モンスター/【暗闇の雲】

Last-modified: 2023-11-24 (金) 04:11:18

キャラクター/【暗闇の雲】


FF3

キャラクターとしてはこちらを参照→キャラクター/【暗闇の雲】#FF3


HPは45000。シリーズを重ねるごとに着々と上昇していく様がよくわかる(カオス:2000、皇帝:10000)。

  • 一方ドラクエでも(100+130)→(230+250)→前座+(1023+100n)→計約5700…と上昇しているがFFと比較すると増え幅は少なめ。

FF3終盤のボスの例に漏れず、やはり全属性被ダメ半減で各種状態異常も無効。
しかし皇帝のように各ステータスが異常に高いわけでもなく、その強さと言えば何といっても毎ターン使う波動砲
FF3の全体回復が弱い(全体化ケアルガでも3桁!)こともあり、毎ターン全体2000が飛んでくるのはかなり恐ろしい。
プロテスで軽減できるので序盤が勝負か。
BGMは最後の死闘
 
なお、やりこみではオニオンシリーズフル装備のたまねぎ剣士レベル1ひとり」での攻略実績が存在する…。
恐ろしい。

  • オニオンフル装備なら、特にドーピング無しでも波動砲のダメージがカスになる。
    むしろのほうが一人旅や低レベルの難関。
  • 全属性半減なために、ラグナロクマサムネよりディフェンダーの方が有効。

ラスボスのくせに、攻撃は波動砲しかしてこないため、波動砲に耐えられるHPがあれば倒すこと自体はあまり苦労が無い。

  • 波動砲を撃つ間隔は結構短い上にFC版は全体回復手段が貧弱で回復量も少ない。
    オリジナル発売から20年以上の時が経過しやりこみや情報が確立した現在はともかく当時リアルタイムで少年少女プレイヤーが倒すのは至難の技。
    • 極希に殴ってくる。
  • やることは単純だがそれゆえに強い。
    逆に言えば後続作品のボスキャラはゲーム機のスペックが上がったゆえか複雑な行動をしてくることが多いが、その分隙が多いとも言える。
    暗闇の雲は、いわばビッグバーンしか使わないゼロムスやアルマゲストを連発するネオエクスデスみたいなもの。

また、プロテスで波動砲のダメージを軽減することも可能。

  • このため、回復役の賢者だけでも二回ぐらいプロテスをかけておくと大分楽になる。
    全員が一度に瀕死にならないから、ケアルガ単体がけを織り交ぜて全回復できるし。
  • 初ターンにプロテスと合わせて前衛もかめのこうらを使用しておくと無難。
    2ターン目以降はウィンドウイレースバグに注意。

バリア状態では、高防御設定+HP回復機能を持っているので倒すことはできないほか、低い確率で物理攻撃を仕掛けてくる事がある。
(バリア状態の時<ザンデを倒した後すぐの対戦時>は一度目の波動砲の後に体色が黄色から緑色に変わる)
バリア解除後は100%の確率で波動砲を撃ってくるが、メテオ程脅威ではないのでHPが尽きる前に倒すことも出来る。

  • FCでは平仮名でしか表示されないため、くもを「雲」ではなく「蜘蛛」と思っている人もいた。
    • そのせいかどうかは知らないが、DFF雲様は髪型が蜘蛛っぽい。
  • 非常に低い確率だが、解除後も物理攻撃をしてくる。ちなみに大した強さではない。
    • 行動パターンが決まっているボスはごく稀に通常攻撃をしてくる。解除後の波動砲は100%の確率なので、通常攻撃はこの「イレギュラーな行動」にあたる。

セーブの出来ないダンジョンで4人のボス(中でも2ヘッドドラゴンは、ある種ラスボス以上といわれる恐ろしいボス)を倒さないと、このおばちゃんを倒すことはできない。
道中の長さも手伝ってFFシリーズの中でも「倒すまでに」苦労するボス。
最後のセーブポイントからここまで2時間はかかるので戦闘時の緊張感は随一。

  • リアルタイムでプレイしたFC世代は、これだけの時間を一度にプレイすること自体がそもそも難しく当時エンディングまでたどり着けなかった、という人も多い。
    最大の敵はゲーム自体よりも親から課せられたプレイ時間制限であったというケースも珍しくない。
  • こいつと戦うまでにあれだけ長いラスダンをクリアしなきゃいけないんだから、パーティキャラはその過程でそりゃもう強くなる。

