激突要塞!+Wiki 要塞群/新しいアイディアを生み出すには

Last-modified: 2014-05-28 (水) 20:33:05

どうすれば、既存の要塞にないような新しい要塞タイプや戦術を作ることが出来るのでしょう。
どんどん頭の中に新しい要塞のアイデアが思いついてるうちはともかく、自分が作りたい要塞を作り終えてどうやっても次の要塞を作れないとき、要塞作成に煮詰まった時、どうやって新しい要塞を作ればいいのでしょうか。

既存の「強さの基準」をぶち壊しましょう

大会で勝つためには、大会の環境によく出ている要塞に勝てる特化性能が重要です。大会に出てこない要塞に勝ててもしょうがないです。そのため、大会で勝つために必要な性能は特化性能であり、汎用性能はあまり要らないと言えるでしょう。結局は読みが当たるか当たらないか。

すなわち、大会で勝てるかどうかは最後は運です。全く運に頼らずに勝つなんて無理。

そもそも、汎用要塞は特化要塞より本当に勝ちやすいのでしょうか。いくら、テンプレ要塞に全部勝てるように作ったとしても、相手がたまたま環境に合わない要塞を出して来る人が多かったら作戦破綻。どんなに攻撃戦術を増やしても、色んな相手と戦えるようになるだけで勝てるか否かは別問題。突撃出せば対策不能ですが、それを読んでみんなが新幹線や高速聖贄を出して来たら終了。人数が少なければアンチされて終了。初心者の方にきちんと勝てるような要塞を作りたいなら、環境によく出ている初心者の方の要塞タイプを狙い打てば十分ではないでしょうか。

結局、汎用要塞とはどんな要塞とでも戦えるように作られた要塞であって、どんな要塞にも勝てる要塞ではない。そのため、勝てる要塞にはしっかり勝てるように、勝てない要塞からの勝率は潔く諦める特化要塞よりも勝率が高くなるとは言えません。薄く広く勝とうとするか、狭いところからきちんと勝つかが違うだけです。

確かに汎用要塞は流行に左右されにくく、対策も難しい場合が多い上に、読みが外れた時の保険が効く上、初心者の方の要塞に調整の差で相性をひっくり返して勝てるように作られていることも多いというメリットがあります。しかし、そのことは汎用要塞の勝率が安定することを意味しません。どんなに色々な要塞に戦えても勝てるか否かは運次第なので、大会での勝率は安定しません

要するに大会で勝てるか否かは当たるかどうかの運次第。対策されやすい戦術もみんなが対策してなければ通るし、優勝することもある。どんな要塞が強くてどんな要塞が弱いかは大会締切まで決まりません。強いものが勝つのではない。勝ったものが強いのです。大会締切前から強い要塞と弱い要塞の区別をつけるのはやめて、既存の価値観は捨てましょう。
大会で勝つためには、大会の環境に刺さる要塞を作ればいいだけです。環境は刻一刻と変化するのでどんどん要塞作ってどんどん大会に出しましょう。自分が大会に新しい要塞を作って出ることで、大会の環境がまた変化し、どんどん要塞作成のネタになってくれるはずです。それでも要塞作成に煮詰まるようなら、いっそ今の環境で強い要塞だけじゃなく、有り得る環境の中でのその環境での強い要塞を作ってみるのも面白いかもしれません。そうやって作った要塞は今の環境では使えなくても、環境次第ではチャンスが巡ってきたりするものです。また、他の要塞の下位互換になりにくい特異な勝てる範囲を持つ要塞を作っても環境次第でチャンスが巡りやすかったりします。

自分の「要塞へのこだわり」を捨てましょう

自分なりのこだわりで作れる要塞の幅を自分で狭めている人はいないでしょうか。

今すぐにその「要塞へのこだわり」を捨ててください。効率も、汎用性も、時代が下っても勝てるかどうかも、対策の難しさも、どんな要塞が強いと言えるのかには関係ありません。どんな要塞が強くてどんな要塞が弱いかは大会締切まで決まりません。強いものが勝つのではない。勝ったものが強いのです。

