわしか。何でこんなたわしばっかり……」>

 

セーラ 「たわしなんてそう何個もいらないわよね」
ドロシー「家によっては一個もないところもありそうですけど」
セーラ 「……」
ドロシー「……? どうしたんですかセーラさん、わたしの頭をじっと見て」
セーラ 「いや……あんたの髪を爆発させたら、たわしそっくりになりそうだなあって」
ドロシー「変な想像はやめてください!」

 

 <ラドネイ 「イザークラーメンの流星軒へようこそ!」>

 

ドロシー「有名ですねえ、イザークラーメン」
セーラ 「本場のはおいしいからね」
イリオス『多分現実世界の札幌ラーメン辺りに相当すると思われる』
ドロシー(何の話をしてるんだろう……)

 

 <ロドルバン「おや、セリス様にリーフさんじゃないですか」>

 

ドロシー「マルス君もですけど、セリス君もかなり顔が広いですよね」
セーラ 「二人とも違った方向にカリスマがあるんでしょうね、きっと」
ドロシー「どっちとも、ただ立ってるだけで人が寄ってくるようなタイプですものね」
セーラ 「ま、わたしも黙ってるだけで男が寄ってくるんだけどね」
ドロシー「動物園の珍獣みたいなものですね」
セーラ 「オイ」

 

 <エリウッド(……リーフ。なんでセリスだけ様づけなんだ?)
  リーフ  (生徒会長だからじゃない?)
  エリウッド(……変な学校だな)>

 

ドロシー「本当に変な学校ですね……」
セーラ 「あーいや、わたし聞いたことあるわ、この変な学校」
ドロシー「いや、公共の電波に変な学校とかいう単語を載せないでくださいよ」
セーラ 「いや実際変なんだって。なんかね、生徒会が二つあるらしいのよ」
ドロシー「はい?」
セーラ 「一つは与党的でもう一つは野党的な立場。
     で、光の生徒会と闇の生徒会で、それぞれの会長は
     光の生徒会長と闇の生徒会長って呼ばれてるとかなんとか」
ドロシー「一昔前の漫画みたいな話ですね……」

 

 <エリウッド「あ、ああ、そうだった。それじゃ、いただきます……うお、見た目通り辛い……!
        だがしかし、これは味覚を麻痺させない程度にピリリとした、絶妙な辛さだ……!
        そしてこのプリプリとした歯ごたえ良好な太麺……!」>

 

セーラ 「あ、やば、ラーメン食べたくなってきたかも」
ドロシー「そうですね。今日の帰り、ラーメン食べに行きましょうか」
セーラ 「いいわねー。どっかお勧めの店とかある?」
ドロシー「ええっと」
イリオス『仕事中、仕事中!』

 

エリウッド(どっかで見たことあるぞこれーっ!?)

 

イリオス『東京フレンド○ーク』
ドロシー「元ネタ解説ご苦労様です」

 

 < 勇者の券を手に入れた!>

 

セーラ 「好感度アップ狙ってるのかしら」
ドロシー「いや、別にエリウッドさんの好感度を上げたい訳じゃないでしょうけど」
イリオス『アッー!』
ドロシー「そういう意味でもないと思います」

 

3-119

 

 <サラ 「リーフ・・・・・疲れてる」>

 

セーラ 「そりゃま、こんな三人娘の相手を日々続けてりゃ疲れるでしょうよ」
ドロシー「そうですよね、相手をしてるだけで疲れる人っていますよね」
セーラ 「あら、ダメよドロシーったら、友達は選ばなきゃ」
ドロシー「……選べるものなら選びたいですけどね。社会人って辛いです……」
セーラ 「ま、元気出して生きなさいよ」
ドロシー(……この人は自覚があるんだかないんだか……)

 

<ナンナ つ『上半身』
 ミランダ つ『顔』
 サラ つ『下半身』 >

 

イリオス『エロい』
セーラ 「真っ先に反応するな!」
ドロシー「サラさんに下半身って言うのはなんだか凄くまずそうなイメージが……」

 

<ミルラ 「お兄ちゃん・・・あのクジに書いてある言葉がわかりません・・・」
 エフラム 「知らない方が、幸せな時もある」 >

 