他にも、初見の負けイベント戦闘で貴重なアイテムを使ってしまった、4体のボスを倒さず、まっすぐ向かって死んでしまった等、何かとトラウマの多いボスである。


レベル50近くあり戦力温存が十分なら、忍者2人が手裏剣、賢者2人が単体ケアルガとやっていればすぐに倒せる。
ペースが崩れてきそうだったら忍者もエリクサーを使うなりすれば良いだろう。
要は辿り着くまでにどれだけのアイテムを残しておけるか。


4体を倒さないとこいつを倒す事はできないが、その状態の暗闇の雲を改造やバグで倒すと、「むだだ・・・・ おまえたちに わしは たおせん! ファファファ・・・・」と言われ再び戦闘に突入すると言う無限ループになる。

  • バリア状態ではインビンシブルの援護射撃くらいしかダメージにならず、多少の改造やバグでは倒せない。しかし、NTT出版の攻略本にはこのセリフを言っている画面写真が掲載されている。

バトル時のグラフィックは渋谷員子氏によるもの。
天野喜孝氏のイラストを元にしているのだが、「イラスト通りに全身の立絵にするとラスボスなのにこじんまりとしてしまう」「色が肌色だと生々しい」という判断で、横長の前傾姿勢の構図・肌はイレズミの入った緑色という、現在のグラフィックが出来上がったらしい。
(「ドット絵制作35年の歴史 アートディレクター渋谷員子」より)

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

新たに左右の「触手」も攻撃してくるようになった。
触手のHPは各66666で、本体のほうのHPは120000。
右の触手は基本的には状態異常技の臭い息しかしないので、全員にリボンを着けておけば問題ない。
魔法でしかダメージが与えられないし(物理防御力が999)、ぶっちゃけ放置してOK。


左の触手は、いかずちを放ってくる。
本体のビンタと同時に受けると大変なことになるので、こちらはすぐに攻撃で倒そう。
右の触手とは反対に、魔法が効かない(魔法防御力999)。

  • まあ物理防御力は1なので、魔道師系ジョブの物理攻撃でも時間は少々かかるが倒せる。

右の触手も臭い息だけではなく強化系魔法も使うので、こちらも可能な限り倒しておいた方が安全。
プロテスヘイストの影響でこちらの戦略が狂ってくるため、地味にウザったい。
左右どちらの触手も、なるべく本体が波動砲を撃ちはじめる前に始末しよう。

  • 手裏剣」ならどっちの触手にも有効。
    触手部分さえ倒せれば後は楽なので、所持している分全て投げ切っても構わない。
    • まぁ確かにどちらの触手にも有効だが、手裏剣の性能を考えると「右」の触手攻撃用かな。
      999もある物理防御力を貫通して、普通にダメージが与えられるしね。
      魔法攻撃でも良いんだけど、魔法攻撃って物理攻撃に比べるとかなり弱く感じるので。
  • ややマイナーだが「あんこく」「ちけい」も両方の触手に通用する。
    「なげる」と比べると著しく有効度は落ちる。
    • 攻撃対象が全体あるいはランダムのため、本体にダメージが蓄積して触手を撃破する前に波動砲が始まる危険性もある。
      導入は計画的に。
  • 個人的には、このゲーム中で唯一最大の魔人の見せ場だと思う。
    単体対象でターゲット指定できるという黒魔法の当たり前の性質が最大限活かせる。
    忍者の手裏剣や学者のチョコボの怒りという手もあるが、クリアデータが引き継がれるこのゲームでは貴重なアイテムは消費したくない。
  • 前衛で竜騎士を使っているなら、ホーリーランスのアイテム使用でもいい。

FF3DS版ボス敵のおなじみの要素として、本体も触手とは別に2回行動する。
触手と合わせれば脅威の4回行動である。
その代わり波動砲の連発もしなくなっており、本体はもっぱら打撃で戦う。
ただしHPが減少すると、波動砲を多用し始めるので要注意。
さすがに同じターンには1発までしか撃ってこないが、打撃と重なるのでかなり痛い。
少なくとも波動砲を使い出す前に、「いかずち」を放つ左の触手だけは潰しておこう。
実質的に、FC版とは性質の全く違うモンスターと化している。完全な新キャラと思って挑むほうが無難。

  • たまねぎ剣士オニオンシリーズを揃えられれば打撃1ダメージ、波動砲0ダメージにできる。
    まあそんなパーティーなら普通に瞬殺できるだろうが。
  • 波動砲はHP96000以下にならないと使わないので、はじめは本体放置で触手狙いが基本。

