特技/【いんせき】

Last-modified: 2024-04-19 (金) 15:28:48

FF2で登場した、メテオコメットの原型。


設定/【隕石】
アイテム/【いんせき】
アイテム/【陰石】


FF2

ラスボス皇帝の得意技。
パーティー全員に300程度のダメージを与える。
「なんだ、たったの300かよ」と思われるかもしれないが、
後半加入するレオンハルトのHPを見てもわかるように
スタッフが想定しているクリア時のHPが1000位なので、
その通りに進めているパーティーの場合は強力な攻撃に感じられる。

  • パーティーアタックでHPを極端に高めた反面、
    二刀流・重装備で回避率を無視しているようなプレイヤーの場合は
    この「いんせき」よりも通常物理攻撃のほうがずっと恐ろしかったりする。
  • 回避率重視のプレイヤーは当時は少なく、HPを5000以上上げているプレイヤーが多かったため、皇帝の通常攻撃が数千(場合によっては1万以上)くらうのに対し、「いんせき」は300程度のダメージなので拍子抜けしたプレイヤーが多い。

性能は基礎威力70・命中率100%というぶっ飛んだ数値となっている。
これはフレアー(基礎威力20・命中率0%)の実に3.5倍もの威力であり、レベル10で放てば計算式上は最大2800ものダメージとなりうる、FF2最強の特殊攻撃である。
幸いにも通常は全体化されることで威力はその1/4まで激減しているが、機種によっては残り一人の時に単体掛けの威力を味わうことができる。


オリジナルのFC版では後のコメットのように左斜め上から「隕石」が降ってくる感じのエフェクト。
けたたましい音がするのと、初めて見るエフェクトに驚き、大ダメージを覚悟する。


マリア一人旅の時、魔法防御が「13回-99%」あっても、1000ダメくらってしまう。
ちなみに「いんせき」以外の皇帝の魔法攻撃は、上限値の「16回-99%」でも当たることがある。

  • やはり魔法というのは、対象人数が多いと威力が半減されるのである。ウン。
    あ、1100ダメくらった時もあったよ。
  • もともとの破壊力が高く、人数が減れば減るほど脅威である。通常攻撃とのコンボこそ恐ろしい。
    • FC版の場合はパーティーの人数が減っても威力が変わらないはず。

ラスボスは宇宙関連の技を使う、というFFシリーズ伝統の嚆矢。

  • カオスもシンプルながら自然の大災害級の技を繰り出してくる。

FF2(WSC版以降)

リメイク版では火の粉舞う中で小粒の隕石が降り、
最後に巨大な隕石が落下してくるという演出。
良く考えるとFFTのメテオの演出と似ている。
なお、派手な演出のわりに、やっぱり威力は300ダメージ程度。
しかし、音は「ビーーン!ビーン!シュワシュワシュワ…」と耳に残りやすい音である。

  • WSC版においては隕石の効果音にほぼすべてのチャンネルを使用しているらしく、一時的にBGMが途切れる。
  • 注:最初に降ってきているのは「唐揚げ」ではありません。
    • WSC版では青っぽい色なのでそこまで唐揚げっぽくはなかったのだが、PS版以降オレンジ系統の色になったので一気に唐揚げっぽく。

FF2(GBA版以降)

GBA版の追加ボス、『善』皇帝の使う「いんせき」の熟練度(Lv)は上限値の16。
ダメージも500程度にアップしている。


従来は皇帝の専用技であったが、
GBA版では「いんせきLv10」を使用するコウテツキョジン(鋼鉄巨人)が登場した。

FF2(PSP版以降)

PSP版の追加ボスであるフレキオスデュミオンも「いんせきLv16」を使用する。

FF5(GBA版)

予言」で発動する技の一つ。MPの下一桁が3のとき発動する。
敵味方全体に無属性ダメージを与え、一定確率で即死の追加効果。
基礎攻撃力は190、基礎倍率は敵は2、味方は1。「基礎倍率」×「効果対象のHP下一桁+1」が最終的な技の倍率になる。

  • グラフィックは青いメテオ。
  • 味方全員に即死と聞くとかなりやばい効果なのだが、リボンで防げたり、疫病のインパクトが強すぎるためか、さほどネタにされていない。

FF5(iOS/Android版)

スマホ版では基礎攻撃力は敵:171、味方:19、基礎倍率は敵味方ともに3に変更。
また、予言全般の仕様としてスマホ版では基礎攻撃力のばらつきがなくなり、倍率計算の参照先が「使用者のHP下一桁」になった。

