ダンデライオンに所属するキーブレード使いの少女。
服装は肩のない白いワンピースで、オレンジの長い髪を2つにまとめている。
- 衣装の雰囲気が少しナミネと似ている気がする、という声が一部で聞かれている。
- 主人公を一方的に認識していた、というのも共通点だろうか。しかしそうなると彼は無自覚とはいえ実の妹に若干似た人物に無体を働いていたことになるが…。
- ストレリチア(Strelitzia)とは極楽鳥花という植物の英名で、その花はオレンジ色をしている。
使用キーブレードはエフェメラ、スクルドと同じくブラウザ版χにおけるスターライト第4段階。
- Uχではスターライトにこの見た目の段階は存在しない。χから登場しているエフェメラやスクルドはまだしも、Union χから登場の彼女に実装されていない見た目のキーブレードを持たせてもよいのだろうか。
- あくまでユーザーが彼女の存在を見られるのがUχ上なだけで、彼女の物語はχ世界のものであると思われる。物語が進みχとUχの関係、時間軸の全容が明らかになればこの件も意味を持つのかもしれない。
- エフェメラ、スクルドとは、ユニオンリーダーに任命されたという共通点がある。それが理由なのかもしれない。
- あくまでユーザーが彼女の存在を見られるのがUχ上なだけで、彼女の物語はχ世界のものであると思われる。物語が進みχとUχの関係、時間軸の全容が明らかになればこの件も意味を持つのかもしれない。
デイブレイクタウンの噴水広場の西にある門の屋根の上がお気に入りの場所。曰く「私だけの場所」だそう。
Uχ
キーブレード使いとして光を守護する日々を過ごす中、噴水広場でエフェメラを待つプレイヤーのことを見かける。
それ以降プレイヤーのことを気にかけるようになり、いつしか友人のように思うようになる。
- 他のキーブレード使いが何の疑問を持たずに日々を過ごす中で、プレイヤーは見ているものが違うように感じたらしい。
- プレイヤーが男の子でプレイしている時のみ、彼女がキャッスル・オブ・ドリームで大公にガラスの靴を試させられそうになっているシーンが回想に加わる。
- 女の子でプレイしている場合、ここの回想はプレイヤーが靴を試させられそうになっている横をストレリチアが通り掛けに目撃するシーンになる。
奥手な性格のようで、プレイヤーと会話したいとずっと思っていたが勇気が出ず、話しかけられなかった。
また後述の通りプレイヤーをダンデライオンに勧誘しようと決めた際も、夜中に部屋のドアの前でウロウロしたり、かと思えば朝早く起きて伝えることを決心して即床につき翌日チリシィを置いてプレイヤーを探しに走って行ったりと落ち着きのない所もあるようだ。
マスター・アヴァにユニオンリーダーの掟を渡されると共に世界が間もなく終わることを聞かされたあとは、その危機からプレイヤーを救うべくダンデライオンに勧誘しようとした。
しかしプレイヤーを捜している最中、7番街の空き家にて何者かに襲われ、消滅してしまう。
結局プレイヤーとは一度も会話することはなかった。
- プレイヤーとスクルドが空き家に入っていくところを目撃したチリシィの知らせを受けて駆け付けたのだが、彼女が辿り着いた時には既に二人はいなくなっており、襲撃者が潜んでいた模様。
後にこの話を聞いたエルレナと彼女のチリシィがこの空き家に立ち入った際、彼女の最期の姿をノイズがかった映像のような形で断片的に目撃している。
- エルレナ達が目撃したのは消滅する寸前のストレリチアが何とか建物を出て行こうとしている姿のみで、彼女を襲撃した何者かの存在を見ることは出来なかった。
- この映像を目撃したのは最初に空き家に入った時の一回のみで、それ以降は何度出入りしても見ることが出来ていない様子。
ストレリチアを襲った犯人はユニオンリーダーの掟を持ち去り、欠落するはずのユニオンリーダーは5人そろっているため、現在のユニオンリーダーの誰かが犯人である可能性が極めて高い。
- このうち、マスター・アヴァから直接掟を渡される描写のあるエフェメラは除外される。
最初ユーザーから最も疑われていたのは上記の消滅シーンの直後に登場したラーリアム、次点がブレインだった。
ラーリアムについてはメインストーリーにおいて彼女の兄であること、キーブレード戦争前後から音信が途絶えてしまった彼女の行方を探しているらしいことが判明したことで、この疑いはほぼ晴れた。
ブレインが疑われていた理由としては、あまり正体がハッキリしていないのと、KHIIIのシークレットレポートにおいてユニオンリーダーの入れ替えがコンピュータウイルスの侵入に例えられていたこととブレイン自身の「マスターが書いたプログラムを書き換えるウイルスになる」という発言に共通点が見られたこと。