DS版でも喋るよ! 一人称は「私」。


FC版と同じく本体にしか攻撃できないと思って激戦を演じ、波動砲+「いかずち」で果てたプレイヤーは結構多いと思われる。


ちなみに本体が無敵状態の一回戦目でも、触手にはフツーにダメージが通る。
ザンデ戦で二発も余ったバハムル使ったらフツーにダメージ受けてた。

  • バリアを張ってて無敵状態でも、「暗黒」だけは普通に本体にもダメージが通る。

「くらくも」との戦闘直前(闇の戦士も同行)ではルーネスが「そうはさせない!オレ達の世界を無くさせはしない!!」と感情的な台詞を吐く光景がみられる。
自身の感情が抑えきれなくなったのかも。


こいつの登場シーンで妙にキラキラ光っているのが気になる。「くらやみ(笑)」。

  • こいつは光の氾濫の時にも登場したのではないかい?

波動砲は魔法攻撃のようなので、魔法防御重視(リフレクトメイル)にして打撃対策に全員後列、が安全かもしれない。


何気に触手を含めて莫大な経験値を持っている(本体は99999、触手は片方25000)。
また、ギルも本体が70000、触手が片方4500と結構な額を持っている。
クリア後のデータを引き継ぐと当然ここで得た経験値も引き継ぐので、最強育成をしている場合は要注意。


実質本人は強化されてるっぽいが、ケアルガの回復量がFCでは本当にガ系かってほど弱かったのにリメイクではなんか2000くらいの回復量になったせい(?)で難易度は低下してしまっている。


コツは・いかずちを使ってくるしょしゅくを倒すことと、回復役を2人は用意することくらい。
前は回復役を3人用意しても追いつかなかったのにねぇ…


クリスタルタワー戦(と闇の世界で闇の四戦士の力を借りずに戦った場合)のHPは999999。
即死型の波動砲を撃ってくるため1ターンで削りきらなければならず、倒すのは実質不可能。
弱体化させるとHP120000まで下がるが、闇の戦士たちは一人頭で約220000ものHPを削ってくれてる計算になり、頭が下がる思いである。

FF3(ピクセルリマスター版)

FC版同様の本体のみの仕様で登場。
無敵状態の時は、色が変わっている外見ではなくオーラが出ている状態になっている。
モンスター図鑑ではステータスが伏せられているが、忍者の手裏剣9999ダメージ×2+賢者のフレアを5ターン連打しても死ななかったので最大HPはDS版同様12万だろうか。
ラグナロク+正宗の二刀流ではちっともダメージが出ないのでFC版同様全属性耐性持ちの模様。

  • 9999ダメージ13回で倒されたので12万くらいのようだ。

序盤はある程度打撃を混ぜてくるが、HPが減ってくるとほぼ波動砲一辺倒になる。ダメージは1000~1200程度と弱体化している。
しかしこちらの最大HPの伸びがDS版仕様で低く順当に進んできたレベルだと2500~3000程度しかないため相対的なダメージ自体はあまり下がっていない。
更にDS版のように行動順が安定してくれたりもしないので、回復を挟めずに連続で撃たれるとそれなりに危なかったりもする。
こちらも全体回復がかなり強化されたため、基本的にはケアルダ、行動順がズレて危ないときにケアルガを使う程度で基本的には問題ない。
高いHPによるリソース切れが最大の敵になったため、エリクサーや手裏剣は惜しみなく使いたい。
クリアデータの保存はラストバトル前の状態で保存されるためアイテム類は遠慮なく使って大丈夫である。


基本的に台詞回しはFC版のものを忠実に再現している本作だが、暗闇の雲の一人称だけ「私」になっている。
DFF等で「わし」の暗闇の雲が定着していただけに、やや残念感が漂う。


8月末に行われたアップデートでバリア状態での波動砲のダメージが大幅にアップ(6000オーバー)したため負けイベントでは速やかに全滅できるようになった。


闇のクリスタルの戦士の協力を得ない無敵パターンを無理矢理倒した時の「むだだ・・・・ おまえたちに(略)」の台詞は削除されている。
HPをいじって無理矢理倒しても、戦う前の状態に戻るだけで話しかければまた戦闘になる。

FF11

「ヴァナ・ディールの星唄」ミッションに登場する存在およびボス。名称は「Cloud of Darkness」。訳すと「暗闇の雲」である。
FF3の設定をリスペクトしつつも本作独自の解釈がなされている。

