キャラクター/すばらしきこのせかい

Last-modified: 2023-09-30 (土) 18:12:12

3Dにて、ニンテンドーDS用ソフト「すばらしきこのせかい」から、FFシリーズ以外で初めてのゲストキャラクターが登場した。
FFシリーズのキャラクターがKHシリーズ独自の設定で登場しているのに対し、ほぼ原作通りの設定で登場している。
 
彼らが登場することになった経緯は、トラヴァースタウンいつものメンバーが登場するのはマンネリ化してきたこと、島育ちのソラたちと都会育ちのネクたちの対比が面白そうだということ、また解説役としてヨシュアが適任だったことなどがある。
 
全員が「シブヤ」という世界から来ているが、「すばらしきこのせかい」の渋谷と同一の世界かは不明。


原作の設定がKHシリーズの根幹に関わる可能性が出てきたので大まかなあらすじと用語の意味を記述しておく。
 
渋谷で命を落とした若者達がUG(アンダーグラウンド)と呼ばれるもう一つの渋谷に送り込まれ、そこで死神のゲームと呼ばれる謎のゲームに巻き込まれてしまう。
スクランブル交差点で目を覚まし、記憶喪失のまま死神のゲームに参加することになった主人公ネクは、生き残るために奔走しながらUGで出会う人々との関わりを通して成長していく。

ゲームの内容は「7日間の間配信されるミッションを達成しつつ生き残る」というもの。
達成できれば現世であるRG(リアルグラウンド)へ帰還できるとされるが、7日間の間にミッションに失敗する、またはノイズと呼ばれる敵対種族やゲーム運営者である死神に倒されるとゲームに敗北した事になり、本当の死を迎える。

ゲームの参加者には参加者である証のバッジが配られ、さらにミッション中は右手の手掌にミッションの制限時間が刻まれる。

  • この制限時間は3Dでもネクの掌にあることが確認できる。
    • なお、すばらしきこのせかい本編中で制限時間が刻まれるのは右手であるのに対し、3Dで制限時間が刻まれているのは左手である。この違いが意味するところは不明。

また、詳細な説明は伏せるがすばらしきこのせかいのゲーム内世界にはある大きな秘密がある。これが今後に関わってくるかは不明。


KHIIIのシークレットムービーにおいて、ソラが渋谷、リクが新宿に転移した姿が描かれており、ムービー内に109ではなく104と書かれた建物が出てきた事から、3Dでネク達が登場したことも踏まえるとこの渋谷は「すばらしきこのせかい」と同一ではないかと考えられている。

  • アルティマニアの情報では、3Dで交わしたネク達との「シブヤに行く」という約束が果たされたというわけではなく、ソラが「シブヤ」にいることが重要だとされている。
  • ソラはエンディングでカイリを救った代償により、UGに降り立ったのではないかとも考えられているが、リクは不明。
    • 上記の通りUGは死んだ人間が送り込まれる場所である。
      これが正しいとするならば、つまりソラの現状は…?
      • シークレットムービー内ではソラの右掌が映されていない。偶然か、意図的か…。

また、リクがいる新宿らしき場所にはヨゾラの姿があることから、彼がいるのは劇中ゲーム「VERUM REX」の世界ではないかという推察も可能なのだが、KHIIIの直前に発売された「すばらしきこのせかい -Final Remix-」の追加シナリオ及び続編の「新すばらしきこのせかい」に新宿が登場しているため、こちらと繋がっている可能性も捨てきれない。

  • 「新すばらしきこのせかい」は「すばらしきこのせかい」から3年後の物語であるため、MoM時点と時間が同じ可能性もある。

なお、上述の追加シナリオと「新すばらしきこのせかい」のストーリーの間に「すばせか」世界の新宿は崩壊の運命を辿ったため(「新すば」のラストで復興予定であることは語られるが)、リクが訪れた新宿との関係については未だ謎が深まるばかりである。


ちなみに、「新すばらしきこのせかい」にはKHシリーズ(特にKHIII)を彷彿とさせるような要素がいくつか存在する。

  • 主人公・リンドウの能力「リスタート」は、一度決定した運命を時間遡行によって書き変えることができる。
  • リンドウの友人でパーティメンバーの一人、フレットの持つ能力の名称が「リマインド」。
  • 同じくパーティーメンバーの一人、ナギの能力の「ダイブ」は、他者の心に文字通りダイブし、内部を蝕んでいる敵を倒すことができるというもの。
  • シナリオ終盤で戦うとあるボスの形態がデビルズウェーブそっくりであり、そのボスが関わる一連のイベントもKHIIIのキーブレード墓場前半の展開とよく似ている。
  • 同作のパッケージイラストの空の色合いがKHIIIのパッケージイラストと酷似している。

ただし、これらはあくまで似ているというだけに留まっており、KHIIIのシークレットムービーのように世界観の繋がりを匂わせるようなものは特にない。

3D


ネクはソラ編にのみ、ビイトはリク編にのみ登場する。

上記以外にも、フリックラッシュのマブスラカップには、原作で登場したキャラクターが名前だけ登場している。

  • この人選が割と謎で、彼らは原作でのとある事件の関係者という共通点があるものの、一人を除きなぜか主要キャラを差し置いて選出されている。
  • ちなみに「マブスラ」とはすばらしきこのせかい内のミニゲーム「マーブルスラッシュ」の略称であり、某大乱闘ゲームとは全く関係無い。