FF1
ゲーム中盤で訪れるダンジョン。クレセントレイクの町でカヌーを手に入れた以降来ることができる。
なかなか広いダンジョンであり、溶岩のダメージゾーンもあり、宝箱もかなり多い。ドラクエで言うトラマナのような魔法は存在しないので多少のダメージ覚悟で歩くしかない。
この辺りから特技を使うザコ敵が出始める。
最深部には、リッチが倒されたことで目を覚ました火のカオス・マリリスが待ち構える。
カヌーを手に入れた後はいつでも来ることができるが、マリリスを倒して他のイベント進行に関わる何らかのアイテム入手やイベントがあるわけでもないので、飛空船入手・クラスチェンジを済ませてから来てもよい。
飛空船なら目の前に着陸できるので、カヌーによる移動を全てカットできる。
- 飛空船を入手してから来る(グルグ火山攻略を後回しにする)ことは可能だが、その場合は飛空船入手のために必要な浮遊石の眠る氷の洞窟を具体的なヒントなしで探し当てる必要がある。
氷の洞窟のヒントメッセージはマリリス撃破フラグを満たすことによって聞けるようになるからだ。
もっとも、とくれせんたぼーびで表示されるワールドマップを見れば一応「そこに何かある」ことはわかるのだが。- 手元にあるFC版FF1・2では、マリリスを倒していなくてもエルフの預言者からの氷の洞窟の場所についてのヒントは聞く事が出来る。
- ここは氷の洞窟などとはまた違った意味できついダンジョンだと思う。
が、宝箱を全無視できる状態だと一気に楽になる(まあどのダンジョンでもそうなのだが)。
また、氷の洞窟以降はここの宝で劇的に簡単になるわけでもない(耐性防具はあると便利だが)。
後回しにする場合はとことん後回しにしてしまうのも良い。
強力な武器と炎耐性防具が揃えばとことんぬるいダンジョンになる。
もちろん先氷洞窟ルートはストーリー的にも1周目での挑戦はオススメしない。 - しかし飛空艇入手後は守りの指輪も買えるし、クラスチェンジで強力な魔法とかも覚え、さらにリボン入手後でもいけてしまう。
そうなるとピロリスクも怖くないしダメージ板がウザイだけの激ヌルダンジョンと化してしまう。当然マリリスも雑魚と化す。 - B2Fの大部屋の迷路には大したものは落ちていないということは覚えておくとよい。これだけでも消耗はだいぶ減る。
B4Fの大量の小部屋に関しても、貴重品なのはほのおのたてとアイスブランドくらい。後者は試練の城でも取れる。
カヌーだと迷路のような河を伝って来なければならないため、到達するだけでもかなり大変。
- ようやく辿り着いたダンジョンの中より、フィールドであるはずの河川のモンスターの方が強い。
エンカウントの頻度が違うとはいえ、なんだか理不尽な気分が味わえる。 - 河川のモンスターの理不尽な攻撃力と言ったらなかった…
- 火山のザコ敵はどいつもこいつもほのお使いだらけ。
河の連中のようなパンチ力はないし、氷の洞窟のような一発全滅もあまり起こらないものの、長いダンジョンの攻略中に全体攻撃でじわじわHPを削ってくる嫌らしさはかなりのもの。
他のダンジョンとは難易度のベクトルがだいぶ違うといえる。
FF1はダメージ床の上では敵とエンカウントしない(追加ダンジョンの特殊地形を除き、全機種共通)。
火山は非常に広いが、この仕様のおかげでエンカウント率は低めに感じるかもしれない。
一歩1ダメージなので、無理に溶岩を避けるよりも突っ切った方が消耗も少なくなるだろう。
……というか、それを前提にしないとしんどい長さ。
ただ、これでも後半のダンジョンに比べればマシなので、今のうちに慣れておこう。
FF9
クジャがグルグストーンを入手して以降入れる場所。
Disc4になると、イーファの樹が暴走し、中に入れなくなる。
中は炭鉱のようになっており、仕掛けだらけで、赤竜が固定で出てくる場所も存在する。
敵の中には、赤のヴェパルが登場し、『マスタードボム』を多用してくるので、『熱せず冷ませず』を装備しておくと良い。
ここでも『レベル5デス』が通じる敵が出てくる他、『ツイスター』等貴重な青魔法が覚えられる敵がいるのでクイナを連れてくるとよい。
また、グルグ火山に入れるようになると外にもモンスターが出現するようになり、油断しているとガルーダにやられることも。
- ダンジョンクリア後、赤竜は出てこなくなる。探索は楽になるが、ツイスターを覚えたければクリア前までに食べておこう。
- ヴェパル以外に、赤青レイスの死神のろうそくでもヒート&フリーズになるので注意。
なお青いレイスは雑魚では唯一炎属性が弱点。- さらに青レイスはラスボスの待つダンジョン記憶の場所のモンスターを除けば唯一「ブレイズ」を覚えられるモンスター。
なので、DISC3までに青魔法コンプリートを目指している場合は必ずクイナに食べて覚えさせよう。
- さらに青レイスはラスボスの待つダンジョン記憶の場所のモンスターを除けば唯一「ブレイズ」を覚えられるモンスター。
- ダガーが喋れない状態で攻略する最後のダンジョン。
ダガーをスタメンとして使う人はもうひと頑張りしよう。