  • こちらもまた超世界規模の現象であり、本来ならば人間では太刀打ちできる存在ではない。
    そこで、「冒険者(マイキャラ)が一時的に神となり、暗闇の雲を吹き飛ばす」という特殊な方法で撃退。
    しかし、その後受肉スレスレの状態の断片が残ってしまい、そいつともう一度戦うことになる。
  • 概観は人型要素をほぼ持たない怪物系。強化効果を吸収したり、状態異常を付与するフィールドを展開したりするが、波動砲っぽい事はしない。
    ただし、使ってくる技の名前を日本語訳すると「波動」の意味を持つ単語が幾つか使われているので、一応過去作を意識してはいるようである。
  • ヴァナ・ディールにおいてはこの超世界規模の現象を振り払う役目を女神アルタナと男神プロマシアの2柱が担っていた。
    さすが神様、ちょいとばっかし会話するだけでこの超常現象を振り払っていたらしい。
  • FF11的にもしもこの未来になってた場合、結局は世界丸ごと暗闇の雲に飲まれていたんじゃないかと思う。

ある意味FF11のラスボスと言える存在。そして、正規ナンバリング作品において2度に渡ってラスボスを務めた貴重な存在でもある。

  • 実装時点ではFF11最終章とでもいうべき「ヴァナ・ディールの星唄」であったが、更なる大規模シナリオ「蝕世のエンブリオ」がその後展開されているため、どうやら本当の「FF11のラスボス」と言える存在は別にいるのかもしれない。

神同士が起こす現象でやっとこさ追い払う存在の為、「暗闇の雲に飲み込まれた世界」ではシャントット等の最強級NPCが束にかかっても敵わなかったことになっている。


詳細はこちら→暗闇の雲

FF14

アライアンスレイド「クリスタルタワー:闇の世界」の最終ボスとして登場。
FF3のゲーム内イラストをそのまま3Dにしたような姿となっている。
使用してくる技は「零式波動砲」「潜地式波動砲」「追尾式波動砲」等、DFFから輸入してきている。履行技は「闇の氾濫」。

  • クリア報酬にミニオン「薄闇の雲」があり、そちらはDFFと同じ天野絵モチーフの暗闇の雲となっている。

のちにレイド「希望の園エデン:再生編」で、天野絵モデリングの方の暗闇の雲も登場。

前述のボス同様に多彩な波動砲を駆使してくるほか、闇の力でマップを変化させる「暗黒天空」「暗黒森林」という技を使用。
天空は乗り続けると消失する床に、森林はダメージエリアやそれと繋がる線(棘)に対応するギミックとなっている。

TFFCC

BMS用新規モンスターの一体として、暗闇の雲が登場する。
グラフィックはFF3の最終決戦時、全身が緑色になったものが採用されている。


エンディング時には、シーモアの幻光異体を勝手に奪い取って自分のものにしている。

コレカ

ナンバー#084のコレカ
コレカクリスタリウムでの強化値は以下の通り。
N:まりょく+1 せいしん+1
R:まりょく+2 せいしん+3
P:まりょく+3 せいしん+7
成功率:30(%) クリティカル率:40(%)


コレカパスワードは、「みどりのおばさん」と「わしのはどうほう」。
ずばりネタパスワードである。
昔懐かしの「緑のおばさん」はまぁいいとして、「わしのはどうほう」はどう見てもテニスの王○様です本当にありがとうございました。

TFBL

仲間キャラクターとしても登場するが、FF3のモンスターとしても登場。
波動球沈黙状態にしてくる。

PFF

メモリアとしてはこちら


2018年のFF3の高難度クエスト「くらやみのくも討伐戦」で登場する。
FF3メモリアだけでクリアすると称号がもらえる。
倒すと一定確率(10回クリアで確定)で「アバランシュ?」が手に入る。
強化ステータスの数に付きはどうほうが強化されるため、強化アクセサリや強化スキルが使えない。
氷弱点で、他に耐性はないので弱点を増やすと与ダメージが増やさせる。強化禁止はそれでフォローできる。
パズルの解答速度に反応して反撃してくる、それだけが不確定要素になっている。

FFRK

3周年記念イベントの1つ「悠久なるクリスタル」のボスとして登場。

その他

FFTの隠し召喚獣「ゾディアーク」の技名として登場。


いただきストリートポータブルではクリスタルタワーのエリアの名前になっている。


FF12の召喚獣には歴代シリーズのラスボスをモチーフにしたものが多いが、
この暗闇の雲をモチーフにした召喚獣は「暗黒の雲ファムフリート」である。
なぜか名前が微妙に変わっている。