MOD機体/ソ連・ロシア現代機

Last-modified: 2019-09-24 (火) 01:52:54

本ページは、ソビエト・ロシア製MOD機体のうち朝鮮戦争以降に計画・設計・製造された現代機(ジェット機のほかプロペラ機も含む)のみのページです。
それより古い機体はMOD機体/ソ連・ロシアに分けてあります。

ソ連空軍・ロシア空軍

イリューシン Il-28 ビーグル

IL28_ss.jpg
Il-28はイリューシン設計局が1948年に完成させた双発ジェットエンジンの軽爆撃機である。
NATOが付与したコードネームがBeagle (ビーグル)。
水平尾翼・垂直尾翼には後退角がつけられているが主翼は直線翼であり、ジェットエンジンは主翼に
抱え込まれるようにしてぶら下がっているWWII中の双発レシプロ爆撃機レイアウトに近い。
巡航速度は770km/h。
パイロットは1人、ガラス張りの機首爆撃手席に爆撃手1人、尾部に銃座1人の3人乗り。

 

ミサイルやロケット弾は搭載できず、胴体内爆弾倉に爆弾を搭載するのみである。
通常は1,000kgまでの爆弾を積むが、過負荷では3,000kgまで可能であり核爆弾にも対応していた。

 

ソビエト連邦国内で6300機以上、中華人民共和国でライセンス生産のH-5が300機以上生産された。
中東戦争やベトナム戦争で用いられた。

対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13.4mは未定)
収録済MODパック: B.A.T. - JTW
単体配布場所: SAS - Jets
動作に必要な他MOD: 1956 JetEra v1.33 , SAS Engine MOD 2.8.11 western , Vega Weapon Pack , Weapon Pack Generation 2016, SAS Common Utils
完成公開版
スクラッチで外形再現度はかなり高い。
コックピットも相違点は少なくないがこの時代のソ連ジェット機っぽいものを流用している。

固定武装:NR-23 23mm機関砲 (尾部砲塔連装)
ミサイル:なし
ロケット弾:なし
爆弾:FAB-100/250/500/1500-3000 M46・FAB-1000 M43・RDS-4T核爆弾
その他:

ラヴォーチキン La-9

La-9はラヴォーチキン設計局が設計・製造した単発単座レシプロ戦闘機である。
WWII中からLa-5・La-7に続く改良型として開発されてきた機体で全金属製になるなどラヴォーチキン製
戦闘機の完成形となったが、初飛行が終戦後の1946年であったこと、実戦参加したのは朝鮮戦争なこと、
またB.A.T.でもWAWではなくJTW側に収録されていることから現代機ページに掲載した。

対応本体バージョン: 4.09m , 4.10.1m , 4.11.1m , 4.12.2m , (おそらく4.13.4mも可)
収録済MODパック: B.A.T.- JTW
単体配布場所: SAS - USSR_Singles (La-9, La-9M, La-11の3機種同一パック配布)
動作に必要な他MOD: (Auto)DiffFM対応環境
外見はスクラッチ。コックピットはLa-5かなにかの流用か?

La-9

La9_ss.jpg
基本型。

La-9M

La9M_ss.jpg

La-9に翼端追加タンク装備したサブタイプ。

ラヴォーチキン La-11

La11_ss.jpg

La-11は爆撃機の長距離護衛を目的としてLa-9をさらに長航続距離へと改良した機種である。
既にMiG-15などジェット戦闘機も量産配備が開始されていたが1951年まで生産が行われ、朝鮮戦争でも
鈍重な襲撃機や哨戒機の撃墜記録がある。

配布はLa-9と同一パックにて行われている。

ツポレフ Tu-16 バジャー

Tu-16はツポレフ設計局が1952年に完成させた双発ジェットエンジンの中距離爆撃機・戦略爆撃機である。
NATOが付与したコードネームがBadger (バジャー;アナグマの意味)。
ジェットエンジンが後退角のついた主翼付け根付近を貫通して装備される形態で、最高速度1,050km/hと
ジェット機らしい高速性を発揮でき、1500機以上が生産された。
また中華人民共和国でライセンス生産されたH-6 (轟炸六型) が輸出用や空中給油型も含め180機ほどある。
パイロットは2人、ガラス張りの機首爆撃手席に爆撃手1人、尾部に銃座2人の5人乗り。

 

核爆弾の運搬・投下が行える戦略爆撃機としても生産された本機だが、当時のターボジェットエンジンの
非力さ=燃料搭載量の少なさと燃費の悪さ故にソ連から仮想敵国アメリカ本土を往復爆撃する航続距離
を得ることはできず、主翼端に設けた給油装置でTu-16同士の空中給油を行うシステムなども開発されたが
実戦部隊での運用には困難が多く最終的には諦められた。

 

なおソ連でドローグ&プローブ式の空中給油が実用化された際、本機が受油側になる改造等は実施されな
かったが、Tu-22シリーズなど受油プローブを装備した爆撃機に対応するドローグ装備空中給油機として
本機からTu-16Nが生まれた。

Tu-16A

Tu16A_ss.jpg
2番目に量産された核兵器運用可能戦略爆撃機型で、シリーズ最多の453機が生産された。

対応本体バージョン: 4.12.2m (4.13.4mは未定)
収録済MODパック: B.A.T. - JTW
単体配布場所: SAS - Jets
動作に必要な他MOD: 1956 JetEra v1.33 , SAS Engine MOD 2.8.14 western , Vega Weapon Pack , Weapon Pack Generation 2016-iii, SAS Common Utils
完成公開版
スクラッチで外形再現度はかなり高い。
コックピットも相違点ありそうだがこの時代のソ連ジェット爆撃機っぽいものを流用している。
過去に配布されたことのあるフランケン版とは互換性がなく、本MOD導入前に旧フランケン版は削除
を済ませておくこと。

固定武装:NR-23 23mm機関砲 3x (尾部連装砲塔・背部腹部リモコン連装砲塔)
ミサイル:KS-1
ロケット弾:なし
爆弾:FAB-100/250/500/1500 M46・FAB-5000・RDS-4T核爆弾
その他:

ソ連・ロシア民間機

スホーイ Su-26

Su-26はスホーイ設計局が開発・生産した民間向けレシプロエンジン単発単座曲技飛行機である。
初飛行は1984年。
固定脚でフラップも装備していない。
もちろん武装もできない。純粋なアクロバット飛行用。

対応本体バージョン: 4.09m , 4.10.1m , (4.11.1mは不明) , 4.12.2m , (おそらく4.13.4mも可)
収録済MODパック: B.A.T.- JTW
単体配布場所: SAS - USSR_Singles (※4.10.1mまでと4.12.2m以降は別トピックで配布)
動作に必要な他MOD: (Auto)DiffFM対応環境
外見はスクラッチ。コックピットはなにかの流用か?

Su-26M

Su26M_ss.jpg
量産型。

武装

武装についての記述は、MOD機体/ソ連・ロシア現代兵装ページに分割しました。