ハートレス/【ダークインフェルノ】

KHIII

ダークサイドやインビジブルに似た姿をしたピュアブラッドのハートレス。

• インビジブルをマッシブにして二刀流にした感じであり、設定画にも「インビジブル地上型」との旨が書かれている。
• あと違うのは、インビジブルは腕から天使の羽のようなものが生えているがこちらは何か紐のようなものを手首に巻いているところだろうか。
• 首周りに炎のようなスカーフのような部位があるのがやや特徴的。
• 剣をよく見ると若干キーブレードの様な形をしている。
  • もしキーブレード二刀流なら心が2つという事になるが、果たして…。

意訳すると「闇の業火」となるだろうか。

• だからなのか攻撃のほとんどが物理とファイアタイプの複合系。唯一ダークタイプなのが闇の火球攻撃。

キーブレード墓場のバトルポータルに出現する、本作の裏ボスの一角である。

• キーブレード墓場のバトルポータルは二つある(断絶の迷宮にある#0を除く)。このうち、大群戦をやらないエリアの方に存在するものがこちら。

初めて倒した時にはクリスタルレガリアが貰える。

• 仮にもハートレスを倒して入手できるアイテム名としては何とも意味深に思える。

主な行動として高速で接近して斬りかかってきたり、追尾する弾を飛ばしてきたり、スタン効果のある広範囲攻撃をしてきたりする。
行動パターンそのものは種類が少なく対処もしやすいが間隙も少なく、更にHPが減ると段階的に紫→赤のオーラを纏い、複数の技を組み合わせて使ってくるため冷静に行動を見切っていこう。

• 特に赤のオーラを纏う第3段階ではファイア系の攻撃が無効化されるので、変形によりファイア属性の攻撃が多くなるグランシェフだとかなり不利になる。

各種攻撃は周囲に衝撃波を放つ物以外はガードが可能で、近接攻撃に対して特定のタイミングでガードカウンターを当てると一発で吹っ飛ぶためファイナルブローまで綺麗に入る。
この特性を利用してフルコンボ1～2回→またガードカウンター狙い……の繰り返しがこいつを倒す安定策となる。
しかし相手を吹き飛ばせるタイミングは短いため、発生の早いリベンジスラッシュが非常に大活躍する。
ただし各種連続攻撃の最後の一振りは全てガード不可能なので、最低でもそれに合わせて出さないといけない。
　
また、この戦闘中はソラ一人になる。そのため連携によるレイジフォームの強制解除はできないので注意。

完全までとはいかないがハメ倒す事も出来たりする。リベンジ行動の｢トリプルブレイク｣を敢えて使わせてその攻撃をガードまたは回避でかわす。相手は攻撃後は棒立ちまたは移動をし始めるのでその時に攻撃を加えると怯むので、これを繰り返しやる事で安全に倒せる。ただしオーラを纏ってない状態や紫オーラの場合はオーラを纏うためにこのハメから抜け出すので赤オーラの時にやるのが良い。

実質的な裏ボスと言える立ち位置にあるこのハートレスだが、これまでの作品の裏ボスたちのようにこれと言ったムービーがあるわけでもなく、説明も特になく、世界観的には謎の多い存在である。

• (現在のところ)何もストーリー要素が無く、かつ人物ではないモンスタータイプの裏ボスとしては、KHIのファントム、Daysのデブリスフロウ、BbSのアイアンプリズナーと近い立ち位置と言える。
  KHIIIRMにおいてダークインフェルノを遥かに凌ぐ強さを持つ再現データやシークレットボスが追加されたことで、「特別なようでいてその作品における最強の隠しボスではない」という点も共通するようになった。

出現する場所や首回りのスカーフの様に見える部位などの特徴から、エフェメラとの関連性を見出すプレイヤーもいるが、憶測の域を出ていない。

• あとは描写の中でエフェメラが最初に交戦していたのはインビジブルであった、というところもだろうか。
• KHIIIRMで登場した後述のダークインフェルノχを背面から見ると、スカーフのような部位は赤、髪のような部位は白くなっており、更にエフェメラっぽさが増しているがやはり依然として憶測の域を出ない。後述のように別のキャラクターの心から出てきた闇だし。
• スカーフに似た部位からブライグとの関連性を見るプレイヤーもいるようだが、流石にこっちは大穴のような気がする…。
  • 首巻という点ではトワイライトゾーンもいる。

KHIIIRM

ダークインフェルノχ

追加シナリオ「Re Mind」に登場。通常のダークインフェルノとはカラーリングが異なる。
隠しボスではないため、攻撃方法はほとんど一緒だが攻撃力は抑えめになり、HPも減少している。

テラ＝ゼアノートに吹き飛ばされたヴェントゥスの心に入ったソラに対し、「闇」と名乗る声がソラにここから出ていくよう話すと、ヴェントゥスの目覚めの園から闇が噴き上がる。ソラが目を開けると眼前にダークインフェルノχがいた。
　
めでたくストーリーに絡むことができたダークインフェルノだが、ここで出た新たな謎は次回作以降に持ち越しとなった。
闇を持たないはずのヴェントゥスの心から出現した点や、「χ」という名前から恐らくはキーブレード戦争の時代のヴェントゥスに関わっているのではないかと考えられる。
また、ダークインフェルノχがヴェントゥスと紐付いた存在であるなら、同じように通常のダークインフェルノは誰と紐付いているのか？という新たな疑問も生まれた。