リアルミュート上原

Last-modified: 2024-04-09 (火) 12:54:43

上原浩治(元巨人→BOS等、現解説者・タレント)の蔑称。


概要

上原は現役時代、NPBで新人王や投手四冠など目を見張る活躍を見せ、MLBでも日本人として初のワールドシリーズ胴上げ投手となり、名球会入りも果たした紛れもない名投手である。
しかし現役を退き解説者となってから、MLBでもMVPとなるなど活躍し国民的スターとなった大谷翔平に対して否定的な発言が多く「大谷に嫉妬しているのではないか?」と囁かれていた。

その疑惑がより深まったのが2023年WBC決勝の日本対アメリカ戦である*1。日本が3-2とリードした中で迎える9回表のアメリカの攻撃の際に大谷がクローザーとしてマウンドに上がるが、この試合で解説を務めていた上原の言動がこの大谷の登板以降露骨に変わっているように見受けられることが話題になった。
特に大谷が同僚のマイク・トラウトを三振に打ち取り優勝を決めたシーンでは、同じく解説者として同席した槙原寛己の無邪気な喜びようと対照的に、日本の優勝そっちのけでマイクのスイッチを切ったかのように無言を貫く上原に注目が集まり、この試合に同じく出場していたPHI所属のアメリカ代表捕手J・T・リアルミュート*2の名前になぞらえて「リアルミュート上原」と揶揄された。リアルミュートにとっては名前を使われただけの全くの風評被害である。

なお本家リアルミュートは混同を避けるためにリアルリアルミュートと呼ばれたりする。

WBC日本優勝の瞬間の解説陣の反応

槇原「うっほぉほほほほwww」
上原「………」
槇原「うっおwストレート勝負かなぁ?w」
上原「…ストレートでいいですね…」
槇原「うほぉwスライダーかぁw!」
上原「………」
槇原「うわーすごぉい!アッハッハ!帽子投げるんだぁ!」
上原「………」

その他WBC決勝中の反応

  • 大谷がブルペンとベンチをシャトルランしている時
    上原「あれ意味あるんですかね😅」
  • 9回の大谷が四球を出した時
    上原「ペラペラペラペラペラペラペラペラ」
    直後、併殺
    上原「………………」


過去の上原の発言内容

なお、過去の槙原とのYouTube上での対談にて、上原は華のある先発投手への憧れを語っているため嫉妬説に信憑性が増している模様。


上原の反応

上原は自身のYouTubeチャンネルでの動画でも大谷への悪感情を否定しているほか、上記のWBC決勝戦が話題になった後もTwitterでも否定のコメントを残したが、これらの発言が嫉妬説を唱える野球ファンたちへの煽りとも取れることもあり、疑惑の完全払拭には至っていない。

そもそも上原は解説などでも苦言を呈する場面が多く、「ご意見番」的ポジションへの適性の高さが以前から話題となっており、『サンデーモーニング』の『週刊御意見番』にて張本勲に代わりレギュラーコメンテーターに就任することが決定した際「適任だ」との声も多かった。
このような背景から、上記の言動も「嫉妬ではなく上原の通常運転の苦言に過ぎない」と捉える意見もある。


リアルミュート構文

さりげなく他人を下げて自分上げを狙うツイートが散見されており、これをリアルミュート構文と呼ぶ。文末に絵文字があることが多く、度々メディアで取り上げられる「おじさん構文」の類似性が指摘される。
以下はその代表例。

KOJI UEHARA @TeamUehara
なんだなんだ😅
ボストンの試合*8も…
やっぱりフェンウェイ*9は打者有利の球場*10かなぁ🤔
@TeamUehara
#インスタkoji19ueharaのフォローを
#上原浩治の雑談魂の登録を
2023年4月2日

loading...


関連項目

Tag: 実況・解説者 国際大会 蔑称


*1 当日はテレビ朝日で生中継されたが、夜7時にTBSで再放送されている。再放送版(収録放送)は局が違うため、実況はTBSの新夕悦男アナ、解説は槙原寛己と上原になっていた。
*2 消音のミュートは「mute」だが、こちらのスペリングは「Realmuto」。
*3 この発言時の大谷の打率は.256でMLB平均を超えており、当時のMLB在籍野手が軒並み苦しんでいた中において、大谷のこの成績は本塁打数も加味すると好調と言える数字である。
*4 澤村拓一は上原からすると巨人→BOSという自身と同じ所属先を経た直系の後輩といえる存在である。また、澤村に限らず大谷以外のMLB在籍中の日本人選手にももっと注目すべきという論調はなんJ内外問わず存在する。
*5 大谷が勝負を避けられることが容易に予測できるため、大谷(3番)の前後を打つ2・4番打者がキーマンとなるというもの。実際には2番に近藤健介、4番に吉田正尚が入り、両者とも素晴らしい打撃成績を残した。
*6 NPBのシーズンがすでに開幕しているにもかかわらず、未だ日本野球ではなくWBCを取り上げるメディアに苦言を呈するもの。ただし上原本人は(少なくとも記事中では)大谷には触れていないため完全な風評被害である。
*7 大谷の持ち球のひとつである「スイーパー」を投げてみようという企画での発言。特に後者は右肘を故障して手術を受けた大谷の怪我を揶揄したとも解釈できる発言であり、配慮に欠けているのではないかと批判が多く集まった。
*8 2023年4月2日未明(日本時間)のレッドソックス対オリオールズ戦を指すと見られる。序盤から点の取り合いとなり、両軍合わせ7本塁打が飛び出す乱打戦となった。試合は9-8でレッドソックスが逆転サヨナラ勝ち。吉田正尚も先発出場したが5打席無安打に終わっている。
*9 レッドソックス本拠球場のフェンウェイ・パーク。左中間が極端に浅く、ホームランを減らすために「グリーン・モンスター」と呼ばれる11.3mの高いフェンスが設けられているが、他球場ではレフトフライになるような打球がフェン直になるのは避けられない。一方中堅から右中間にかけては深く、その分スタンドを地平近くに下げてホームランが出やすいよう設計されている。ファウルグラウンドが狭いこともあり、総じてフライボールヒッターに有利な球場とされる。
*10 レッドソックスの打者である吉田の下げとしても解釈しうるが、真意は不明。