概要
作品名 | 作者 | 発表日 | 保管日 |
あなたを愛します≪花言葉シリーズ≫ | 87-335氏 | 08/04/20 | 08/04/20 |
作品
ある日の放課後、俺は掃除当番で遅れて部室に行った。
今日も朝比奈さんのお茶を飲んで1日の疲れを癒すかと思いながら扉を開けるとハルヒが1人居るだけだった。
「何だ、他の皆は休みか?」
「・・・・・・」
朝比奈さんのお茶が飲めないのは残念だが長門と古泉も居ないところを見るとハルヒ絡みか?
と思っているといきなりハルヒから『花』を渡された。
ってなんだこれ?
「・・・胡蝶蘭よ。」
「そうか、余り花には詳しくないんだが。いきなり如何したんだ?」
「・・・ピンク色よ!」
「ああ、そうだな綺麗なピンク色だな。」
「あたしの気持ちだから!じゃ!」
そう言ってハルヒはいきなり帰りやがった。
なんだったんだいったい。
次の日、昨日の経緯を長門に話し事の詳細を尋ねたら急に不機嫌になり一言
「・・・花言葉」
と言ってコンピ研に行ってしまった。
結局何なんだ?
俺が『ピンクの胡蝶蘭』の意味を知ったのはこの出来事からもう少し後の事だった。
- あなたを伴侶にへ続く