種族

Last-modified: 2010-09-13 (月) 02:57:24

エルマシア

特徴

プレイヤーの黒髪の男女を指す
男はポニーテイル、女は巨乳。

はぐれGM一人旅~旅情編~より

過去の大戦争の惨事からかろうじて生き残った人々の末裔である。
主に当時アジアと呼ばれていた地域の人々が今のエルマシア大陸に多く生き残ったために、東洋色が強い文化性が根付いている。
辛い状況の中、生き抜いてきたという過去のためか団結力は強いが、最近はそれも徐々に薄れてきたと咲夜は語る。
職人的な思考をするものが多く、モノ作りを得意とする手先の器用な者やアイデアを形にすることの出来る特技を持つ者が多い。
エルマシアの民のラティウス信仰は強く、機械文化を拒否して、自らの力で生きようとする精神は1000年以上経った今でも変わっていない。
ちなみにエルマシアの民の間でも7不思議になっている咲夜の年齢に関しても、「あの人はラティウスに選ばれた巫女さんだからなぁ」で話が済んでいることから結構のんきな部分が少なからずあるようだ。
国家間でのいざこざは絶えないが、最終的には君主の裁量で世界の在り様が決まるため、世界戦争という事態に至らないのは幸いだが、それは今までの歴代君主が全ての国から非難を受けるような君主ではなかったという幸運に恵まれた結果である。
君主制度に対する大きな不満を一部の民は抱えているが、実際にいた英雄エナレットの功績などを考えると、そうやすやすと君主制度を無くすことは出来ない心の葛藤を抱えている。
それが爆発したときに大規模な山賊活動や、反政府運動などが勃発するが、大抵は組織力が弱く、あっという間に鎮圧されてしまうなどの事件もある。
絶対的な君主という制度は、あくまで人望や能力の高いものがいるうちは大きな利点となるが、暴君が誕生すれば誰も止められない、という問題点を指摘する学者もいるが世論としては受け入れられていないのが現在のエルマシア大陸の人々の思想である。
長い戦争の歴史からか、職人の技によるものなのか、武器や防具には優れたものが多く、どちらかというとデザインより機能性を重視したものが多い。

イクシア

特徴

古くからエルマシアに住んでいた人々とは違い、彼らは遠い東の果てにあるイクシアという世界から移住してきた。
黒の軍団が侵略してくる方角からの異民族に、エルマシアの人々は恐れを抱いたが、次第に打ち解けるようになってきた。
彼らはエルマシアに新しい技をもたらした。
その端麗な容姿も魅力の一つだろう。
プレイヤーの白髪金髪の二人を指す。座り方が雑。

はぐれGM一人旅~旅情編~より

イクシアの民はイクシア大陸から移民してきた移住民であるが、実際に移住してきた民からイクシア大陸の現状を聞くと以下のようなことになっているらしい。
イクシアの民は機械技術が比較的発展しているが、その技術の全てが皇帝を名乗る独裁者によって占有されている。
この皇帝制度自体は、エルマシアが君主制度を導入しているのと同様に過去に偉大な英雄がいたことから始まっているらしい。
しかし、エルマシアとは違い、悪い結果として残ってしまった、ということになる。
イクシア大陸は非常に環境が悪く、機械技術無しに生きていくことは非常に難しいため、結果として皇帝の庇護を受けなければ生きていくことは出来ない。
しかし機械技術も優れた形で保管していたわけでもなく、生存のために日々酷使していることから、故障箇所が多くなってきている上に、修理を行なう整備士が足りない状態である。
そこで目を付けたのがエルマシア大陸だというのだ。
彼らは共存を望まず、欲しいのなら奪うべき、と強攻策を検討した挙句、黒の軍団が出来上がった。
しかし、黒の軍団はどのような構成で、人員をどうやって確保しているのかはイクシアの民ですらわかりません。
何度も派兵に失敗していることと、その殆どが戦死、または行方不明などから、1回の派兵量を考えると、既にイクシア国民は1人もいない計算になるという。
また皇帝の素顔や誰がどうやって皇帝に選ばれているのかなど、イクシア民もわからない部分が多く、政権の中枢は黒のヴェールに包まれているという。
イクシア民は良くも悪くもシャイな性格で、感情を余り表に出そうとしない。
自分の感情を素直に表に出すことが恥ずかしいと感じていることから、感情とは逆な台詞が出ることもしばしばある。
移民当初はその性格も嫌われる基となっていたが、今ではイクシア民は口では冷たいことをいいつつも、なんだかんだ手伝ってくれるいい人とエルマシアの人々には認識されている。
初の女性君主で初のイクシア民君主となったファナリアの台詞が今でも冗談として語り継がれているのは有名。
民衆が食糧事情で苦しんでいたために、世界金庫から資金を捻出し、農場施設などの建設、及び食料調達に全力を傾けた施策を取り、エルマシア民の代表から感謝の言葉を君主に申し上げたい、と君主席に訪れた。
その際に、ファナリアはそっぽを向きながら、
『別に貴方たちのためにやったんじゃないからねっ!』
と、壇上で照れながら激昂したエピソードはエルマシア民がイクシア民をからかうときに使う言葉となっている。
過去に欧州と呼ばれていた地域の人々が多く、基本的に優雅に振舞うことを心情としており、実用性よりデザインに拘るなど芸術色が強い一面もある。