しかしこちらもアヴァにユニオンリーダーに任命されるシーンが描かれたため疑いが晴れた。
また、ヴェントゥスを疑っているユーザーもいた。理由としてはアヴァの事をよく知らない→アヴァから直接ノートを渡されていない→ストレリチアを襲って奪ったからと連想できてしまう事と、そもそも彼の闇の部分があのヴァニタスであるという事が大きいだろう。
- しかしKHIIIRMにて、ヴェントゥスとヴァニタスが「元は別々の存在」であると明かされたため、ストレリチアを襲撃したのはヴェントゥスの中のヴァニタス…と考えることは難しくなっている。
- とはいえヴァニタスがどの時点からヴェントゥスの中に入り込んだのかが分からない為、可能性は捨てきれない。仮にこの時点で入っていれば、ヴェントゥスの体を操ることができるからだ。KHシリーズでも「中に入り込んで操られる」ケースは程度はどうあれ枚挙に暇がなく、実際BbSでヴェントゥスもこの被害にあっている。
ユニオンリーダー以外では、マスター・グウラが関与を疑われていた。
- 彼女が襲撃を受けた場所が、グウラが潜伏し、直前までプレイヤーたちと会話をしていた7番街の空き家であるため。しかしこの襲撃の時には当時ユニオンのマスターであり、プレイヤーたちに「ユニオンから招集がかかる」と言っていたグウラも既にこの場を去っていた可能性もある。
後に本来は選ばれていないリーダーがヴェントゥスであることが明らかになったが、彼自身は入れ替わりの自覚が無く、アヴァに任命されたと思い込んでいた。
しかし、その記憶は偽物であり、まさにヴェントゥスがアヴァに任命されたと思っていたその時に、ヴェントゥスにとりついた闇がストレリチアを消滅させていた。
- この際闇はヴェントゥスの体を一旦離れて直接攻撃を行ったため厳密にはヴェントゥスが手を下したわけではないが、ヴェントゥス説が一番近かったということになる。
そのことを知り、闇が犯人であると理解していながらもヴェントゥスへの怒りを克服できないラーリアムの元にストレリチアの幻影が現れ、闇の思惑通りにならず、優しいラーリアムに戻るよう告げる。
そしてその直後、ラーリアムはエルレナが連れてきたエルレナのチリシィから、数日前黒コートと白装束のストレリチアらしき人物が歩いていたのを見たと知らされる。
ブレインは、世界をデータ化する際にストレリチア含め(Uχ世界線に移動できなかった)人間も全てデータ化されており、その中からストレリチアのデータを何者かが復元したのではないかと推測している。
- ただ、賢者アンセムも実体験を通じて心のコピーは不可能であるという結論に達したことなどを考えると、まずそれが可能なのかという疑問が湧く。次にこの仮説が合っていたとしてデータ化されたストレリチアが果たして本物のストレリチアと同一なのかはわからないというスワンプマン的な問題も生じる。最後にもしバックアップされたストレリチアが本物のストレリチアと完全に同一だったとするとそれを成し遂げたマスター・オブ・マスターのすごさは際立つが、キングダムハーツ世界的には消滅した人間が復活する場合もあるので本来のストレリチアが復活したらどうなるのかという話にもなる。ただし、結局は現時点ではブレインの仮説が正しいかどうかすら不明なので、今後の説明が待たれるだろう。
上記の通りメインストーリーにおいて、ラーリアムと兄妹関係にあることが判明している。
- ストレリチアにはどうもマールーシャとのつながりをにおわせる要素が多く(名前が植物名、XIに見える髪留め、部屋が植物だらけ)、何らかの関係があるであろうことは登場時から予想されていた。Re:COMのマールーシャ戦(3戦目)にて、マールーシャの背後に居る鎌を持った巨大な天使型の存在も、どこかストレリチアの風貌を漂わせているのは気のせいだろうか。
- 本人自体すごい未練(プレイヤーに会いたい)を持ったまま消滅したし、可能性はあるかも。
- あるいはラーリアムの「今度こそストレリチアを探し出す」という強い思いが具現化したものなのかもしれない。マールーシャはラーリアムの記憶がないらしいが、もしマールーシャから発したものであればそれはそれですごい執念である。
- 本人自体すごい未練(プレイヤーに会いたい)を持ったまま消滅したし、可能性はあるかも。
- ラーリアム曰く「あまり多くを語らない妹」との事だが兄妹仲は良好。ラーリアムの事は「お兄さま」と呼ぶ。
- 1日分のLUX回収ノルマを午前中に済ませてしまう兄の才能に驚く彼女であるが、彼女は彼女で兄を超える魔力を持っており、落ち着いて戦えば午前中に終われるくらいの力を秘めているとラーリアムは言っている。しかし実際にはやはり落ち着きがない性格なのか毎回任務がうまくいっていないようだ。