セーラ 「本当は懇切丁寧に教えたいんじゃないの?」
ドロシー「だからロリコン疑惑を無駄に煽るのは止めましょうよ」
イリオス『男は狼なのよ』
ドロシー「ADオルソンさんも、そのネタはもういいですから」

 

 <アイク「なるほど、そういうことか。
     わかった、今回は一週間ばかり篭る予定だったがお前達の時間に合わせる事にしよう」>

 

セーラ 「……」
ドロシー「……あの、アイクさんって普通に働いてらっしゃるんですよね?」
セーラ 「なんでこうもフリーダムなのかしら、この人って……」
ドロシー「セーラさんでもそう感じるんだからよっぽどですね……」
セーラ 「オイ」

 

 <リーフ「なんで僕はここにいるんでしょう?」 >

 

セーラ 「相変わらず巻き込まれてるわねー、この子も」
ドロシー「うーん……でも、こういう言い方も何ですけど、リーフ君の場合は見てて安心感がありますね」
セーラ 「ま、これがセリス君とかロイ君とかだったらちょっと心配かもしれないけどね」

 

 <リーフ「いやあああ、らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!! こっちこないでぇぇぇぇぇl!!」>

 

セーラ 「うわぁ、凄い絵ねこれは」
ドロシー「大丈夫なのかな……しかしこう、この映像を見てるとあの一言が思い浮かびますね」
セーラ 「あ、やっぱあんたもそう思った?」
ドロシー「ええ、紋章町お約束のあのワード」
声   「ひどい有様です」
セーラ 「……」
ドロシー「……今、どこから声が……?」

 

 <マルス「ん~、なんとなくオチが読めたよ(袋の中身を取り出す)」 >

 

ドロシー「って、リーフ君袋詰めですか!?」
セーラ 「んー、まあ、背負ってくるよりはずっと楽でしょうけどね」
ドロシー「いや、この扱い、人によっては死にますよ下手したら」
セーラ 「その辺は『リーフなら大丈夫だろ』っていう信頼感があるんじゃないの?」
ドロシー「嫌な信頼感だなあ……」

 

3-128 さかあがり
 <(ああ、あの辺で剣の玩具を振り回したりしたな。すべり台の上から飛び降りてみたり、ブランコか
 ら大ジャンプを決めたり)>

 

セーラ 「今のはっちゃけぶりからすると考えられないぐらい普通の子供ね」
ドロシー「誰にだって子供の頃はありますよ。セーラさんだった子供の頃は少しは可愛かったんでしょう?」
セーラ 「オイ。……って言うか、あたしこのニュースパスしたいんだけど」
ドロシー「は? どうしてですか?」
セーラ 「湿っぽい話って苦手なのよね」
ドロシー「ダメですよ、これも仕事なんですから」
セーラ 「なんでそう真面目なのかしらねー」
ドロシー「……わたしだって、仕事じゃなかったら一日中エロ神父のたわごと聞いて
     過ごすのなんてとても耐えられませんよ……」
セーラ 「……」
ドロシー「……」
セーラ 「……イ㌔」
ドロシー「だからこういうときだけ同情的になるのは(ry」

 

 <逆上がり、難なく成功。>

 

セーラ 「よく鉄棒がポキンといかなかったわね」
ドロシー「そこまで重くはないでしょうさすがに……」

 

 <「そうよね、おかしいわよね、こんなの。ごめんね、変なお姉ちゃんで、ごめんね」>

 

ドロシー「ああ、なんだか重たい話に……」
セーラ 「この人も結構自虐的よねえ……ってか、わたしマジこの空気耐えられないんだけど」
ドロシー「我慢してください」
セーラ 「うー……」

 

 <「ね。こんな風に、いつも皆が心配なのよ、わたしは」>

 

ドロシー「いいお姉さんですね……」
セーラ 「……」
ドロシー「……セーラさん、ひょっとして泣いて」
セーラ 「ち、違うわよ! 単に湿っぽい話が嫌いなだけなの、わたしは!」
ドロシー「……これが世に言う……」
イリオス『鬼の目にも涙』
セーラ 「ってオイ」