FF13-2

コヨコヨのUFOが使用する。

DFF

皇帝HP攻撃
ネーミングもひらがなで「いんせき」である。
発動させたあとボタン押しっぱなしで皇帝が詠唱をはじめ、だんだんと周りに魔法陣が作られていく。
約10秒ほどで詠唱は完了し、最初に敵の周りに小型の隕石がいくつも、
そして最後に特大サイズの(ほとんど逃げられないほどの大きさの)隕石が落ちる。
詠唱中は低速度での移動と詠唱キャンセル以外に一切の行動がとれず、
スピーディーなディシディアにおいて多大な隙になるが、一度詠唱完了すれば効果は絶大というロマン溢れる技。
皇帝の他の技の性能も併せ、なるべく遮蔽物の多い場所で敵から離れて使いたい。
ボイスは発動時に「はっはっはっは」、
詠唱が進むごとに「天よ!」「うおお!」「はあぁーっ!」、
そして「はー!」で隕石飛来。

  • デジョントラップの強制ワープを利用するとよけられることもある。
  • 「天よ!」が「賢雄!」に聞こえてしまったら皇帝の罠にかかっている。

有効な活用法としてはがれきの塔やパンデモニウムなどの狭い場所で敵から離れて
紋章の罠を設置し詠唱を始める、と言ったやり方か。それでもロマン技の枠を出ないが。


そもそも、発動しても実は大して強くない。
所詮「ほぼ確実に当たるHP攻撃」でしかなく、
皇帝自身ブレイブもEXゲージもまともに溜める手段がないため、
5発当てても倒せないことすらある。
流石にキャンセルは任意で可能なので、攻撃としてではなく相手を確実に引き寄せる手段として使われる。

  • ある程度近距離かつ地表付近でヒットすれば雷の紋章→地雷orフレアが確定する。
    ブレイブ回復中なので確実にクリティカルが出る。が、それを実現できるのはCPU戦ぐらいだろう。

詠唱中、フレアを盾にして身を守れば発動しやすくなる。
もちろんブレイバーなどには弱いが。

  • 雷の紋章も出しておくとそれなりの安心感。地上付近だけな。
  • UT版なら空中フレアの中で詠唱すれば発動しやすい。

プレイヤーから改善が望まれていたが、UT版で調整されることはなかった。

  • UTでの変更点は地味だがちゃんとある。
    詠唱中にEXモードになっても詠唱が中断されない、という調整が加えられた。
    このためEXゲージがあれば妨害の攻撃をEX弾きして発動、ということもできる。
    状況は限られるだろうが。
    • ↑それは溜めを必要とする技全般の調整で、さらに公式でも発表されてないものだけどね。

CPU戦だと、適当に罠をバラ撒いておけば最後まで詠唱できることが多い。
デュエルコロシアムではむしろ主力技となりうる。

  • CPUに使用した場合、極稀にだがデジョントラップを使わずに回避されることがある。
    何が起きた!? ってなった。

初めてこの技を見た時
「なっ、いんせきだと! 何となくヤバそうだ、いったん離れて様子を見よう!」となったら思うツボ。
ある意味、初回限定の貴重な体験でした。


開発段階では表記は「いん石」で降り注ぐ小さい方の隕石の接触相性も遠隔中だった様だ。


素早いキャラなら地面で横移動するだけでも避けられたり、高所からの落下、発動に合わせたエアスライド、ムーブアクションなどでも避けられる。
ハッキリ言って発動の労力の割に必中じゃないのは詐欺に近い。

DDFF

いんせきを暗唱している間魔法ガードの能力が付いたほか
いんせきが降り注いだ瞬間は杖を回し終えるまで無敵になった。
また、最初に降り注ぐ火球の挙動が修正され格段にヒットし易くなった。


アシストシステムの追加に伴い、アシストゲージを稼ぎつつ相手を牽制するという位置付けの技になった。
いんせき→即解除→回避→いんせき……を繰り返すと結構な速さでアシストゲージが溜まる。
余裕があるなら途中で機雷を挟むとさらに効率アップ。


詠唱時間は以前と変わりないが、やはり魔法ガード効果が頼もしい。
魔法弱判定技だけではいんせきの詠唱を止められないので、相手は接近orHP攻撃を放つ必要が出てくる。
近づく敵には自慢の罠で、安易なHP攻撃はアシストで狩ってしまえばこちらのペースに引きずり込める。
また、相手が遠く離れたEXコアを狙っている時に使っていくことで、相手へのプレッシャーを増大できる。(どちらを先に対処しようか迷うため)
普通に攻撃・魔法ガード効果で防御・アシストゲージ溜めの補助的運用など、使える場面は多岐に渡る。
詠唱を妨害されたら元も子も無いので、使用状況を考えて適切に運用していこう。

