「ミネルヴァ」という名は、ローマ神話に出てくる知恵と工芸を司る女神の名。
この女神はギリシア神話の知恵と戦を司る女神アテナと同一視されている。
また、この名は小惑星やイタリア海軍の戦艦の名にも使われている。
CCFF7
ラスボス直前、バノーラ地下にある訣別の扉付近で追加されるミッションの
「謎の大空洞」→「未知への扉」→「君臨する神」で戦える隠しボス。
HP10000000と、ラスボスも極限強化された英雄(実験体 百廿四號)も目じゃないほど強い。
というか実質的ラスボスであるジェネシスアバターはHP600000で、HPの桁が二つも違う。
さすが既に神なだけあってその強さはチート級。
言うまでもなくLV99でも難易度はVERY HARD。
戦闘面
【攻撃】
【防御】
という技を使う。
裁きの矢の一発目でリレイズ解除されたことに気付かずに二発目で殺され
状況が掴めず呆然としたプレイヤーは多数いたことだろう。
- このリレイズ解除への対策なのか、フェニックスの尾を盗める。
が、二発目の攻撃力が高いため、初見殺しであることに変わりはない。
アルテマだと思って油断して何も対策しなかったら、
魔法防御255+マバリア状態でも99999くらうので注意が必要。
そもそもこのアルテマは特殊で精神無視攻撃(ダメージ計算に精神が考慮されない)。
自信があるなら回避。ないなら防御をして60000ぐらい喰らって、すぐに回復しよう。
- ダメージの計算式自体が通常と異なるので、回避タイミングが同じだけで
全く別の攻撃となっている(精神による防御補正値は同じだが攻撃力の計算がやたら高い)。
何の対策もせずに行けば即死確定だが、丹念にマテリアを育てていればあとは時間とタイミングの勝負。
ちなみに、裁きの矢はHPが減ってくると少しの間隔で二発撃ってきたりもする。
つまり後半になればなるほどリレイズ解除率が上がっていくので、フェニックスの尾は盗むだけ盗んで
貯めといた方が有用だと思う。
普通にプレイするならアクセサリは源氏シリーズでまとめることになるだろう。
ただ、これらにはステータスの補正がないため、兜あたりをザイドリッツに変えることとなる。
MPとAPが有限になってしまうが、アイテムはこの時点では余ってるし、攻撃もどうせすてみパンチなので問題ない。
SPバリアがあれば初期レベルでも撃破可能。
ただし、2000万~3000万程度のSPが必要となる。(攻撃を的確に回避できるなら800万程度であれば十分。)
ちなみに、裁きの矢は初期レベルでもぎりぎり耐えられる。
初期レベル+SPバリア無しでも撃破可能かもしれない。
- 初期レベル(LV6)撃破の際の装備一例。必要なものを挙げると
マテリア
・SPバリア(マスター)×5
・すてみパンチ
能力値補正は体力、精神がそれぞれ255になるように
アクセサリ
・呪いの指輪
・ダメージ限界突破のアクセサリ
・守りの指輪
・ねじりハチマキ
そして大量のSP
意外なことに属性との相性が全属性吸収ではなく、全属性半減となっている。
つまり、属性がついた攻撃でもダメージが与えられる。
とはいえ、体力も精神も異常に高いので、属性攻撃を使うことはまず無いだろうが。
ミッション報酬のゴッドスレイヤーはかなりのチート装備なのだが、
今さら貰っても…と、倒すころにはあまり使う機会の無くなっていることが多い。
戦える最速のタイミングは、伍番魔晄炉を訪れたとき。
しかし、その時点ではアクセサリが2つしか装備できないうえ、
マテリア合成も思うようにできないので、1周目で倒すのは非常に難しい。
ストーリー・余談
ミッション中は仮面を付けているが、ジェネシスアバター戦後のムービーでは仮面が外れている。
素顔はなかなか可愛い。
叙事詩「LOVELESS」の中に登場する「女神」とは彼女のこと。
ライフストリームの中にいたこと、ジェネシスから魔晄を抜いて浄化したことから、
古代種関連のキャラか、本当に神様なのかのどちらかなのだろう。
- 謎の大空洞ミッションの文面から、近づくものに過剰な生命力を与えて暴走させる力を持っているようである。
モンスターは強化されて狂暴化するわ機械は勝手に動き出して暴走するわ、流石生命の奔流ライフストリームの女神である。
ちなみに、バスターソードを受け継ぐ前にこのミッションを受けると、
なぜかザックスがバスターソード+オールバックの状態という奇妙なことがおきる。
倒すとカンセルから「伝説のソルジャー降臨」のメールが届くのだが、
それによるとミネルヴァは『召喚獣以上の何か』らしい。
HPが1000万だったり、力と魔力が255だったり、強力な技を使ったりと、
FF10のあいつといろいろ共通点がある。
設定資料を見ると、鎧やロングスカートを外したパンツ丸出し軽装な姿のイラストが載っている。
その状態で弓を構えているイラストがあることから、ゲーム中でも反映させる予定だったのだろう。
ちなみに、鎧の下に着ているのは自らの名を冠した防具ミネルヴァビスチェである。
- 前述の様にミネルヴァがアテナと同一視される事、鎧が武器に変形する事、鎧が黄金な事から考えて、聖闘士星矢がモチーフなのではないだろうか? 射手座の黄金聖衣で弓も使っているし…
- 攻撃がFF7のナイツオブラウンドを思い起こさせます
CCFF7R
PSP版よりさらに美しい姿となっている。
性能の方もかなり強化された。
- アルテマが防御不可+固定ダメージ化。55555ダメージを与え、さらにヒットすると次のアルテマのダメージが11111ずつ上昇する。
- 二段攻撃だったモーメントスラッシュが多段ヒット化。運も高いためほぼ全段クリティカルヒットし、体力255+バリア状態でも一発9000近くくらい、合計で5万近く削られる。
- 裁きの矢が固定ダメージ化。スキルパワーゲージMAXならHP、AP、MPに75000の固定ダメージを与え、リレイズ解除。
ハードモードでは更に強化。
HP77,777,777とヤズマットも真っ青なHPとなり、ノーマルより各種ステータスも上昇。
裁きの矢の固定ダメージが99,999となり妨害できないと実質即死。
だが、一番恐ろしいのはおそらくモーメントスラッシュ。
フルヒットするとHP99,999+体力255+バリアでも即死するほど威力が高くなり、さらにリレイズ解除が追加。
それなのに技の出が異様に素早い。
ヒット中に逃れるためがまん必須かつ、適当に攻撃するとこちらの攻撃モーション中に殺されるため相手が攻撃してからこちらが隙をついて攻撃する必要がある。
CCFF7Rではバスターソードの構えが追加されており、熟練度100%なら構え中はノーダメージにすることもできるため、それを見越してミネルヴァも強化されたのだろう。
PSP版と異なり、すてみパンチは実際の性能も相対的にも弱体化しているためノーマルならともかくハードでは非推奨。
ザックスを強化して構えからの回転攻撃・改やスカイドレイン、銭投げ辺りで攻撃した方がいい。
- また、PSP版以上にリレイズ解除してくることもあり、フェニックスの尾を盗んでもあまり意味はない。
なお、今作ではバスターソードを引き継ぐ前にミネルヴァに挑むとちゃんとムービーでもバスターソードを装備する前のザックスになっている。