関連項目:アビリティ/【エンカウント半減】、アビリティ/【てきよけ】
FF6
装着すると敵とのエンカウント率が半減するアクセサリ。歩くごとにエンカウント率が増加するため、エンカウントまでの歩数は単純な2倍にならず、約1.35倍になる。
ベクタ和平会談の会食の結果で、評価が最高だった場合にガストラ皇帝からもらえる。売値は1ギル。
FF6は一歩歩くごとに「危険値」(danger counter)が加算されていき、一歩ごとに生成される0から255の乱数値が危険値/256未満になるとランダムエンカウントが発生する。
危険値が高いほど戦闘が発生しやくなり、戦闘後に危険値は0にリセットされる。危険値はフィールドでは一歩ごとに192ずつ増え、ダンジョンでは112ずつ増える(一部例外あり)。
退魔の腕輪はこの一歩ごとに加算される危険値を1/2にする。
- シミュレーションの結果、通常の平均的なエンカウント歩数は23歩であり、最短で2歩・最長で92歩がおよその数値となる。
エンカウント率一覧
エリア | エンカウント | 危険値 | 危険値(退魔の腕輪) |
---|---|---|---|
フィールド1 | なし | 0 | 0 |
フィールド2 | 少ない | 96 | 48 |
フィールド3 | 普通 | 192 | 96 |
フィールド4 | 多い | 384 | 192 |
ダンジョン1 | 少ない | 64 | 32 |
ダンジョン2 | 普通 | 112 | 56 |
ダンジョン3 | 多い | 352 | 176 |
ダンジョン4 | 非常に多い(未使用) | 512 | 256 |
※モルルのお守り装備時は加算される危険値が0になる。
世界崩壊後はコロシアムでも入手可能。対応アイテムは
元になるアイテムは複数入手が面倒な上、出てくる敵も厄介。
モルルのお守りをかけて退魔の腕輪を手に入れる人はいないだろうし、スノーマフラーではあの凶悪攻撃を仕掛けてくる奴が出てくる。
死者の指輪は即死耐性さえ付ければ最も対処がしやすい相手だが、賭けるアイテム自体がこれまた希少価値の高い代物。
まあ、会食でもらえる一つともう一つ、それとモルルのお守りがあれば構わないとも言えるから使い道に乏しい死者の指輪をかけるのが多いだろうが…。
- とはいえ、この中で最も複数入手が容易なのはスノーマフラーである。ベヒーモスーツが獣ヶ原で案外簡単に手に入るからだ。
ただし、アウトサイダー&用心棒という、即死物理攻撃の使い手との2連戦になるのがキツイ。
退魔の腕輪をコロシアムに賭けると飛竜の角が景品になる(対戦相手はスノーマフラーと同じく用心棒)。
崩壊前から会食の結果次第では利用できるのも退魔の腕輪のメリット。
崩壊後にモルルのお守りを手に入れれば分割パーティー用のサブとしての運用が主になる。
- お守りはモグ専用なのに対し、こちらは全員装備可能。
崩壊後でも、パーティ分割時には有ると便利である。
特にGBA版の竜の巣はかなり複雑なダンジョンなので、2つ確保しておきたい。
- はっきり言って装着しても、「エンカウント率が下がったな~」とは実感できない。おそらくはエンカウント率も半減くらいはしているんだろうけど。
- 特にGBA版のダンジョンは、(感覚的に)約10歩に1回ほどの高エンカウント率。そんなオートてきよせ状態では例え半減したとしても20歩に1回。
エンカウント0の「モルルのお守り」には遠く及ばない、というのが偽らざる実感。過度の期待は禁物。
上記のように、内部的に退魔の腕輪でエンカウント率は半減しているのだが、歩くごとにエンカウント率も増加しているため、体感では「半減した」という印象にならなくなる。
エンカウントまでの歩数も倍になるのではなく、1.35倍。とはいえ約3割長く戦闘なしで歩けるとしたら、長期的に見て無いよりは装備すべき十分な効果だろう。
- 最もエンカが厳しい追加ダンジョンで、単純計算10歩に1回の戦闘が13歩に1回になるとして、同じ10回戦闘すれば30歩、つまり退魔の腕輪装備時は3回戦闘をカットしたことになる。
もっとエンカウントが緩いエリアならそれだけ戦闘までの歩数も長く伸びる。- このアクセを装備する時は「敵と会いたくない」時だろうから、いつもより気持ちが過敏になってしまっているのかもね。
とはいえ決して「死にアイテム」ではなく、ちゃんと効果はある。この点はご安心を。
- このアクセを装備する時は「敵と会いたくない」時だろうから、いつもより気持ちが過敏になってしまっているのかもね。
低レベル攻略ではほぼ必須。
ニンジャやフェイズなど、逃走不能敵だけのパーティに出遭うとリセット確定になるためである。
特に魔大陸では「ニンジャ×2」に対抗する唯一の手段となる。
- 運が良ければ、ニンジャと出会わずにセーブポイントまで駆け込める。
- 通常のプレイでも、魔大陸には強敵が多いので有ると便利。
FF6(ピクセルリマスター版)
Switch/PS4版のブースト機能でエンカウントのON・OFFが可能になったため、存在意義が無くなってしまった
FF10-2
『エンカウントなし』と運+10の効果を持つアクセサリ。
つまりは6のモルルのお守りな訳だが、10-2では中盤あたリで手に入る。
しかも強くてニューゲームがある仕様上、2周目以降はザコ戦を全くせずに進むことも可能。
ただし聖ベベル廟では効果が無い。
イベント重視の作品なので、戦闘が面倒な人向けの防具。
ナギ平原の青色公司の景品(金次第ですぐに手に入る)、ブリッツボールで手に入る以外に、サノー(アジト最後)が持っている。
バラライ(ベベル)から盗むこともできる。
FFRK
ゴゴの英雄神器「退魔の腕輪【VI】」(アクセサリ)として登場している。
固有効果は自身の待機時間を短縮、最大HP+500、全属性軽減【中】。