「ようじんぼう」または「ヨウジンボウ」の言葉の元である「用心棒」とは、元々の意味は「用心の為に備えておく、盗賊などから身を守る為に備えておく武器的な役割をする棒」という意味であり、それが転じて「護衛や非常の場合のために、身辺に置く腕ききの者」すなわちボディガードのような意味となった。
FF5
Lv52、HP3960、MP0、種族:人。
攻撃力109、物理倍率13、素早さ20、魔力0。
防御力5、回避力10、魔法防御0、魔法回避50。
弱点・無効化・吸収属性なし。カテゴリ弱点なし。
有効な状態異常:全て有効。
行動:
通常時
- 1ターン:たたかう/たたかう/しぼる
操る:たたかう/しぼる。はなつ:しにがみのつるぎ。
盗み:通常枠コテージ/レア枠あめのむらくも。落とすアイテム:ちからだすき(6.25%)。
EXP:2000。獲得ギル:645。
得意技>しぼる(麻痺、毒、暗闇)。
ボス系耐性なし。
HPこそは低いが全モンスター中トップクラスの攻撃力を誇り、さらに「しぼる(絞る)」で大ダメージ+猛毒&暗闇効果を与えてくるかなりの強敵。
SFC版最強の刀、あめのむらくもがレア枠で盗める。
SFC版では60/256=約1/4の微レア枠でしか出現しない。
次元城の屋上(ツインタニアと戦う所)で微レア枠で2体で出現する。
あめのむらくもを盗むならここがおすすめ。ただでさえ強力な攻撃が2倍になって襲いかかるので、その点には注意。
- たたかうエフェクトと所持アイテムが関連付けられており、刀(むらさめ )のエフェクトで攻撃してくる。
玉座の間から出た広い外観部分や次元の狭間の塔のエリアから来た入り口部分では、忍者(モンスター)と一緒に一体ずつ、微レア枠で出現する。
予備知識なしで「あめのむらくも」を盗むのは大変。出現率が微レア枠なのも影響している。
スタッフ的には、次元の狭間の強力なモンスター達が相手に疲弊しきって次元城にやっと着いたのに、強いボスだらけで先に進めない初心者プレイヤーの救済を意図したコテージだと思われる。
実はコテージをまともに盗める敵は用心棒くらいで、ブルードラゴンやカタストロフィーからはレア判定になっている。
- その前にこいつ自身が強すぎるような気がするが、だからこそ用心棒が務まるのかもしれない。
全ての状態異常が通用するので例によって魔法剣スリプルで無害化できる。
あめのむらくもを盗んだら魔法剣ブレイクで片付ければよい。
- ボス系耐性も持たない。
同時出現する忍者も同様で、かつ両者ともレベル4グラビガ有効。
カエルにしておけば「しぼる」を使われることもなくなるのだが、魔法回避が50%と高いため、黒魔法や青魔法、「うたう」では不確実。
無力化するよりさっさと盗む→リターンを繰り返すか、ゴーレムを使おう。
麻色の着流しを靡かせながら太刀を担ぐ姿がカッコイイ。
出現場所こそ限定されているものの、あめのむらくもが盗める分も含めて、中々印象深いモンスター(?)ではなかろうか?
- デザインはなかなか秀逸だと思う。ただ、お肌の色がグレー過ぎてちょっとゾンビっぽいかも。
ようじんぼうを「はなつ」ことで使う技は「しにがみのつるぎ」。
- イメージ的にはFF6の「死んでもらいます」に近い。
- レア枠のあめのむらくもは歴史上では天叢雲"剣"や草薙の剣(くさなぎのつるぎ)と言われているから「つるぎ」という技名に違和感は無い。
また放つの効果についてもこの剣自体が曰く付なので案外合っているのかもしれない。
それにしても色違いになっただけで素浪人→用心棒とはずいぶんと出世したものである。
ゲームの内部データには
頻出枠1:用心棒、忍者
頻出枠2:用心棒2体
微レア:用心棒2体
レア:モールドウインド3体
という未使用のエンカウントテーブルが次元城牢獄に存在している。
- 旧スマホ版のみ対応しており、他の機種では牢獄エリアはエンカウントなしになっている。
FF5(GBA版)
隠しダンジョンの『巨人の洞窟』エリアおよび『奈落の滝』エリア(宝物庫限定)でも出現する。
- 巨人の洞窟B1Fでは微レア+頻出枠で約60%の出現率、同B2Fおよび奈落の滝宝物庫では約35%の頻出枠なので、追加アビリティ「てきよせ」の効果もありあめのむらくも収集は簡単になっている。
FF5(iOS/Android版)
旧スマホ版ではアポカリョープスやカタストロフィーのいる牢屋エリアで新たにエンカウントするようになった。
高確率で用心棒2人組か、忍者と一緒に出現する。
セーブポイントが近いので盗みに活かそう。
FF5(ピクセルリマスター版)
ピクセルリマスター版では次元城の牢屋エリアはSFC版と同じくエンカウントなしに戻った。
FF6
Lv59、HP7050、MP2600、種族:人間。
攻撃力13、防御力100、命中100、素早さ35。
