クラス名簿/テア・クロイツェル

プロフィール

人物

小柄かつ音楽家一族で首席入学という異例の経歴から、
海の妖精と呼ばれる真面目かつ優秀な少女。
普段は無愛想で進んで仲間を作ろうとはしないが、
揺るぎのない信念とカリスマ性で艦を束ねる才能がある。
また、包容力も抜群でシュペーの仲間からは
「小さなお母さん」と密かに呼ばれているという。
身支度などは幼いころから家政婦にされたこともあってか、
ミーナに食べさせてもらったり、ローザに着替えさせてもらったりしている。

経歴

ヴィルヘルムスハーフェン準備校に入学し、首席として演説する。
ミーナと出会い、おそろいの髪飾りを買う。
適性試験でクローナの妨害に遭うもミーナの協力で乗り切る。（アニメ5年前）
シュペーを選択し、艦長となる。初航海で海上基地へ。（アニメ半年前）
初の課題で、遭難。22日後に脱落者なしで帰還する。
ダートマス校親善試合でMVPとなる。マイヤーからマリアの帽子を渡される。
地中海で足止めを喰らうも、海賊捕獲に協力しブルマーから感謝状を貰う。
感謝状記念にシュペーのクルーがパーティを開く。
日本でもえかの協力もあり、マリアと再会。思いを告げる。（アニメ1週間前）
西之島新島海域でRATtによるクルーの暴走に遭遇。ミーナを送り出す。（2話）
晴風がシュペーと戦闘。ミーナによって注射を打たれRATtから解放される。（9話）
シュペー艦長としてパーシアス作戦に助太刀、活路を拓く。（12話）

人間関係

• ミーナ
  　ヴィルヘルムスハーフェン準備校の演説以来惚れられ、忠実な部下＆親友に。ミーナが所属するからこそ、ビスマルクを蹴って、シュペーを選んだほど。それだけに裏切られた時には調子が悪くなったり、RATt事件時ミーナを送り出す時には体が震えていた。

• クローナ
  　準備校時代から一方的に嫉妬から来る嫌がらせを受けている。首席のテアがビスマルクを蹴ったことで、乗艦できたことを根に持っていたりもする。

• ブリジット
  　ダートマス校親善試合の相手。キングジョージ艦長。テアの機転を利かせた攻撃を褒めた。

• アンネッタ
  　イタリア、タラント校の生徒。リンチェ艦長。地中海で足止めを喰らった際に遭遇する。ちょっかいを出されたため手厚く反撃する。チェスの勝負もすることになったが、アンネッタの方が数段上だった。

• 知名もえか
  　横須賀女子海洋学校にシュペーが寄港した際に、テアを案内した。

• マリア・クロイツェル
  　母親でブルーマーメイド。テアにある試練を与えた。日本で2年6か月ぶりの再会を果たした。

• 納沙幸子
  　ミーナと仲良くなった晴風の乗員。日本語喋れるのにわざわざドイツ語でミーナと会話するなど嫉妬に近いものを感じている可能性がある。

発言集

アニメ版

• 「feuer（フォイヤー）」
  アメリカでいうところのfire（ファイア）。【撃て】の意味。

ローレライの乙女たち（ミーナスピンオフ）

• 「私から話すことは陸の上では特にない　以上だ」
  　ヴィルヘルムスハーフェン準備校の新入生代表に選ばれ、入学式での挨拶。ミーナからは人魚姫、レターナからは変わり者という印象が語られた。

• 「これはおまえの厚意に対する礼だ　受け取れ」
  　入学式後、ローナの誘いに乗らず、食事に誘ってきたミーナ。ミーナはテアに髪留めを送ろうとしたが、テアはミーナに似合うと、髪留めを送る。

• （一人じゃ海は進めない）
  　適性試験。クローナの術中に嵌って。

• 「これより航海を始める」
  　クローナの策に落ち危機一髪のところをミーナが救う。艦長帽を受け取り、裏に貼った海図に一瞬で目を通し暗記。出航を通達する少女の纏うオーラはまさしく覇気だった。

• 「1分1秒でも早く目的地に到達する！真剣に取り組め！」
  　ミーナ以外に味方のいないチームの中で、テアは自身のブルーマーメイドを語り、チームを一つにまとめる。

• 「私の目標はお前が副長を務める艦の艦長になることとしよう」
  　二人だけの誓い。これに関するある真実がローレライの乙女たち6話で明かされるのだが...。

• 「さあ！碇を上げよ！アドミラルシュペー出航するぞ!!」
  　海の妖精の真価が発揮。同じ艦に乗る者たちの指揮を鼓舞する。WoWsコラボでも短縮されて収録されている。

• 「そんな奴と話しても腹の足しにもならんからな」
  　クローナの挑発に乗るミーナをよそにテアは挑発をスルー。

• 「本当の恐怖は一人になることだと思います」
  　ケルシュティン・ロッテンベルクの本当の怖さとはという問いに対して。

WoWSコラボ

• 「総員戦闘配置　私に任せろ」
  　小さなお母さんたる所以。

• 「作戦終了...これでまた母に一歩近づけたかな...？」
  　随分とかわいらしい独り言。ローレライの乙女たちを全巻読んだ人なら感慨深いセリフ。

他作品での登場

• World of Warships
  　シュペーの艦長としてミーナとともに参戦する

話題

• 名前の由来
  　音楽家のルドルフ・クロイツェル（ロドルフ・クレゼール）からか。