同地に出現するモンスターは火属性に強いが、ボスのメルティジェミニだけ火属性に弱い。
- そのため、エーコ誘拐後のエスト・ガザで売っているフレイムタンとそれを装備できるスタイナーは通常攻撃しづらい。
ただ、グルグ火山ではビビが強制加入するので魔法剣で対処すればいい。
メルティジェミニ戦ではビビが離脱して代わりにエーコが加わる。
これで魔法剣は使えなくなるが↑にあるようにメルティジェミニは火が弱点なので無問題。
FF1のグルグ火山の音楽のアレンジが流れる。
当時はリメイクもほとんどなかったので、懐かしかった人も多いはず。
火山といえば溶岩だが、よくあるRPGのダンジョンとは違い赤く流動する姿が目に見えない珍しい場所。
アルティマニアによると、ここも元々テラにあった場所だったらしい。
- エスト・ガザの司祭によるとかつてモグラ族なる連中が住んでいたらしいがメモが残っているのみである。
FF14
第一世界のコルシア島に存在する火山。麓はドワーフの根拠地でもある。
漆黒のヴィランズ後半には敵によって山頂部が浮上。ID「偽造天界 グルグ火山」として攻略することになる。
ダンジョンとしては山に到るまでの超巨大タロース(ゴーレム)の腕部分と山が改造され作られた宮殿部分に分かれており、火山要素はあまりない。
- 宮殿部分は山の色皆無の「驚きの白さ」となっており、あまりの白さに後のパッチで若干色味が暗くされた。
FFT
儲け話で登場するのみ。名称は「グルグ旧火山」。
イグーロス近辺にある旧火山で、約5000年前に活動を停止したと言われている。
昔から危険地帯に指定され人気も少ない。
昔、少女が火口に転落する事故があったようで、亡霊が現れる。
金脈があるらしい。
- この少女の亡霊が後にマリリスになったのだろうか……。
FFTA
クエストに出るのみ、Tのと同じく「グルグ旧火山」。
女性の霊が毎年現れるので、その度に火口にある社で聖水をささげ霊を鎮める。
十二宮物語で登場するグルグ旧火山との関係は不明。
光の4戦士
エルバの北にある火山で、闇の氾濫後にドラゴンで行く事になる。
活動が活発化しておりそこかしこに溶岩があふれていて危険。
回復を怠ったままエンカウントしてしまうとすぐ死ぬ。
そのためかどうか知らないがここに出現するレッドゼリーはエーテルとハイエーテルを落としたり盗めたりする。
ダメージ床の溶岩はハンパでなく、二歩ほど歩くと大抵はHP一ケタまで削られる。
通り抜けなんてしようとするのは止した方がいい。
スイッチで溶岩の位置を変えつつ進む。
火属性の敵が多いのは事実だが、手に入る武器も火属性が何故か多い。装備できないじゃん。
- こてか魔法剣使えってことなんだろうきっと。
ベルフェゴール戦前に動物にならないと、彼らの会話が全くわからないまま進む。
展開をスルーするなら別段ならなくてもいいが…。
FFL
暗黒騎士編のラストダンジョン。
アヴァロン帝国はここのエネルギーを独占し、金属加工などに利用していた模様。
ここでバウガウヴェンと決着をつける事になる。
ザコモンもそれなりに火力の高いものが出てくる。コンフュを使おう。
ファイアー、ファイアギガース、ピロリスクがFF1の同名ダンジョンから再登場している。
鉄鉱石やミスリル鉱石(と石ころ)も拾えるが、長いダンジョンにポツポツとしか点在していないので(しかも山の内部側まで進まないと出現しない)、本格的に収集するのは暗黒の洞窟の方がいいだろう。
SOPFFO
火のエネルギーが満ちた火山。噴出する溶岩が行く手を阻み、火属性の魔法で爆発するガスが溜まっている箇所もあるなど、非常に危険が多い。
最深部には火のクリスタルが存在するが、火のカオスであるマリリスが待ち構えている。
地名こそFF1と同じだが、その実態は何者かが第8の時空の炎の洞窟を模して構築した地形。
道中で見られる鋭く尖った岩などにその面影が感じられ、イフリートが潜んでいそうなマグマ溜まりもある。
FFRK
FF1、FF9のダンジョンとして登場する地名。
FF1のノーマルダンジョンのボスは「マリリス」。
FF9のノーマルダンジョンでは2つに分けられており、その各ボスは下記のようになっている。
チョコボレーシング
ストーリーモードでは八番目に走ることとなるコース。
カーブも複雑になり、特に中盤は上手く曲がれないとキツい。
終盤、降ってくる岩にぶつかると潰されてかなり失速するので注意。
中盤の壁は登れるため、カーブを曲がり損ねると登ってしまう。
慣れないうちに飛行キャラでココに来るとなかなか大変。
BGM「グルグ火山」は、FF1の同名曲…ではなく、
なぜかFF2の「戦闘シーン2」のアレンジになっている。
なお、FF1の「グルグ火山」のアレンジはミスリル鉱山で流れる。
その他
坂口博信の最新作「LAST STORY」にも、グルグ火山は登場する。
だがこちらは、内部はグルグ族の要塞と化しており、最深部ではグルグ族の長、ザングルグが待ち構えている。
ドラクエ10では地下道になっている。2012年9月20日配信のクエストで行くことになる