システム/【キャラクターの心情】

FF4(DS版)

概要

DS版FF4で追加された要素。時田が担当した。
メニュー画面を開くと現在先頭にいるキャラがどう思っているか見る事ができる。
移動中に、Yボタンを押すことで切り替えられる。

イベントが起きる度に頻繁に変わるので見てて面白い。
パーティーに居るキャラ全員に用意されている。

• あまりにも頻繁に変わるためリセットしないと全員分見れないこともある(ヤンの奥さんと話した後など)。
  • 確かヤンの奥さんと話した後のセリフは、キャラを入れ替える→もう一度奥さんに話しかける
    で、リセットしなくても全員分見れた気がする。
• バロン地下でのバロン王に対するリアクション(幻獣界に行く前)のうち、リディアとシドのものは、2人が入れ替わる形でパーティーが変わるため、1度に見られない。
  しかもシドのが見られるタイミングと、リディアを連れてこられるタイミングの間が長い。
  真面目に自分で見たいなら周回プレイのついでにした方が良さそう。
• ラストダンジョンでは深い階層へ行く度に心情が変化する。特にカインは必見。
  ただし、一度深い階層へ行って心情が上書きされると、浅い階層へ戻っても、心情は元に戻らないので注意！
• ほぼすべての心情に三点リーダが付いている。よほど感情が篭った物を選出しているのだろうか。
• データ上では用意されているものの、実際には聞くことができない事実上の没セリフもある。（パロムとポロムのシドに対する反応が該当）

DS版リメイクのプラス評価だと思う。
逆に終盤になってくると同じのしか出てこない…。

愛のフライパンを手にした時のセシルのマジボケは必見。

ドラクエで言うところの話すのコマンドを選ぶと味方と会話できるようなシステム。

• 向こうと違い、キャラ同士の会話では無くあくまで心情である為、今こんな事を考えてるんだな、位しかわからない。口に出して相談しても、いいのよ。

「あんちゃんの育った城か」「アンナとダムシアンに来た時もこのホバー船で」などから、
ゲーム中でえがかれていない道中の会話や本編開始以前の背景を推察することが出来る。

もしもFF8にこのシステムが存在したら、スコールが面白いことになっていたに違いない。

• ？？？「心の中だけ、お喋りだねぇ……」

台詞集

セシル

どんな人物にでも気を配るセシルらしく、全員の名前が登場する…と思いきや
なんと、ラスメンのエッジの名前は一度も登場しない。
要するに、アウトオブ眼中ということか。
ちなみに、それを暗示しているのか、FF4TAのバンド技には、セシル+エッジの技が存在しない。

• クワトロキングスと最終幻想で2つ持ってるから2人バンドがないんだろう。
  これで2人バンドまであったらセシルと付き合いの長い(?)リディアやギルをさしおいて3つも組めることになってしまう。

ローザ

これを見ると、白魔道士っぽい台詞もあるのだが、妙に軍事的な台詞もある。
さすがは軍事国家の人。

カイン

結構仲間を気遣っているいい人。
口に出す台詞は皮肉っぽい割りには心情の方ではやたらと人を評価する台詞が多い。ツンデレという奴か。
ただ、リディアに関しては負い目もあるのか、間接的に幻獣の感想しか述べていない。
後編のTAでも2人のバンド技が存在していない所を見ると、和解は困難なようだ。

• リディアがセシルを許したのなら間違いなくカインも許してるはずだと思うけどね。
  バンド技や感想がないから許してないとかさすがに推測にしても極論だろう。
  原作の時点でもフォーカスされてるのはセシルとリディアの関係やセシルの苦悩だけでカインは蚊帳の外に見たいになってるけど、
  それだって作劇の都合ってだけだし。

月の地下渓谷では自分の心と戦っている様子がわかる。
かつて自分を操った力の源に近づいていくことで、影響が出ているようだ。

• というか台詞を見る限り、ゼムスがカインを再洗脳しようとしている気配が満々である。
  カインに拘っている場合ではないだろうに、わざわざこっちへ電波を飛ばしてくるゼムスはかなり性格が悪い。

リディア

リディアらしく、可愛らしく思いやりに溢れたセリフが多い。
そして、やはりというか…セシルに仄かな想いを寄せているような心情が見て取れる。インタールードを迎えるまではエッジなどほぼ眼中になかったことが言えるだろう。

• 自分は、それらは恋情ではなく、やはり思いやりだろうと思っていたが…。
  しかし、トラウマを作ったセシルが悩んでいることを理解し、むしろセシルの心配をし、
  再開時に「すっかり見違えた」などと思えるとは、なかなか達観しているというか、恐ろしい子である。
• 事の本質を捉えた科白が多い。

エッジ

リディアの感想通り、本当に大人?と思えるほど直情径行、そして好奇心旺盛な発言が多いのが特徴といえる。
そして、リディアのことを終始考えているのかと思えば、案外そうでもないようだ。
一目惚れとはいえ、自分の気持ちに気付き、本気で想いを寄せるようになるのは、ED以降のようである。
パロムと並んで、台詞に「…」の無い台詞がある珍しいキャラの1人。

テラ

良く言えば目的(娘&復讐)に向かって真っ直ぐ。言い方を変えればガンコじじい。

• デビルロードや磁力の洞窟ではかなり負担があるにも関わらず、それをみんなには語らない。
  ガンコな所は1人で抱え込んでしまう部分もあるのかもしれない。

ギルバート

ヘタレでありつつも頑張ってる、そして優しい様子が伺える。とゆーか、ギルバートの成長が結実するのはパーティ離脱後だから仕方が無いのだが。

ヤン

肉体だけでなく気も練り鍛錬しているのであろう、相手の心情や内面を読み取ろうとすることも多い。

パロム

ポロムとは対照的に子供らしく好奇心と自信に溢れている。
エッジと並び、台詞に「…」のない台詞のある珍しいキャラ。

ポロム

パロムとは対照的に思慮深さに溢れている。

• 当時PTで一番頭いいじゃんって父さんに言ったらPCの中でも一番だって言われた。フースーヤに失礼。

シド

パーティ内の面子からしばしば父親と称されるだけあり、豪快で仲間想いな発言が多い。
ダークエルフ戦前の台詞は流石に年齢のせいか。

フースーヤ

バハムートを「あやつ」呼ばわりするという驚愕の事実。さすが月の民。
その上でメガフレアを喰らい容赦無く殺されるとは、情けないぞフースーヤ…。

• 神っつってもあくまで幻獣たちの神であって人間の神じゃないからな。
  もともと月から来たということは月の民たちと深いかかわりがあるわけだし、対等な関係なんだろう。