シリーズおなじみのミスリル製武器。
だがハンマーに取って代わられたり(5のミスリルハンマー)、そもそも登場しなかったりと、ミスリルシリーズ武器でも屈指の冷遇を受けている。
まあ登場したらしたでそこそこに使えるようなのでいいのかも。
- ナンバリング作品では初代FF1と次作のFF2に登場したっきりで、その後長い年月を経てFF11で再び登場するまでの間一切出番がないという不遇ぶり。
関連項目:データ/【ミスリルシリーズ】、武器/【斧】
FF1
クレセントレイクで購入可能な斧。
ミスリルソードより攻撃力が高いが命中率は低い。
LVによってはミスリルソードの方がいい場合もある。
その為特に購入する必要はないと思う。
- 攻撃力が高いとはいえその差はたかだか「2」。1ヒットあたり最大4ダメージの差にしかならない。
基本的に役立たずのFF1の斧の中ではずば抜けた性能だが、それでも実用性は微妙。 - 購入しなくともグルグ火山で1個手に入る。
しかしながら、そのグルグ火山でより攻撃力の高いアイスブランドも入手できる。
そのため、パーティ構成によってはほとんど使わないうちにすぐお払い箱になる場合も…。 - グルグ火山を後回しにする場合でも、もう1本のアイスブランドをクラスチェンジに必要なアイテムを入手するために必ず行く必要のある試練の城で入手できる他、アイスブランドと同じくこれより性能の高いフレームソード(フレイムソード)を飛空船(飛空艇)を掘り出すために必要なアイテムを入手するために必ず行く必要のある氷の洞窟で入手できるため、購入しなくてもなんとかなってしまう。
武器の詳細な性能は攻撃力25・命中率10・クリティカル率19(WSC版のみCT率4)。
クラスチェンジ前は戦士のみが装備可能だが、クラスチェンジ後はナイトに加えて忍者も装備可能になる。
- クラスチェンジ後にはこれより強い武器を入手可能(アイスブランド・フレームソードは既に入手済)なため、実質的にはほぼ戦士用だが、上述の通り命中率の関係でLVが低いうちからミスリルソードの方がHIT数が1多くこれより火力が出せる場合が多いため、その戦士にすら使われる可能性が低いという不遇な武器。
- 比較に挙がっているミスリルソードの方の性能は攻撃力23・命中率15・CT率17(WSC版のみCT率5)。
- WSC版とそれ以外の機種とでCT率が15も異なる。
WSC版ではミスリルソードの方もCT率が大幅に下がるがこの斧より僅か1だけだがCT率が高くなり逆転されてしまうため、ますますこの斧の立場が悪くなってしまう。
クレセントレイクの町で購入可能で、FC版~PS版ノーマルモードまでの値段は1個4500ギル。
また、購入しなくともグルグ火山B2Fの宝箱から1個だけ入手可能。
FF1(PS版)
購入する意味が薄いのはそのままだが、何気にPS版ではイージーモードでのみ4500ギル→3600ギルと4/5の値段へと値下げされて少し買いやすくなっている。
- PS版イージーモードではこれに限らず、この斧の存在意義を脅かしているミスリルソード含む他の店で購入可能なアイテムもほとんどのものが同じように原作から値下げされているため、武器の立ち位置は何も変わっていない。
FF1(GBA版以降)
GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は「ミスリルぎんの おの」。
GBA版以降ではこの斧の存在意義を脅かしているミスリルソードがエルフの町で購入できないようになったが、代わりにアストスが落とすようになったため、そちらの方が早期に入手できるのは同じ。
また、当然ながらクレセントレイクの町でミスリルソードも一緒に売っているのは今まで通りのため、武器の立ち位置は特に変わっていない。
GBA版以降からはPS版イージーモードと同じく1個3600ギルで購入可能。
武器としての立ち位置はそのままなので購入する意味合いは薄いままだが、GBA版以降はアイテムの所持数制限がなくなり全てのアイテムを持ち歩くことが可能になったため、宝箱から入手した1個をコレクションとしてそのまま最後まで持ち歩いたり、店でさらに追加購入して99個所持する事も可能になっている。
その他、GBA版以降(※追加ダンジョンのあるバージョンのみ)ではどういうわけか完全下位互換の斧(攻撃力25・命中率10・CT率16・回避-10)が追加されている。
ミスリルアクスと違い、完全劣化版の斧の方は入手可能なのがティアマット撃破後に挑戦できる追加ダンジョン内とかなり遅い時期にしか入手できないため、ミスリルアクスの立ち位置には全く影響はない。
FF2
序盤で登場する斧系武器。
ミスリル入手後であればパルムの町やポフトの町などで購入できる他、サージェントがドロップすることがある。