回避率40、魔力5、魔法防御180、魔法回避0。
弱点属性:毒。吸収・無効化属性なし。
有効な状態異常:毒、カッパ、沈黙、バーサク、スロウ、ストップ、プロテス、シェル、ヘイスト、レビテト、リフレク、透明、スリップ、ゾンビ。
行動:
通常時
- 1~3ターン:二連続行動。たたかう/たたかう/何もしない→たたかう/たたかう/何もしない
4ターン:二連続行動。かまいたち/たたかう/何もしない→かまいたち/たたかう/何もしない
- あいうち(100%使用)
操る:たたかう/あいうち/かまいたち/しのせんこく。スケッチ:あいうち/かまいたち。あばれる:ショック。
盗み:通常枠なし/レア枠正宗。落とすアイテム:なし。
変化:成功率12.5%。ポーション/ポーション/ポーション/源氏の小手。
EXP:2300。獲得ギル:2000。
ラストダンジョンの瓦礫の塔で登場。Lv59、HP7050。
亜種にサムライ、サムライソウルがいる。種族は人間。
死ぬ間際に「相討ち」を必ず使用するが、即死物理攻撃のために物理回避をしないと即死耐性があっても戦闘不能になる。
あいうちはファイナルアタックなので、カッパ状態でない限り必ず仕掛けてくる。
物理回避率を高めるか、ミラージュベストを装備するか、あらかじめバニシュをかけて透明状態にしておくと良い。
物理回避率が無意味なSFC版・PS版では、魔法回避率を上げて対処すること。
- 弱点は毒属性。状態異常は暗闇・石化・即死・混乱・睡眠・死の宣告に耐性あり。
ガウの暴れるでようじんぼうを選択すると、あの伝説の技「ショック」を使える。
レオ将軍の技を使えるとはこの「用心棒」、只者では無い…。
- 用心棒が自分では使わないのは、ケフカの嫌っていた相手の技だからだろうか?
獣ヶ原の登録枠には、キングベヒーモスと同一の枠が使われている。
メタモルフォースで源氏の小手に変える事が可能。
レア枠で正宗が盗める。愛刀も由緒正しき名刀という演出の粋な計らい。
相討ちのせいで霞みがちだが、4ターン目に「かまいたち」も使ってくる。
挟まれたらゴーレムで対策してもいい。最悪テレポや煙玉で逃げるのも手。
- さっさとカッパにしてしまえば楽に倒せる。
ようじんぼうをカッパにすると、特殊行動がクリティカルヒットに置き換わる。そのことだけは注意。- カッパ化で相討ちの発動を防げるのは、カッパ状態が永久状態異常なので戦闘不能の敵でも効果が持続するため。
- バーサクをかけてやれば相討ちは防げないが、かまいたちを封じることが可能な上にクリティカルヒットも発生せずに済む。
いずれにせよ、かまいたちさえ何とかしてしまえば透明化で完封できるという事になる。
それに乗じて、源氏の小手の入手作業も格段にやり易くなる。
この敵の本当の恐ろしさはコロシアムで実感することになる。
コロシアムで対戦相手となるのは、
コロシアムはバトルに入ると透明状態も解除されるから、予め透明になっておく事ができないのも怖い。
素直に物理回避を(SFC版・PS版では魔法回避を)高めておくのが得策。
アウトサイダーと違って即死は通用しない代わりに、即死魔法の類は死の宣告しか使わないので、即死耐性のあるアクセサリはほぼ不要。
マンイーターの種族特効で短期決着を狙いたい。
「スケッチ」で相打ち・かまいたち、「操る」で更にたたかうと死の宣告が使える。
「あやつる」と任意に相討ちが使える。本人は死なないので、他の魔物をバシバシ斬ってもらおう。
- 用心棒が2体現れて片方の相討ちをもう片方に食らわせた場合、
操ってる用心棒が相討ちを食らう→操っていない用心棒死亡→操ってる用心棒がこちらに相討ち
という順で発動する。ややこしい。
挟み撃ち、背後から相討ちが発動すると分身を貫通する。
背面攻撃は必中扱いであり、分身は必中系物理攻撃には無意味なため、挟み撃ちの場合は透明の方がいいかもしれない。
グラフィックがサムライとまったく同じ。
「クロウラ&フィガロリザード」も同グラフィックのモンスター。
FF6(GBA版)
EXダンジョンの竜の巣の竜の神殿エリアにも出現し、魂の祠の第6グループの4戦目に悪魔の騎士とセットで現れる。
また、斬魔刀を賭けた時の対戦相手にもなっている(景品はゴッドハンド)。
これは明らかにFF10のリスペクト演出だろう。
FF6(ピクセルリマスター版)
相討ちをセーフティビットなど即死耐性で回避できるようになった。
FF10-2
表記は「ヨウジンボウ」。
SLv3以降に発生する盗まれた祈り子の洞窟でのイベント「観光客を救出せよ!」のボスとして戦うことになる。
他の召喚獣はストーリーを進めるうえで必ず戦うことになるが、「観光客を救出せよ!」は任意イベントなのでヨウジンボウのみ戦わなくてもクリアできる。
ある意味不遇な扱い。
