設定/【機械戦争】

Last-modified: 2021-07-03 (土) 09:44:13

FF10

1000年前にスピラで勃発したザナルカンドベベルの戦争。
因みにFF10の世界が「スピラ」と呼ばれるようになったのは、機械戦争の終末からである。

  • ある意味では、この戦争がFF10やFF10-2における全ての元凶だったとも言える。

当時、召喚士の街であるザナルカンドは、機械の技術力においても最高クラスの都市であった。
一方、それに対抗する存在として、同様に高度な機械文明を持つベベルが存在していた。この両都市は軍事面において大きな隔たりを持っており、ベベルは軍事的にも機械を積極的に利用していた。
対照的にザナルカンドは機械を戦争には用いず、召喚獣や魔法によって外敵を退けていた。この為、多くの召喚士が戦争に召集された。

しかし、資源を軍事方面に活用していたベベルにザナルカンドが勝てるはずもなく、後にナギ平原と呼ばれる地帯での戦闘では、ザナルカンド軍の損害は90%であったといわれている。

その後、ベベルはザナルカンドへの直接攻撃を試みるが、ザナルカンドの統治者であった召喚士エボンは、ザナルカンドを永遠のものとするため、生き残っていたザナルカンド市民を総て祈り子に変えてガガゼト山の山中に隠し、彼らの見る夢を基に「夢のザナルカンド」を召喚する。
また、重力魔法を用いて幻光虫を寄せ集めた巨大な鎧『シン』を作り出し、自らはその内部で「夢のザナルカンド」を永遠に召喚し続ける存在、エボン=ジュとなった。
『シン』は、無人となったザナルカンドやベベルを皮切りに、他の機械文明をも攻撃。真相を知らないベベル市民は、ザナルカンド滅亡に怒り狂ったエボンが、ガガゼト山の祈り子達を使って『シン』を召喚したと噂した。


後にエボン父娘を祭るエボン教がベベルにて発足し、『シン』の機械文明破壊によって機械放棄の風潮が広がるスピラを精神面で支配するようになる。
しかし、機械戦争前後の史実や、究極召喚を用いても『シン』が完全に消えることはなく堂々巡りになるだけであるという事実は、スピラの人々の絶望を防ぐためとしてエボン教上層部により秘匿され、これにより世界は「死の螺旋」に囚われることとなった。


機械戦争の最中、ベベルでは対ザナルカンド用の最強の機械兵器「ヴェグナガン」が開発されていた。
だが、システムに欠陥があり、敵味方無差別に破壊し尽くしてしまう失敗作だった為、結局戦場に実戦投入されずに封印された。


召喚士以外のザナルカンド兵は、戦力になっていたのだろうか。


ナギ平原で戦闘したということは、ベベルもザナルカンドも機械によって空を飛ぶ技術がなかったのだろうか。