次に強い魔神の斧は費用対効果が劣悪なため、プレイヤーによってはオーガキラー入手まで長く使われたりする。
- もちろんミスリル入手後でもトブールに渡すのを忘れて所持したままだと購入できない(さすがにそんな人はいないとは思うが)。
武器の詳細な性能は攻撃力22・命中率45・回避率1・魔法干渉50。
店ではミスリルをトブールに渡した後にパルムの町とポフトの町で購入可能で、FC版~PS版までの値段は1個2000ギル。
宝箱からはカシュオーン城4Fで1個のみ入手可能。
命中率がバトルアクスや魔神の斧と並び全斧の中で最下位の数値。
斧の中だけでなく、全武器の中でもこれより命中率が低いのは一部の弓や古代の剣等の特殊な追加効果のある武器、全種類の盾のみしかない。
竜巻襲来後(ミシディアの塔クリア後)はパルムの町とポフトの町の両方が壊滅してしまい、その後は二度と購入不可能になる。
サージェントが落とすのでパルム&ポフト壊滅後も入手自体は可能だが運が絡むようになるため、こだわりの強いコレクターはミシディアの塔クリア前に必要分を忘れずに購入しておくこと。
FF2(GBA版以降)
GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は「ミスリルせいの アクス」と、FF1のものとは少し異なる説明文に。
GBA版以降からは2000ギル→700ギルと1300ギルもの大幅値下げがなされ、今までの半額以下の値段になり大分買いやすくなっている。
なんとGBA版以降からは原作でこれより200ギル安かったミスリルソードと全く同じ値段になっている。
- ミスリルソードも同様に値下げされてはいるのだがこれより値下げ幅が少なく(1800ギル→700ギル)同値段になっている。
SORでは、ミスリルボウと共に店売りしていないため、ビーストデビルのドロップでしか入手できない。
そのため、アイテムコレクターはこれらの武器に苦労するに違いない。
グラフィックはFC版の説明書に掲載されていたイラストを踏襲している。
FF2(PSP版以降)
PSP版以降は追加ダンジョン秘紋の迷宮の一部フロアの宝箱からも入手可能に。
- 迷宮内では「太陽の炎」のフロアでのみ入手可能。
ただし、言葉の相性が普通の場合のみという限られた条件下でしか入手できない。
FF11
戦士・暗黒騎士・獣使い・狩人が中堅レベル帯で装備できる片手斧。
鍛冶職人が製作しているが、製作コストの割りに性能がよく、特に戦士や獣使いによく使われている。
ナンバリング作品としては実に9作目ぶりの登場。
オンラインゲームをプレイしない場合には、いまだにFF2を最後に消えた武器扱いのままである斧でしかないのが少し悲しいものの、再登場できただけでなく性能までもそこそこ良いので御の字だろう。
詳細はこちら→ミスリルアクス
DFF
ミスリル製の斧。レベルが22以上ないと装備できない。
ライトアクス、ミスリル×2、6050ギルでトレードできる。
他のミスリルシリーズと合わせて、コンビネーション:ミスリルの魔力を発動できる。
攻撃力は20とまずまず高く、デスシックルを入手できるまでは十分使える。
この武器を改良した「ミスリルアクス+」というものもあり、
そちらはレベル8からでも装備できるので、キャラがあまり育っていなくても使える。
こちらはミスリルアクス、ローズマリー、変化の粉×2、6050ギルでトレード可能。
DDFF
装備Lv1以上、BRV-44、ATK+22、ミスリルの魔力(1/3)の斧。
ライトアクス、ミスリル×2、16100ギルでトレードできる。
DFFOO
「ミスリルアクス【II】」。☆5の大剣。
ガイ専用LD武器かつ相性装備で、相性性能は「穏やかなる戦士」。
装備時の性能(+相性)は下記。
Lv | HP | 初期BRV | 最大BRV | 攻撃力 | 防御力 | 最大CP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 84(+16) | 169(+33) | 1272(+254) | 412(+82) | 68(+13) | 90 |
相性性能「穏やかなる戦士」により、LDアビリティ『ガイアスイング』を使用できるようになる。
アビリティの詳細は該当記事を参照。
加えて、限界突破効果により、以下のパッシブを習得できる。
- 1回目:ガイアスイングパワー
- 自身の攻撃力を小アップ。
- 『ガイアスイング』の与えるBRVダメージを小アップ。
- 2回目:堅固な肉体ロング
- 自身の攻撃力を小アップ。
- 『ガイアスイング』使用時、「堅固な肉体」の4ACTION期間延長。
- 3回目:ガイアスイングチャージ
- 自身の攻撃力を小アップ。
- 『ガイアスイング』の使用回数+1。
FFL
斧の1つ。