行動回数に応じて「ダイゴロウ」「小柄」「脇差(単体・全体)」を使い分け、12回ほど行動するたびにこちら全員のHPとMPを1にする「斬魔刀」を繰り出してくる。
「小柄」には毒効果があるのでHP1になった所に毒ダメージが発生するとやられる。「斬魔刀」がくる前に解除するか、毒防御を持っていた方が良い。
「ダイゴロウ」はヨウジンボウがひるんでいても攻撃してくる。
- 斬魔刀→ダイゴロウでやられるパターンが多い。
毒に関しては1周目でこの時点だと3人に十分な対策は取りづらいかもしれないが、出来るだけのことはして挑みたいところ。 - 使用する技は4種類だが、待機モーションが全て異なるので発動前に判別可能。
- 常に相手の構えを見てから動き、斬魔刀の構えに合わせてハイポーションを入力すればHP1になった直後に回復が発動し、追撃でやられるのを防げる。
HPは22000。
1周目でなおかつ挑戦できるようになってすぐの挑戦だと、この時点のパーティーには少々きつめの数字。
この水準のボスを倒せないと終盤のボスもきつくなってくるので
経験値効率の良い場所であるDisc2の雷平原かDisc3の寺院でレベルを30-40まで上げておく必要がある。
FF14
ID「悪党成敗 クガネ城」と「真ヨウジンボウ討伐戦」のボス。
表記は「ヨウジンボウ」で、見た目はFF10に限りなく近い。 ダイゴロウもいる。
- クガネ城では悪徳商人の護衛として最終ボスを務める。脇差、斬魔刀などの技を使う。
特に斬魔刀は10のシステムを意識したような威力変動ギミックとなっている。 - 討伐戦はクガネ城よりもレパートリーの増えた剣技で戦うが、途中で驚くべき正体を現す。
余談だが、前提の連続クエストではソボロ助広を(急用を理由に)取り逃げする。まさかのFF11再現。
さらにゴールドソーサーにも登場。
斬魔刀で斬られた竹の倒れる範囲を予測し回避するミニゲームを担当している。
ギャラ交渉をしていたりと雰囲気はあるが、BGMで上述の正体がバレバレである。
FF15
「シガイ」の一種。表記は「ヨウジンボウ」。
スローニン種のモンスターで、笠を被った剣客のような風貌。
下水道などの暗い場所に生息しており、攻撃モーションはスローニンとほぼ同じだが、銭投げが新たに追加されている。
この銭投げがほぼノーモーションに近い動きなのが嫌らしく、今作のスローニン系の攻略として、パリィを有効に使うことが大事なのも相まって、ガードマークを待っていたら、いきなり食らって瀕死になることがある。
- 特にスローニン系最上位種のアヤカシも使ってくるので、レベルも相まって即死級の攻撃と化し、モーションが分かりやすい居合や範囲攻撃よりも、むしろこちらの方がプレイヤーにとっては厄介。
何もしていない時でも、ガードボタンを常時押しておいた方が安全。
エネミー図鑑によると、スローニンに類する人型のシガイ。
これらのシガイは判別が難しいが、頭にかぶった笠で見分ける事ができる。
類似のシガイと同様に近接戦闘の能力が非常に高く、刀を使った一撃必殺の攻撃を仕掛けてくる。
●三つ子谷のヨウジンボウ
リード地方の三つ子谷付近に出没するヨウジンボウ。本来はバルーバ採掘場を根城にしていたとされる。
周辺地域をうろついて夜ごとに辻斬りをしているとの噂があったが、
実際にその姿が確認された後、速やかに討伐対象として手配された。
- まさか「戦友」での「暗き坑の奥から」で出た個体か?
オンライン拡張パック:戦友
DLC「戦友」でも登場し、本編以上の強さを誇る。
クエスト「緊急:暗き坑の奥から」で登場し、バルーバ採掘場跡の入口でまるでハンター達を嘲笑うかのように、いつまで経っても防衛ラインを抜かずに付近をウロウロして、攻撃を誘っている。
攻撃を受けるとほぼ瀕死になるので、本編以上にパリィを慎重に決めなければならない。
部位破壊すると着流しをドロップする。また、低確率だが「侍」という名の着物を手に入れる事ができる。
これはプレイヤーがスローニンと同じ格好になれるという衣装アイテムである。
- どう見てもスローニン系は元人間のシガイだが、人間がシガイ化すると最初に衣類だけを残して消滅する。
写真でよく見てみると着流しに血管らしきものが見える。つまりこの衣類は体の一部という事である。 - 名前の通りに、逃げるゴブリン達の用心棒をしているような感じである。ただ、ゴブリンは開始直後にちょっと出てきた後はすぐ出現が止まるので、それだけ潰した後は逃げないヨウジンボウを討伐ミッションと同じように狩るだけである。特にソロプレイでは厳しいものが多い逃走防衛ミッションでは非常にやりやすい。
PFFNE
AREA6-5の5戦目に2体登場する。
FFRK
FF5から通常モンスターとして、FF10からボスとして登場する。