魔法/【エスケプ】

Last-modified: 2023-12-30 (土) 17:38:15

FF3

クラス1の召喚魔法レプリトドーガの村の魔法屋で100ギルで買える。最下級魔法とはいえ、召喚魔法の中でも群を抜いて格安。
チョコボを召喚する。効果は以下の通り。
白:戦闘から高確率で逃走する(イベント戦闘除く)
黒:チョコボが敵を蹴ろうとするが、逆に殴られるだけ、つまり何の効果もない。
合体:威力16のチョコボキックで敵単体に無属性攻撃


FC版での白エスケプは通常逃走できない分裂モンスターからも逃げられる。
魔剣士になれるまえに、分裂モンスターが現れる箇所があり、その洞窟では重宝する。
他に白エスケプが優秀なのは逃げ腰にならない点。
発動はランダムだが、死の危険を冒すことなく逃走を試みることができる。

  • あくまで「試みる」なので、白エスケプが発動したとしても逃走に失敗する場合もある。
    • 基本命中率(成功率)は50%。レベルや熟練度が低いと結構失敗する。
      失敗すると「こうかがなかった」と出る。
  • まともに戦うと息切れを起こす魔法陣の洞窟では白エスケプ連発で逃げまくるのが有効。

合体効果のチョコボキックも威力はたかが知れており、使用価値は低い。
白効果が優秀なので、幻術師に召喚させた方が有用と言う珍しいポジション。

  • 一応「ジョブの熟練度による補正が2倍」というバグのおかげで
    ジョブ熟練度さえ上げておけば黒魔法(Lv8)フレア位の威力にはなる。
  • とは言え、合体エスケプの威力は16。魔法毎に設定されている威力だけはどう足掻いても覆せないので相当熟練度を上げて魔法攻撃回数を増やさないとフレア(威力200)を上回るダメージが出ない。
    やり込む人向けか。
  • FC版なら魔界幻士や賢者が暇なときに使える。特に賢者だとフレア以上の単体ダメージを叩き出す魔法を使い放題という素敵な状態になりうるため、実はザコ戦において隠れたバランスブレイカー。
  • そもそもフレアと同ランクにバハムルがある以上、賢者がフレアを選ぶ選択肢は無い。どうしても有用性の引き合いに出すのなら…クラス6無属性のバイオ(威力130)だろうか。
  • エスケプがバイオを追い越すのは(装備や敵の魔法防御によって左右されるが)だいたい熟練度27。試算としてレベル40・賢者熟練度1からバハムートの洞窟で稼ぎをした場合、レベル74前後が熟練度27の目処となる。
    ゲームクリアするだけならレベル50程度で余裕を持って達成できるので、有用性よりロマンの領域の話だという結果になった。
    バイオですらこれなので、フレア超えは更にロマン度が高い。
  • 上記の通り(熟練度を上げる必要はあるものの)チョコボキックが強力なので合体召喚も普通に役に立つ。
    真に幻術師に召喚させた方が有用な魔法なのはこれではなくてオーディーン(カタスト)の方。

FC版合体エスケプのチョコボキックは驚くべきことにちゃんと蹴るモーションがある。
その際にチョコボの体の色が反転する(パレットを瞬時に操作しているわけではなく、絵自体がそう描かれている)のだが、
単なるミスなのか動きに迫力をつけるための効果として意図的にそうしているのかは不明。


冥界からチョコボの精霊を呼び出せる。
エスケプのオーブは、召喚魔法の練習用に開発されたため、
失敗した場合に被害が少ないよう、攻撃力が低い精霊としてチョコボが選ばれている。


FC版の発売時に情報誌に掲載された写真では、点のような目に笑ったような口をした、製品版とは大きく異なるグラフィックだった。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

白の技名が「チョコボダッシュ」、黒の技名が「チョコボキック?」と命名された。


テレポが戦闘中に使うと100%逃走可能という効果に仕様変更されたために、白エスケプの価値がほぼなくなってしまった。
一応テレポは闇の世界では使用不可能なので、こちらも完全にいらない子というわけではない…のだが、当然ながら狙って確実に白エスケプを出せるわけではないので普通に逃げるやとんずらをした方が良い場合も多く、実用性がかなり微妙なものと化してしまった。


他の召喚魔法の値段が変更した中、唯一値段変動なし。
クラス2~5までは大幅値上げした分、相対的に格安となった。

FF3(ピクセルリマスター版)

魔界幻士はクラス1のMPが非常に多いため必然的に使い放題という事になる

30年前は「鍛えればフレア並」と言われた威力はどこへやら、250ちょっとの非常にしょっぱいダメージ。
全ての棒を装備出来ず、能力値も下であるはずの幻術師のチョコボキック?の1/4ほどの威力しかない。
50回以上使えるといってもこれを呼ぶくらいなら防御していた方がマシかもしれない…

  • 熟練度に応じて250ずつダメージが増える。ダメージ計算が特殊のようだ。
    最終的に1000ちょっとのダメージになる。が、あえて呼ぶかどうかは・・・

黒エスケプが単なる失敗から「チョコボキック?」という効果に変更された。
呼び出されたチョコボが恐る恐る敵を蹴り飛ばし、即座に逃げるというやや陰湿な演出で単体にダメージ。
何故か魔界幻士のチョコボキックよりもダメージが4倍ほど上。
50%の確率で逃走が出てしまうのでダメージ目的に使うわけにはいかず、無いよりマシの効果と割り切ろう。


なお、分裂モンスターから普通に逃走出来るようになり
逃げ腰システムも無くなったため、白エスケプはDS版より更に立場が危うい。
というかこの魔法の存在価値が危うい。

FF7

魔法マテリア「りだつ」★1のアビリティで、イベント戦闘以外なら必ず逃走できる。
消費MP16。


ふいうち」と組にしておくとちょっと便利(最速0ターン、遅くとも1ターンで逃げられる)。
戦闘にメリットが殆どない星の体内などでどうぞ。


はさみうちでも問題なく逃走可能。


Windowsダウンロード版(2013)にてエスケプを使用すると、
次の戦闘において使用したキャラのATBゲージが戦闘開始直後に初期化されてしまう。
けむりだまでも同様。
このバージョンだけか、仕様なのか…?

  • PS版だとゲージリセットは発生しないようだ。PC版のバグか?

どうも普通の逃走とは異なるもののようだ。
闘技場にて使用すると、その戦闘に勝利した分までのBPがもらえる。

FF11

黒魔道士が習得可能な黒魔法。強化魔法に分類される。
自身と周囲のパーティメンバーを緊急離脱させる。ただし、使用可能な場所が
ダンジョンおよびバトルフィールド内に限定されている。


ダンジョン奥地からの帰還や絶体絶命のピンチからの脱出に使える。
ただし、詠唱開始から発動まで15秒ほどかかるので、使用するかどうかの判断は
すばやく行う必要がある。


詳細はこちら→エスケプ

FF14

時空魔法として名前だけ登場。アシエンが使用する。
エーテルを乱さず転移を可能とする。

  • いくつかの戦闘で戦うアシエンがどれもフィールド内をワープするのはこの魔法だと思われる。