設定/【ミスト】

Last-modified: 2021-03-24 (水) 16:36:29

FF12

霧ではないわ ミストよ

世界のあらゆる場所に存在する自然エネルギーで、生物や気候風土に影響を与える。
ミストはさまざまな作用を発生させ魔法もその一種である。
ミストを利用する場合、魔石に含まれるミストを放出する方法が一般的である。
強い作用を起こすには多くのミストを蓄えた魔石が必要。
ミストは大気や地中に含まれており地域によって濃度の差がある。
通常は無色透明だが、一定の濃度になると具現化する。
強すぎるミストは害を及ぼし、急激な環境変化や動物の凶暴化などを引き起こす。
 

ハントカタログNo.31 『賢者の知識』No.9より

概要

イヴァリース世界のあらゆる場所に存在する自然エネルギーで、生物や気候風土に影響を与える。
ミストの量・質・タイプ・属性は地域によって差があり、それによって気候や環境に違いを生じさせる。
 
ミストはさまざまな作用を発生させ魔法もその一種である。
イヴァリース作品の中で使用される魔法はミストによるものと考えられる。
いわゆる、魔法エネルギー源が粒子となって漂っているものである。
 
ミストは大気中や地中に含まれており地域によって濃度の差がある。通常は無色透明だが、一定の濃度になると黄色やオレンジなど色味を帯び、更に濃密な場合は具現化する。
魔の気配が満ちミストが濃密な場所では霧のように見える。濃密なミストは危険であるが、魔力の回復を早めるという効果もある。
 
強すぎるミストは害を及ぼし、急激な環境変化や動物の凶暴化などを引き起こし、ヒュムなどの種族でも気を失わせるなどミスト酔いの症状が出る。
あまりに膨大なミストは臨界を越えて複合崩壊に達し、大爆発を引き起こす。
その際には、一度周囲の物質を飲み込み大爆発を起こす。
 
また、聖のエレメントは濃いミストの漂う場所でしか誕生しないため、ミストと聖の属性とは密接な関係にあると考えられている。
 
ミストは濃さ以外にも異なった状態がある。
ミストを敏感に察知できるヴィエラ族のフランは「暁の断片」の発するミストは熱いと表現し彼女を猛らせたが、古代都市ギルヴェガンのミストは冷え切っていると表現して人体への影響は小さかった。
また人体がミストを取り込むのにヴィエラが最適とのことだが詳細は不明。

魔法とミスト

FF12においてMPはマジックポイントではなく「ミストポイント」と呼ばれる。
魔法はミストを放出することで発生させている。
マジックポイントとの違いとして歩行中に回復することが可能なのが特徴。

  • 魔法の使用には「魔法石」か「魔片」が必要になる。
    魔法石は魔法屋で販売されている魔法である。
    魔法行使の触媒として作用するため何度でも使えるが、使用者がミストを放出しなければならない。
    魔片は魔法の力が含まれた魔石で、魔片内のミストを放出して魔法を発動させる。
    このため使用者のMPは消費されないが、使用後は魔片内のミストがなくなる消耗品である。
  • どう見ても知的種族に見えないモンスターでも、魔法を使えるのはこのため。
    モンスターの体内には店で売られているのと同質の魔法石が存在するらしい。

ミストカートリッジ

ミストを人工的に圧縮してエネルギーを増幅させることが可能で、「ミストカートリッジ」にミストが蓄えられていく。
ミストカートリッジ内のミストを一気に放出することで「ミストナック」が発動できる。
現在MPが最大MPより多くなるが、最大MPはキャラ自身が蓄えられる最大容量ということだろう。

FFTA2

FF12と同じ世界なので所々で出てくる。
主にモンスターの凶暴化の理由はこれである(MP回復もこれだろう)
ミストが濃いところはモンスターが強く、人はミスト酔いもあって近づこうとしない。
濃いエリアは黄色掛かった霧のようにミストが見える。
ヤクト・ゼレイアは特にミストが強く、次元すらも歪めてしまう。


なお濃すぎるミストに遭っても、ルッソは酔うことも無く普通だった。
別の時代の人間だからだろうか…?


天候としては「霧」扱いらしい。
これになるのはミストが濃いと言われるアルダナ山ぐらい。

FF:U

外界のひとつ「ミステリア」の住人であるが、呼吸によって体内で生成できる霧状の物質。
斬撃などの直線運動を加えることによって、潜在的に含まれる大量のエネルギーが放出される。
雲や霧はミストをボトルに詰めて腰のベルトに挿しており、
ミストをボトルごと剣で切り裂くことによって一刀獣を召喚することができる。
また、霧は口から吐いたミストによって一行の動きを封じるという用途にも使った。

  • 「魂の物質化」であるソイルと類似した、「心の物質化」であるという説がある。