  • ↑で妨害されたら元も子も…と書いたが、使い方を考えればそうでもなかったかもしれない。
    例えばメランコリアの檻を設置後、その付近でいんせきを詠唱する。
    妨害しようと近づいてきた相手にわざと攻撃させ、その攻撃硬直にメランコ檻を当てる使い方も出来る。
    かなり上級者向けのテクニックであり、狙ってやるのは至難の技だがはまれば痛快。
    罠の付近にいると相手が分かっている場合は対策を取られがちなので、メランコ檻の持続時間の長さを利用して時間差を作り、警戒心を減らす工夫も重要。
    いんせきとメランコリアの檻の相性はいいので、組み合わせて使う場面は多い。
    • というか対デカオでLv1居合い戦法するのに適している。
    • メランコリアを空中フレアで代用してもOK。

一部の魔法キャラはこれだけでも結構な苦戦を強いられる。
とは言え発動の機会は少ないので基本的には誘いとアシストゲージ溜めに使用する技。
同じ誘い技要員のミールストームとは違い無敵無視の効果がない。
という訳で当然アシストで逃げられる。
上記の技は発動時間と誘いの観点から無敵無視が付いている割にこっちに付いていないのは非常に残念。

DFFAC

皇帝の専用EXスキル。リキャストタイム60秒。
サーチ系ブレイブ攻撃で、目標の半径5m圏内へ隕石の雨を降らせた後に巨大な隕石で押し潰す。
動作開始後31F以降に発生保障が付き、52F目までは移動操作(グライド)可能。
攻撃時間が約6秒と非常に長く、最終段ヒット時にはデバフ(2.5秒間スタン)が付与される。
ブレイブダメージは 60 * 10 + 320の最大480。


射程はメテオ(賢者)くらいとのこと
Ver1.4102017/08/09で射程が短縮される前の話なので約30m(円3つ目)だと思われる。

  • DFFNTアルティマニアによれば、最長射程31.2m(設定上は垂直30m&水平20m)。

Ver1.3702017/04/20
いんせき発動中のスティックボムによるスティック操作で隕石の落ちる方向が変化する不具合が修正された。
 
Ver1.4702018/02/22※DFFNTは2018/03/22適用)
スティックボムの銃口操作後にキャンセルして出すと隕石の軌道が変化する不具合が修正された。
 
Ver1.4902018/04/19※DFFNTは2018/06/21適用)
魔法接触判定の変更(BRV強→魔法非干渉)や予兆エフェクトの視認性向上、
小隕石の攻撃発生遅延(※最速ヒットFは改善)・サイズ拡大・落下速度上昇・ダメージリアクションの調整、
大隕石の貫通性能付与・デバフ効果時間短縮(240F→150F)、という上方・下方修正を受けている。
ステップで脱出され難くなったり、マルチヒットも狙えるようになった反面、
遠隔系ブレイブ攻撃を阻止できなくなり、デバフ効果時間の短縮で拘束性能も薄れている。
総合的には弱体化している。
 
Ver1.5202018/07/12※DFFNTは2018/08/16適用)
パンデモニウムの特定位置でヒットしなくなる不具合が修正された。
 
Ver1.5602018/11/15※DFFNTは2018年12月中旬適用予定)
予兆発生は据え置きだが、攻撃発生が77Fから74Fへと早くなった。

DFFOO

EX武器「ヴェノムロッド【II】」またはパッシブ「究極の支配」を装備した皇帝が使用できるEXアビリティの後半部分。リキャスト時間はややおそい。
前半部分の『メランコリアの檻』とまとめて一つの攻撃アビリティとなっている。
ターゲットに弱体効果「雷の紋章」「スティックボム」「メランコリアの檻」が付与されていた場合、付与されているそれぞれのトラップ攻撃が発動し、その後4HIT全体魔法BRV攻撃+全体HP攻撃。与えるHPダメージは分配。
攻撃対象が単体の時、与えるBRVダメージが中アップ。
奪ったBRVを最大BRVを超えて加算する。上限は自身の最大BRVの120%分。
ターゲットに1ACTION弱体効果「雷の紋章」「スティックボム」「メランコリアの檻」を付与しなおす。

PFF・PFFNE

皇帝プレミアムスキルで「いんせき10」が登場する。
チャージ速度は低速、知恵メメント対応。
敵全体に魔法攻撃の中ダメージを与える(最大3000ダメージ)
同時にパーティの全属性が50%強化され、限界突破+3000を付与する。
強化効果は2ターン(評価Excellentで効果は延長される)


鍛えきっていないため、いんせき10なんだろうかなと思われるスキル。
ほかのFF2メモリアは、全て〇〇16という名前なので。

FFRK

共通必殺技「隕石」。
必殺技が付いている装備は「ベヒーモスナイフ」。


また、皇帝の英雄専用アビリティとしても登場している。
カテゴリは黒魔法で、敵単体に3回連続の闇&地&風属性魔法攻撃+短時間、闇&地&風属性耐性レベルを1段階ダウン。