アンチも信者も黙らせる男

Last-modified: 2024-02-02 (金) 13:56:03

オリックス・バファローズ入団以降の中島宏之に用いられる蔑称の一つ。「信者もアンチも黙らせる」などの表記揺れあり。


経緯

2014年オフ、3年契約・年俸3億5千万円(推定)の大型契約でオリックスに入団した中島だったが、西武時代とは別人のようにブクブク太った体型*1、度重なる怪我での離脱*2、打撃不振などファンや信者が悲しみで口を閉ざしてしまうような失態を犯し続ける

一方でシーズン後半にかけて徐々に調子を取り戻し、低空飛行だった打率を.240まで引き上げ二桁本塁打を達成。他のレギュラー級の選手たちも中島と同様に不振や怪我で苦しんだため、いらなくはない程度に必要とされることに。なんJでは「岩村明憲の再来」との声も多かったが、そういったアンチの予想を上回り声高に批判しづらくなる程度には活躍した。

 

このような「全盛期の活躍からは程遠いが、はっきり戦犯と言えるほど劣化している訳でもない」「決して不要な戦力ではないが、年俸に見合うほどの働きもしていない」という中途半端な状態が続き、上記の呼称が定着していくことになる。

その後

翌2016年は本塁打こそ8本に落とすものの打率を.290まで上昇させる。2017年は夏前まで不調だったが、7月9日の試合前に京セラドーム天井から落下してきた鉄パイプで負傷してしまう*3。ところが、なぜか復帰以降成績が急激にブースト。最終的に打率.285、9本塁打をマークするなど初年度から比べれば成績はかなり良化した。この鉄パイプ直撃事件後、アルフレド・デスパイネ(ロッテ→ソフトバンク)に引っ掛けて鉄パイネ(テツパイネ)という別称も誕生している。

【朗報】オリックス中島(35) 鉄パイプに当たってから大復活する

http://hawk.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1503233061//l50

1 風吹けば名無し@無断転載禁止2017/08/20(日) 21:44:21.79ID:EbHtNc1v0

鉄パイプ以前 72試合 打率.268(269-72) 4本 26打点 出塁率.339 長打率.361 OPS.700

鉄パイプ以降 24試合 打率.341("85-29) 4本 16打点 出塁率.383 長打率.529 OPS.912

通算 96試合 打率.294(344-101) 8本 42打点 出塁率.358 長打率.413 OPS.771

2 風吹けば名無し@無断転載禁止2017/08/20(日) 21:44:42.64ID:fIHX8qYvM
これは福留曲線

しかし、元々タイトル獲得経験のあるショートだったことやチーム野手でダントツの高給取りであること、一塁・指名打者中心の起用で守備での貢献度はほぼゼロである*4ことを踏まえれば走攻守すべてで全盛期には程遠く、信者もアンチも煮え切らない思いを抱いたままの状態が続いた。

2018年はやや出場試合数を落としたものの、一塁・指名打者中心に打率.289、5本塁打と一定の成績を残した。だが契約更改時に大幅減俸を蹴って自由契約となり、巨人に入団した。

巨人では打てない守れない走れないという最悪の状態に陥ったが、原辰徳監督の肝いりで入団したため*5か成績に反して中々2軍に落とされず巨人ファンからヘイトを向けられまくる。さらに死球を受けたときなどの態度の悪さもあってアンチを黙らせるどころかアレよみうりランド中島呼ばわりされた上に名誉外様扱いまで受けるようになってしまった。
しかし2019年オフに大減俸を食らったこと、2020年以降はまずまずの打撃成績を残していることや2021年には中島以上にヘイトを向けられる選手が移籍して来たことなどから酷く言われることは減っている。
ところが2022年以降はその中田翔に一塁のレギュラーを奪われ、出場機会が激減。2023年限りで戦力外通告を受け、中日に移籍した*6

関連項目


*1 元々守備範囲は狭いながらもショートを守り、ゴールデングラブ賞を3回受賞したこともある選手だったが渡米前よりも肥大化。オリックス入り以降は一塁手または三塁手として起用されていたが、あまりの衰えにより指名打者での出場がほとんどとなっていた。守備範囲、走力、肩の著しい劣化など、なんJでも批判の槍玉に度々挙げられている。
*2 一例として、2015年5月26日に試合前の昼食中にぎっくり腰を発症、翌日に登録抹消された。
*3 当時、練習と同時並行でスコアボード下に当日の試合スポンサーの看板の設置工事を行っており、この現場から落ちてきたもの。なおこの鉄パイプは重さ6kgもあった上に高さ20m近い場所から落下してきたものであり、もし鉄パイプが直撃していれば死亡事故レベルの大惨事に発展していてもおかしくなかった。幸い一度地面に落ちた鉄パイプがワンバウンドして中島に当たった程度だったため打撲の軽傷で済んだが、事の重大さ故一時場内に大阪府警が出動し取り調べが行われるレベルの事態になった。
*4 2015年、2016年それぞれ数試合でショートを守っているが、あまりの地蔵っぷりに起用を断念されている。
*5 2009年のWBC日本代表で共闘した際に原と中島が意気投合したとされる。
*6 なお中田も出場機会を求め自由契約となっており、彼も中日が獲得したため、両者は再びチームメイトとなった。