地名・地形/【帝国首都ベクタ】

Last-modified: 2022-05-09 (月) 16:37:58

FF6

帝国城の城下街。NTT出版設定資料編51Pの年表によれば、城のほうは38年前に建設された。BGMはガストラ帝国
初めて行く時は、魔導アーマーが多数いる。コイツらはバトルをしかけてくるが、
それ以外にも回復させてくれる小さな家があったり、酒場があったりと施設面は案外充実している。


酒場でケフカの過去話が聞ける。
皇帝との会食後は一応和平が成立するので、リターナー関係者もうろつくようになる。


帝国の本拠地だけあってあちこちに帝国兵が徘徊しており、話しかけると戦闘になる。
特に帝国城へ通じる通路近辺には、魔導アーマーに乗ったのも含めてウヨウヨしている。
何かと詰めの甘さが指摘されるガストラ帝国であるが、さすがに本国の警備は怠りないようだ。

  • 彼らには話しかけなくても接触しただけで強制戦闘になり、勝利しても街の入口まで撤退することになる。

このベクタを中心とした南の大陸が北海道に見えてしまうのは自分だけではないはず。
もし北海道ならばベクタは富良野の位置に当たる。

  • 同じく北の大陸がFF1の北側を逆さにしたようにしか見えなかったのも、自分だけではないはず。
    鷹の目のところに建物あるし。

魔大陸浮上後は帝国城を含め、もぬけのからになってしまう(アルブルグの住人から聞ける)。
しかも幻獣達に襲撃された時の状態(消火もされていない状態)で本当に誰もいなくなっている。
この時ケフカが入っていた独房に入ることが出来る。まぁ別に何も無いのだが。
…しかしこの独房、他の二部屋と違いボタンを押してもトイレの水を流すアクションが無い。

  • そして魔導研究所脱出後から炎上するまでの間は入口の時点でガーディアン(当然無敵ver)に封鎖されているため、一切入る事ができない。

ここの宿屋はタダで泊めてくれる。しかし寝ている間に金を奪っていくという罠。
まぁ宿のカウンターにいる奴が盗賊のグラフィックなので怪しいとは思うだろうが。
なお、金を奪われるのは所持金が1000ギル以上ある時で、1000ギル未満であれば奪われない。

  • 1000ギル以上持っていても、必ず盗まれるとは限らない。盗まれなければ本当に無料。
  • 盗まれる金額は1000ギルで固定。所持金がいくらあろうと1000ギル以上は盗まれない。
    身も蓋もない話だがモンスターを倒して得られるギルが物価に対して総じて多めな今作では、1000ギル盗られてもぶっちゃけさほど痛手ではなかったりする(出現パターンにもよるがベクタ周辺に出るモンスターでも3~4回戦闘すれば取り戻せてしまう)。
    • とはいえ無駄な出費は避けるに越したことはないので、やはり下記の老婆に回復してもらうのが上策だろう。

小屋にいる老婆は「帝国に忠誠を誓っているか」と尋ね、否定するとガードを2体けしかけてくる。
それを倒せば老婆は自分がリターナーの協力者であることを明かし、以降タダで回復してくれる。
さすがにベクタに到着する段階でガードも倒せないなんてことはまずありえないだろう。
ランダムながら料金をスっていく宿屋よりこちらの方が良心的である。
だが魔大陸浮上後はこの老婆もいなくなる。

  • この人はガードから逃げてもこちらの事を認めてくれる。

幻獣襲撃後、宿屋はもぬけの殻となっているが、この回復してくれる老婆と武器・防具屋は通常通り営業を続けている。しかも燃え盛る建物の中で。
凄まじいプロ根性を感じる。


魔導研究所攻略前、町にいるシドに魔導を注入された子供に話しかけると使うケアルでも回復は可能。
しかしケアル一回につきHPがたった「1」しか回復しないので実用性は皆無。


なぜか酒場の中でのみ、町中では使えないはずのテレポが通用する。
低歩数クリアで大きく歩数を縮めるのに貢献したが、
GBA版ではテレポ無効に修正されてしまった。

  • 多分デバッグ漏れであろう。変なバグが無かったのは不幸中の幸いだ。
  • ベクタは最初に訪れた時(目的地は魔導研究所)はダンジョン扱いであり、酒場に限らず街中の至る所でテレポが使用可能。よって酒場のテレポはテレポ可能状態の「消し忘れ」だと思われる。

世界崩壊後、このベクタは瓦礫の塔の一部と化す。
その名残か塔内にはベクタキマイラベクタリトスといった「ベクタ」の名を冠したモンスターが出現する。
ちなみにベクタハウンドなんてのもいるが、こいつはサウスフィガロ地下に出てくる。


超エリート兵コンビであるビッグスとウェッジの勤務地でもある。
しかし残念ながらここにいる人全員に話しかけても彼らについては完全ノータッチ…。


PS版の追加ムービーでこの都市の姿がCGで描かれるが、巨大な機械城塞都市といった趣きで都市内には列車、空戦型魔導アーマーを想定した巨大な発着場も確認できるため、恐らくはこの世界最大の巨大都市だったのだろう。


海外版での名称はVector=「方向」。
支配者次第、って意味かもしれないが、ガストラが皇帝でケフカがガストラ直属の魔導士だったのが運の尽きだった感じがする。

FFT

貿易都市ウォージリスで請け負える儲け話のひとつに「ベクタ山」という地名が出てくる。
この場所で秘境を発見できるが、「一年中雨が降り続いている不思議な場所
「地熱が高いのか、ベクタ山は絶えず霧の中にあり」「昔は白い悪魔の住む山として恐れられていた」
「魂のオアシス」とあり、山そのものも秘境のような存在らしい。

帝国でも首都でも魔導でも何でもないので、単にFF過去作から名前を拝借したものと思われる。