FF7AC発売時に執筆され、日本では公式サイトで読むことができた同名の小説の
デンゼル編をソニー系列のアニメ制作会社である「A-1Pictures」によりOVA化したもの。
小説の方は後にFF7ACC発売と同時に単行本として出版されている。
ぶっちゃけFF7AC(ACC)だけを見ても分からない、
「デンゼルがクラウドたちの元で一緒に暮らしている理由」がこの物語の中で明らかになる。
そして、意外な所でのリーブとの繋がりもまた。
シナリオとしては他のコンピ作品たちの例に漏れず、
本編との矛盾が生じている(本編ではリーブの両親は蜜蜂の館にいる)が、
メテオ襲来時のミッドガルの動乱や、そこで懸命に生きようとする人々の姿が良く描かれており、
アニメーション作品としてはなかなか悪くないと思う。
音楽はラストオーダーやBCFF7を手がけた石元丈晴氏が担当。
FF7ACCリユニオントラックスに全曲収録されている。
余談だが、製作陣によるとこの作品はかなりギリギリのスケジュールで作られていたらしく、
実際にFF7ACCに収録できるかどうかは直前まで分からなかったとのこと。
なので発売日間近まで、OVAの存在そのものが発表されておらず、ファンを驚かせた。
クラウドのとんがり具合にふき出したのは自分だけでいい。
- なんで頭にたけのこついてんの?