伊藤ハムファイターズ

Last-modified: 2023-12-13 (水) 02:43:09

伊藤大海が孤軍奮闘している状態の北海道日本ハムファイターズを揶揄した言葉。

概要

伊藤は2020年のドラフト会議で日本ハムから1位指名を受け、苫小牧駒大*1から入団。日本ハムが北海道へ移転して初となる地元出身ドラフト1位の投手となった。ルーキーながら開幕ローテーションに入り、5試合目の登板で初勝利を決めたが、そこまでの4試合では以下のようなムエンゴザル守備に泣かされていた。
そのため、「伊藤最大の敵は対戦相手ではなく、味方の打線と守備、さらには試合によっては後続投手も」との認識が深まっていき、不甲斐ないチーム状況を見てライバル会社の伊藤ハム*2になぞらえ「北海道伊藤ハムファイターズ」と皮肉られることになった*3


初登板から初勝利まで

日付対戦チーム球場個人勝負投球回投球数被安打奪三振失点自責点援護点
3月31日西武札幌ドーム-610248111
4月7日ソフトバンク7118411322
4月14日西武メットライフドーム610979221
4月21日ロッテZOZOマリン-7119510335
4月28日ソフトバンクPayPayドーム610243004
  • 4月7日 対ソフトバンク戦
    7回1死一・三塁のピンチで中村晃をピッチャーゴロに打ち取りダブルプレーで攻撃終了…とならず、遊撃手・中島卓也による痛恨の捕球ミスで三塁ランナーが生還し同点。直後に松田宣浩に勝ち越しタイムリーを浴び、7回3失点11奪三振(自責点2)で降板した。試合はそのまま2-6で敗戦し、当然ながら伊藤は負け投手に。ベンチでは1人頭を抱え涙を流す姿も見られた。
  • 4月14日 対西武戦
    6回2失点9奪三振の成績を残すも、相手のエラーによる1点しか援護を貰えず、2敗目を喫した。試合後、栗山英樹監督が「打たなくても勝たなくちゃいけない」と発言したことも話題を呼んだ。
  • 4月21日 対ロッテ戦
    珍しく味方から5点の援護を貰い6回まで無失点に抑えるも、7回に2ランを浴びるなど3失点。それでも7回3失点で4試合連続のQSを達成して後続に託したが、8回に1点を失い、9回は杉浦稔大が2アウト一塁まで漕ぎ着くも、かつてファイターズに所属していた岡大海逆転サヨナラ2ランを被弾し、伊藤大海の勝ち投手の権利もサヨナラとなった。


関連項目



Tag: 日ハム


*1 名前通り駒澤大学の系列校だったが独立し、伊藤が卒業した翌年度となる2021年4月より北洋大学に名称変更。ちなみに伊藤は一度本家の駒大に入学したが1年目で中退し、その翌年苫小牧駒大に入学したという経緯があるため1浪経験者(=同世代の現役入学者より1歳年上)という事になる。
*2 長らく巨人のスポンサーを務めているが、本社は阪神のお膝元の兵庫県西宮市。
*3 このネタはドラフト以前から言われており伊藤ハムの公式ツイッターも反応していた。
*4 9回の満塁では無死満塁から点が入らないパーフェクト残塁グランドスラムに終わっている。