FF1に登場した斧。
FF1から長い年月を経てFF11で再登場するまでの間はどの作品にも一切登場せず、FF11で久しぶりに復活した後も登場する作品はほぼないままで、非常に影が薄い。
「ライト(light)」という単語には「光」の他に「軽い」という意味もあるためか、「光の斧」として登場する場合と「単なる軽い斧」として登場する場合があり、登場作品自体が非常に少ないながらも全く異なる性能のものとして登場する。
FF1
海底神殿の2階と4階で手に入る斧系武器。
武器としてはそれほど強くはないが、アイテム使用でアディアの効果。
FF1のアンデッド系は出現数が多く、麻痺や毒を持っている事が多いため、他の魔法や魔法効果のアイテムを併用して一気に蹴りを付けるのが有効。
問題なのは手に入るのが中盤以降で、それ以降はアンデッドがあまり出現しない&対抗手段(リボンや高位の魔法)があることだろう。
- 海底神殿でゴースト相手に使うという手もある。
複数体登場することがあるので数によってはナイトもこれを使った方がいい時もある。
ナイトでさえ5体以上から集中攻撃食らえば耐えきれない。 - ミラージュの塔のバンパイア軍団にも有効。魔術の杖との波状攻撃で殲滅しよう。
使用効果を除いた武器自体の素の性能は攻撃力28・命中率15・クリティカル率29(WSC版のみCT率3)、不死系モンスター(アンデッド)に対する特効効果有(※FC版のみ機能しておらず無意味)。
クラスチェンジ前は戦士のみが装備可能だが、クラスチェンジ後はナイトに加えて忍者も装備可能になる。
- WSC版とそれ以外の機種とでCT率に26もの大幅に異なる差がある。
WSC版ではミスリルソード等の他の大多数のCT率5の剣よりCT率が2低くなってしまう。 - この斧自体あまり武器として装備する機会が少ないため実感しにくいが、実は単純な攻撃性能では(WSC版に限りCT率が少し劣るだけで)ミスリルソードやミスリルアクスの上位互換品といって全く差し障りがない能力を誇る。
無制限にアディアが撃てるようになる便利なアイテムのため、装備品の所持に制限のあるFC版のみでしか売ってしまうことはないと思われるが、売った際の値段は5000ギル(全バージョン版共通)。
- 追加ダンジョンのSoul・of・chaosのないバージョンでは、海底神殿の2Fと4Fで手に入る2個のみしか入手できない個数限定品。
この斧を入手可能な海底神殿に入れるようになる前から、グルグ火山と試練の城でアイスブランドを各1個ずつ計2個、滝の裏の洞窟でディフェンダーを1個入手できるため、(各ダンジョンを攻略する順番によるが)大抵の場合は入手前から既に武器としては不要になっていることが多い。
幸いこの斧は武器として使うよりもアディアでアンデッドの雑魚集団を処理できるアイテムとして重宝するため、より強い武器を入手した後でも完全に出番がなくなり用済みになる可能性は他の武器よりも低い。
使用効果のアディアばかりが注目されがちだが、実はこの斧自体にもアンデッドに対する特効効果がある。
もっとも、本作の仕様上特効を突いたところで攻撃力が+4される程度であまりダメージが増えない他、複数体出現する事の多いアンデッドには普通に通常攻撃をするよりも使用効果のアディアで攻めた方が一度に複数体に攻撃して効率的に処理できるため、残念ながら特効が役立つことはほぼないといっていいだろう。
- 無論FC版に限っては他の特効付武器と同様に特効が実際には機能しておらず本当に無意味である。
追加ダンジョンのSoCのないバージョンでは、攻撃力・命中率・CT率(WSC版以外)の全てにおいてこれが最高性能の斧。
加えて追加ダンジョンなしのバージョンではこれより攻撃性能の高いものは全て剣(&刀)のため、剣(と刀)を除いた武器の中ではこれが一番攻撃力が高いものになる。