 

3-142

 

 <エフラム 「のろ?あぁ、カタツムリか」>

 

セーラ 「うえぇーっ! 気持ち悪ーいっ!」
ドロシー「え、セーラさんカタツムリダメなんですか?」
セーラ 「カタツムリっていうか、虫とかそういうの全部ダメ。
     ほら、わたしって超可愛いシスターだから」
ドロシー「後半はいつものたわごとだから放置するとして……うーん意外ですね」
セーラ 「何が?」
ドロシー「セーラさんなら、たとえゴキブリが出たって平気で潰しそうだなあって。素手で」
セーラ 「……あんたわたしを何だと思ってるの?」

 

 <マルス 「どうみても親子です、本当にありがとうございました」 >

 

セーラ 「ほのぼのしてるわねえ」
ドロシー「ミルラちゃん的には親子っていうのは微妙でしょうけどね、きっと」

 

 <マルス 「確かにね、カタツムリといえば昔あるお方が容姿を気に入ってたので健気な僕がたくさん集めてプレゼントした記憶が」 >

 

セーラ 「うえぇ、気持ち悪ーっ! 想像しちゃったじゃない!」
ドロシー「むしろよくそんなに頑張って集めたもんですよね……」
セーラ 「この子もこの子でリンを困らせることにかけては情熱じみたものを感じるわね……」

 

 <リン 「覚えたての新技だから手加減できないわよっ!」 >

 

セーラ 「そしてこっちもこっちで変な努力を……」
ドロシー「マルス君にお仕置きするために日々研究してるんですかね……」
セーラ 「なんだかんだで似たもの姉弟よねー、この二人って」

 

セーラ 「今週のニュースはこんなところね」
ドロシー「それじゃ、次のコーナー……ユアン君?」
ユアン 「はいはーい。それじゃ、今週の『ユアンのベストショット!』まずは一枚目」

 

兄さんの胃薬

 

ドロシー「うわぁ……相変わらず苦労されてますねエリウッドさん」
セーラ 「ま、あの家じゃこんな神経細い人は辛いでしょうね」
ドロシー「セーラさんぐらいたくましい人だったら大丈夫なんでしょうけどね」
セーラ 「ふふん、ま、わたしってタフさも売りなかよわい超絶美少女シスターだから」
ドロシー「また矛盾してる……そして『図太い』を『たくましい』って言い換えただけでこれだもんな……」
セーラ 「何か言った?」
ドロシー「いえ別に何も。それじゃ次の一枚よろしく」
ユアン 「はいはい。次はこれ」

 

ガテン系アニキ

 

ドロシー「決まってますねー、アイクさん」
セーラ 「っていうか、明らかにポーズ取ってるわよねこれ」
ユアン 「うん、いい絵を求めて町をさ迷ってるときに見かけたから、お願いしたんだよ」
ドロシー「なるほど。でも、このハンマー釘を打つには大きすぎるような……?」
セーラ 「別のものを叩くんじゃないの?」
ドロシー「何ですか別のものって」
セーラ 「そんなの知らないわよ」
ユアン 「うーん、でもアレだよね」
ドロシー「何ですか?」
ユアン 「いやー、僕としてはこんなムキムキのお兄さんより可愛い女の子を撮ってた方が楽しいなあって」
セーラ 「あら、可愛い女の子ならここにいるじゃない。
     ま、あんたが撮った女の子の写真ってなんか構図がやらしいから好きじゃないんだけど、
     是非とも写真集を出したいって言うんだったら特別に被写体になってあげても」
ユアン 「えー、いらないよ。セーラさんってヨゴレ系だから僕の食指が動かないんだよね。
     やっぱ、女の子って言うのはもっとこう可愛らしいイメージがないとさあ」
セーラ 「……」
ユアン 「被写体としてはドロシーさんの方が興味をそそられるかなあ」
ドロシー「え? わ、わたし?」
ユアン 「うん。あんまフリフリしてないエプロンとか、そういう素朴な服着たら似合うんじゃないかな。
     ウェイトレスさんとかも案外イケると思うよ。普段の野暮ったい格好とのギャップで」
ドロシー「うーん、よく分かりませんけど……」
ユアン 「それに比べてセーラさんは元の素材はそこそこなのに色気が全然足りないね。
     やっぱり、女の子は恥じらいとかで男の想像力を刺激しないとさー」
セーラ 「ユアンくーん? ちょっとお姉さんとあっち行こうねー」
ユアン 「えー、なにセーラさん、僕が可愛いからって悪戯とかするのはダメだよ」
セーラ 「ううん、そんなことしないから、おいでおいで」