今の大会の環境に刺さる要塞を作ればよし。それすら読まれてるなら、さらに相手の一枚上を読めばよし。他の基準は大会で勝つために全く必要ありません。

一つの基準にとらわれず、いろいろな角度から考えて試行錯誤してみましょう。自分の頭にある既存の「強さの基準」やこだわりをぶち壊して既存の基準に従うと非効率的で冗長な要塞を作ってみましょう。

その要塞が強いか弱いかを測るには、要塞を作ったらまずは大会に出してみましょう。勝ったら強いし、負けたら弱い。調整の余地があるなら調整し、余地がないなら別の要塞タイプを使うか、環境の良し悪しを見計らって出しましょう。

昔の要塞を参考にしてみよう

昔の要塞には、今でも参考になるような要塞がたくさん眠っています。それらの要塞の中には、今でも使える要塞や、今の時代に合わせて改良すれば強くなるであろう要塞も多いです。また、昔強かったけれど今はほとんど見ないが、今戦わせると実は強い要塞タイプもあったりします。下奥突撃や2速ラビッツは昔強かった要塞が現代に復活した例の一つとして挙げられるでしょう。昔の要塞についての記事も参考になるものが多いです。このWikiにある激突要塞!Wiki要塞群の要塞作成の上での役立ちサイト・データ・アプリケーションの項目に、それらの要塞や要塞の記事が載っているサイトがあるので、良ければ目を通してみてください。

時間が解決することもある

今、要塞のアイデアが浮かばなくても焦る必要はありません。そのうち、ポッとどこからともなくアイデアが出てくるものです。それは風呂場だったり散歩中だったり他の人の新しい要塞に刺激を受けてだったり・・・・自分も何回か手詰まりになってもう要塞作れないと思っていたのに、蓋を開けてみればいくつも要塞作れるようになっていたなんてことも・・・

そうなるために大事なのは自分で自分の可能性を知らず知らずのうちに諦めてないだろうかと考えてみることです。自分の可能性を自分で閉じたらいつになっても次には進めませんから。自分にはどうせ難しくて作れないと諦めていた要塞タイプがあるなら大チャンス。そこにこそ可能性は広がっています。作ってみましょう。例え、完成しなくてもいいじゃないですか。自分が全く知らない要塞タイプを作るのは新鮮な経験になるし、他の要塞タイプを作る時にも知らず知らずのうちにその経験が知識となって生きてくるはず。

番外編:激突が煮詰まる時は来るか?

激突要塞が煮詰まって要塞がもう作れなくなるということはあるのでしょうか。原理的には必ずそうなります。では、それはいつになるのか考えていこうと思います。

どんな要塞が強くてどんな要塞が弱いかは大会締切まで決まらない。強いものが勝つのではない。勝ったものが強い。だから、今の大会の環境に刺さる要塞を作ればよし。と考えると、どれだけの要塞を作れるかはどれだけの種類の環境があり得るのかによって決まると言えるでしょう。

では、どれだけの環境があり得るのでしょうか。
これについては、まだ誰も思いついていない要塞がどれだけあるかがわからなければ、推測不可能です。しかし、まだ誰も思いついていない要塞を事前に知る方法はありません。よって激突がいつ煮詰まるかは誰にもわからないと言えるでしょう。

しかし、確かに言えることは、激突はもう煮詰まったと証明することは誰にも出来ないということです。まだ誰も思いついていない要塞を事前に知る方法はなく、誰も思いついていない要塞を知る方法が無ければ、どれだけの環境があり得るかもわからないので、激突が煮詰まっているかどうかも分からないためです。

激突が煮詰まったとは、1年も1年半も前から言われながら、それでも新しい要塞が変わらずどんどん出ていたりします。もうアイディアが出ないと思っていても、そのうち、ひょっこり誰も思いつかなかったアイデアをあなたが思いつく可能性は誰にも否定できないのです。

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