追加ダンジョンなしのバージョンで剣(&刀)禁止の変わった縛りプレイをやる場合には、道具としてだけでなく武器としても最後までこれに頼ることになる(そんな縛りプレイを実際にやる人がいるかどうかは別として)。
FF1(GBA版以降)
GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は『つかうと「アディア」のこうかがある おの』。
GBA版以降は風の囁く洞穴で買うことも可能(1個10000ギル)。
- しめし合わせたようにアンデッドの大群が出るようになるが、厄介すぎるアンデッドは1発じゃ足りない。
2~3発は必要なので、追加で1本買っておくといい。 - ただし同じ店ではこれの2.5倍の値段を出せば魔術の杖(ファイラ発動)も買える。
アンデッドでディア系弱点で炎弱点でないのは再戦時のリッチただ1体のみな事や、ディア系がアンデッド以外の敵には全く効果がない事を考えると、余程金欠でない限りこれを買うよりもそちらを買った方が良いかもしれない。
言わずもがなこれを人数分購入した後は魔法として覚えている方のアディアは完全に不要となる(他の魔法が発動できる装備品も同様)。
- PSP版等の時の迷宮のあるバージョンでは、追加ボス戦でコマンド自体が封じられるので、アディア以外なら「アイテム」と「魔法」の両方で使えるようにする意味はあるにはあるが、その追加ボスはアンデッドではないのでそもそもアディアは全く効かないため、アディアに関してはわざわざ両方で使えるようにする意味がない。
GBA版以降は追加ダンジョン等で新たに手に入る武器が多数追加されているが、これより攻撃性能の高いものは全て既に倒しているリッチ以外の残りのカオス達のどれかを倒した後にしか入手できないため、武器としての立ち位置はGBA版以前と何も変わっていない。
- わざわざ言うまでもなく、残りのカオスを倒しに行く過程において、これより強いアイスブランドやディフェンダー等の武器を道中の宝箱から入手し、武器として装備する必要がなくなるのは追加ダンジョンの有無に関係なく全く同じである。
追加ダンジョンのあるバージョンでは、これより強い最強武器のルーンアクスやギガントアクス・オーガキラーがあるため最強の斧ではなくなった。
ただし、ルーンアクスとギガントアクスは入手難易度が高く、オーガキラーはこの斧より攻撃力が2高いだけで命中率・CT率ではこの斧に劣るため僅かな攻撃力の差にこだわりがなければ持ち替える必要がないため、斧縛りプレイ時にはルーンアクスやギガントアクス入手までの繋ぎとしてなら今までと何ら変わりなくこの斧を活躍させることができる。
FF11
サンドリア王国のクエストで手に入る片手斧。
振りが速いという特徴があり、レベル上げでも有用な武器。
名前は同じだが、性能・効果を考えるとFF1のは「光の斧」、FF11は「軽い斧」ということになるだろうか。
詳細はこちら→ライトアクス
DFF
特に効果のない斧。ショップで2000ギルで購入できる。
DDFF
装備Lv1以上の斧。BRV-28、ATK+13。
ショップで4400ギルで買える。
光の4戦士
表記は「ライトアックス」。
スペルビアで売ってある光Lv.1の斧。攻撃+11。
「ライト」のためか麻痺効果は無い。
PFF
レア5の斧。
名前的に聖か雷属性でもありそうだが何もない、由来はFF11のようだ。
ハンマーヘッドから進化して、以降はレア度をあげるのみになる。
メインクエストの終盤でもたまに手に入る。
レア7で最大まで強化してHP+96、力+225、限界突破+1000。
FFRK
「ライトアクス【I】」。レア5の斧。
光の戦士のレジェンドマテリア「時の鎖を断つ刃」付き。修得ボーナスは攻撃力+10。
Lv20時のステータスは攻撃147、命中95。
2019/2/15、FF1イベント「時の鎖を断ち切る光」装備召喚第1弾で追加された。