 

 ~一分後~

 

ドロシー「あ、セーラさん一体どこへ」
セーラ 「んー、ちょっとゴミ捨て場へねー」
ドロシー(……後で助けてあげよう……)

 

・今週のセーラ的名言
 3-122
 <リーフ「あ…スターライトエクスプロージョンが点いたり消えたりしている
    アハハハ…大きいなぁ。メティオかなぁ?
    いや、違う。違うな。最行動の星はもっとピキーンって動くもんなぁ」 >

 

セーラ 「言ってることが支離滅裂なこの一言!」
ドロシー「……これ、レストで治ったんですかね……?」

 

・今週のドロシー的名言
 3-81 フラグクラッシャー
 <ロイ「リリーナが寂しいなら、僕がなるべく側にいるよ。リリーナが孤独になったら僕が忘れさせてあげる」 >

 

セーラ 「なに、あんたまでクラッときたの?」
ドロシー「いえ……ただ、こういう台詞がさらりと出るのは凄いなあと」
セーラ 「ま、意識してないからいいんでしょうけどね、この子は」
ドロシー「口説き文句と言うよりは素で考えてることって感じですもんね。気取った感じが全然ないし。
     その辺りが人気の秘訣なんだろうなあ……」

 

・今週のイリオス的ナイスレス
 140 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2007/06/21(木) 15:23:16 ID:weG6bfMa
   結局飯は食ってないんだぜ

 

イリオス『ボソッとしたツッコミワロス』
ドロシー「すきっ腹抱えて眠ったんでしょうね、アイクさん……」
セーラ 「なんか腹の虫まで大音量な感じがするわね、あの人……」

 

セーラ 「さて、それじゃ終わりに、今週のまとめといきましょうか」
ドロシー「今週も、紋章町全体では大して大きな事件はありませんでしたね」
セーラ 「ま、その代わり兄弟さん家じゃ相変わらず家が壊れたりといろいろ大変だったみたいだけど」
ドロシー「あのご家族はそれが普通ですからね……よく考えてみると凄い話」
セーラ 「ちなみに今週はこんな感じだったわよ」

 

・投下されたネタ数 12

 

・兄弟最多登場
 リーフ 6

 

・兄弟最小登場
 エイリーク 0

 

・兄弟以外最多登場
 ミルラ 4

 

セーラ 「リーフ君たら今週も悲惨」
ドロシー「それに比べてエイリークさんは一度もカメラに映りませんでしたね」
セーラ 「ま、あの子の日常なんて上品過ぎてつまんないと思うけどね」
ドロシー「そういう言い方もなんか……そして相変わらずよくカメラに映るミルラちゃん……」
セーラ 「……カメラ構えてる亡霊戦士とか精霊の中にロリコンがいるんじゃない?」
ドロシー「嫌だなそんな亡霊とか精霊とか……」
イリオス『ここでボケて!』
セーラ 「おせーよ!」

 
 
 

ドロシー「さて、お別れの時間となりました」
セーラ 「皆と一週間も会えないなんて、セーラちゃんとっても悲しい~☆」
ドロシー「だからそのキャラはいろいろと手遅れですってば……」
セーラ 「それじゃ、またね皆! 来週も変なニュースをたくさん紹介しちゃうわよ!」
ドロシー「変なニュースになるの確定なんですね……
     ええと、当番組では、皆様のご意見ご感想等をお待ちしております、と。
     それでは皆さん、また来週」
セーラ 「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りしましたー」

 

イリオス『(株)ロプト』

 

イリオス『エリミーヌ教団』

 

イリオス『アスタテューヌ教団』

 

イリオス『歴代FE主人公が兄弟だったらスレの皆さん』