- 実際ギリギリとはいえユニオンリーダーに任命されたくらいなのだから、それくらいの能力はあるということなのだろう。タイミングはともかく、彼女が選ばれることは決められていたのだし。
- この際ラーリアムが自分を乗せて飛べるくらい強くなれと励まし、最終的に本人もそれについて強い意気込みを語る。でもそれってどういう状況なんだ。
- とはいえCOMでマールーシャを乗せて飛ぶ「スペクター」が登場している。アルティマニアによると上述の天使型の存在もスペクターの変形したものらしいが、まさかね…。
- ちなみに機関員時代のマールーシャの魔法力はDaysによると10段階中6という平均よりちょっと上である。
- 1日分のLUX回収ノルマを午前中に済ませてしまう兄の才能に驚く彼女であるが、彼女は彼女で兄を超える魔力を持っており、落ち着いて戦えば午前中に終われるくらいの力を秘めているとラーリアムは言っている。しかし実際にはやはり落ち着きがない性格なのか毎回任務がうまくいっていないようだ。
しかしラーリアムの視点からは彼女の足取りはキーブレード戦争が起きる直前でぱったりと途絶えている形になり、彼は現在も妹の行方を捜している。
また、彼の話からストレリチア自身はダンデライオンへの参加を躊躇していたことが判明する。実際、彼の回想シーンでも、実の兄から勧誘を受けながらも加入を渋っていた。
- パーティーの仲間や、やはりプレイヤーのことを気にしていたようだ。そしてラーリアムにプレイヤーのことでからかわれ、分かりやすく焦っている。
上記の行動や「あなたは私を知らないけど、私はあなたを友人の様に感じていた」という問題発言から、登場当初は多くのユーザーからストーカーのように思われた。
- しかしかわいいと言う声もよく聞かれる。
- 上記の展開からかわいそうと思うプレイヤーも多かっただろう。また、容姿がUχの2Dしか存在しないため、是非野村氏の絵が見たいという声も多かった。
- リリースしたばかりなのに、台湾のイベントではわざわざ公式レイヤーさんを雇った(もう一人はスクルド)。
- 後をつけるわけでもないのにストーカーやヤンデレ扱いされる不憫な子である。
- ダンデライオンに入らないとプレイヤーが消滅してしまうのではと心配する姿には心を打たれる物がある。
- 消滅シーンは流れる「Dearly Beloved」も合わさり、彼女に感情移入していたプレイヤーを泣かせてくれる。
- 登場から消滅まで3ストーリー、しめて10分前後の出番であったがそれなりのインパクトを残していった。
そしてついに、シリーズディレクター・野村哲也氏のアプリリリース5周年記念のメッセージとともに、チリシィを抱えて向き合う彼女のイラストが発表された。発表時点では線画のみだったが、メッセージの末文に、今後着彩しメダル化する予定とあり、実際にこのイラストでメダル化された。予知者を除くとχ/Uχの時代の人間としては初のメダル化となる。
- Uχのメダルは未来の力を利用したものなので、彼女自身も未来に存在するのだろうか。
- 予知者たちの力=メダルはロストページに記されたキーブレード戦争の項目から取り出されているという解釈を適用できるとしても、戦争に参加せず、生き返った描写もない彼女については現状想像するしかない。
- マスター・オブ・マスターは"見つめる目"を介して予知書を作成したのだから、予知書にはχの出来事も記されていると考えれる。その為、この時代の人物がフラグメントに描かれていてもおかしくないと思われる。
- 予知者たちの力=メダルはロストページに記されたキーブレード戦争の項目から取り出されているという解釈を適用できるとしても、戦争に参加せず、生き返った描写もない彼女については現状想像するしかない。
- 作中で白装束のストレリチアらしき人物が何回か現れていること、黒コートと白装束のストレリチアらしき人物が共に歩いていたことを目撃されていたこと、今作では2人しか登場しない黒コートの人物のうちの1人であるルシュが白装束を箱舟に乗せたことを繋げて考えると、もしかするとストレリチアも未来に渡ったのかもしれない。
KHIIIにおいて終わりの世界に登場したNAMELESS STARの女性が彼女なのではないか?とも噂されているが、現時点では真相は不明。
- KHIIIRMにてNAMELESS STARの待ち人がヨゾラであることが示唆されたため、彼女がストレリチアである可能性はかなり下がった状態といえる(ミスリードの可能性もあるため0ではない)。