立浪和義が2021年オフの中日ドラゴンズ監督就任会見で発した意気込み。
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概要
2021年10月29日、退任した与田剛に代わって新たに中日の監督へと就任した立浪は、就任会見の中で、チームづくりについての質問に対して以下のように答えた。
どんなドラゴンズ、どんなチームを作りたいか
今年は投手陣が良かったと評価されていますが、野球はピッチャーが試合の8割を占めていると思っている。
もう一度投手陣の整備をしっかりして、センターラインを固めた、守り勝つだけではいけないのですが、そういった野球ができるように。打つ方は1年間本当に打てないと言われましたけれども、必ずなんとかします。
今のドラゴンズ必要なもの*1
勝ちに対する執念。そういったことは必ず選手に植え付けていきたい。
生え抜きで通算2480安打のレジェンドが見せた意気込みに、長年の低迷を招いた原因である貧打の解消を期待する声は大きかったが・・・。
2022年
打つ方は難と化します
シーズン成績は打率.247・本塁打62・打点397・OPS.642と、例年通りの低調な結果に終わった。この時点では「一年でそう大きく変わるものではない」と言えたのだが、オフには
と、ただでさえ野手の層が薄いのに結果を残した選手を放出*3した事でファンの間では疑問の声が噴出。
しかも京田のトレード相手がDeNA・砂田毅樹、阿部の相手が楽天・涌井秀章と共に投手だった上、この4選手がいずれも一軍出場実績のある連続大型トレードだったこともあってなんGでは大いに話題となり、上記の立浪の発言を捩って「打つ方は難と化します」などとネタにされた*4。
2023年
打つ方はなんと、貸します!
立浪政権2年目の中日は、9試合目(4月11日)終了時点にして、
という異次元レベルの打低を披露。
昨年を遥かに下回る低調なスタートとなった一方、トレードでDeNAに移籍した京田は当初代打メインながらも一時は打率.417(12-5)をマークし、本職の遊撃のみならず内野のユーティリティプレーヤーとしてチームに貢献*9。
これらの事から、再度立浪の発言を捩り「打つ方はなんと、貸します!」とのネタが誕生した。
打つ方はなんとかした結果
2023年4月12日には長年主砲を務めてきたダヤン・ビシエドの一軍登録抹消が公示された。
ここまでのビシエドは本塁打・打点共に0とはいえ打率は.281とそれなりだった為、同じ助っ人組の中でも
- 同時点で打率.222・本塁打0・打点0のソイロ・アルモンテ
- 打点3ながらも打率.130かつ、(中日では層が厚い)外野手ゆえに出場機会に恵まれないアリティディス・アキーノ
- 層の薄くなった二遊間を主に守るとはいえ打率.192・打点1のオルランド・カリステ*10
の3人を差し置いてビシエドを二軍に落とす意図がわからない、との批判が中日ファンの間で相次ぐ*11と同時に更なる貧打に陥るのではないかと絶望された。
ビシエドが抹消された12日当日の試合はアキーノやアルモンテの活躍もあって広島相手に5点も奪い、14日もアキーノの活躍もあって巨人相手に9点を奪ったため、ビシエドの二軍降格が起爆剤になった…かと思いきや、そのアキーノもすぐに冷温停止してしまった上に外野守備でも不味さを露呈。さらにビシエドに代わって外野から一塁にコンバートされた細川成也*12も捕球面で拙さを見せており、ビシエドの不在は打撃だけでなく守備にも暗い影を落とした。
その後、立浪は我慢してアキーノを使うものの、68打席で打率.154・1本塁打・6打点・32三振と打撃内容の悪さもあって、5月1日にビシエドと入れ替えでようやく二軍降格。
が、ビシエドも二軍降格でケチがついてしまったのか一軍に復帰しても本塁打・打点を上げられず、打率も.236まで落ちてしまい、わずか1週間で見限られ再び二軍降格してしまうという事態になっており、外国人野手の起用は完全に負のスパイラルにハマってしまう。
それでもシーズン前半は前述の細川がチーム最多の12本塁打を放つ活躍を見せ、石川昂弥も交流戦で大不振に陥るも9本塁打を放ち、シーズン途中に日本ハムからトレードで移籍してきた宇佐見真吾が好調など、打つ方だけはなんとかなった。
その一方で、途中から崩壊した守備の危うさについては完全に解消されたとは言えず、それに引っ張られるように投手陣の綻びも徐々に発生。
問題は守備だけでなく、怠慢走塁や暴走が原因で得点が入らなかったり*13、打球をファウルと決めつけて一塁へ走らずアウトになるプレー*14が出るなど、チームの走塁の意識すら犠牲となってしまっており*15、「なんとかした結果がこれ」などと揶揄される事が増えている。
打つ方はナンと化します
令和の米騒動勃発後は、「野手がパン食を強いられている」という意味を込めて、「打つ方はナンと化します」*16のネタも派生した。
打つ方はなんとカットします
9月22日の対横浜戦(横浜スタジアム)にて3回表に先頭打者として打席に立った(土田)龍空は、全く力のないスイングでカット打ちを敢行。結果的に13球目で四球を選びその後タイムリーで生還したため作戦としては成功したものの、弱冠20歳*17でドラゴンズの未来を担う若手選手に、全く打てそうもないスイングをさせたことに中日ファンから批判や困惑の声が相次いだ。さらに、和田一浩打撃コーチがそのスイングを擁護した事も火に油を注ぐ形となった。
ちなみに、試合は直後の3回裏に雨天ノーゲームとなった。
翌23日の試合前にはテニスやゴルフと思わせるようなスイングで打撃練習をする龍空の姿が目撃されており、そのスイングの酷さから「フォームを固めるために二軍送りにすべき」という批判や、「どこか故障しているのではないか」と本気で心配する声が上がるほどであった。
しかし、このスイングを立浪が称賛した上に秋キャンプ以降はチーム全体でこの打撃を取り組んでいく旨を発言したことで、故障ではなくベンチの故意であることが判明。
文字通り「カットします」であったことから、さらにネタが派生していった。
梅津晃大が復帰3戦目で初星「チームにとっても本人にとっても大きい勝利」【立浪監督語録】(中日スポーツ)
(略)
▼龍空は追い込まれてから中前へ落とした
とにかく引きつけて強振しないというような。前カードの横浜戦でそういう打撃をするようになった。それが良い結果につながった
▼素人からすると『もっと振ってほしい』と思うような場面も
チャンスで打ちたい、強く振りたい、という意識から結果的にチーム全体で打てていない。当てにいくわけではない。引きつけて、状況に応じた打撃ってあると思う。シーズン終了後の課題として、引きつけてショートスイングできるように。チャンスに強い選手はやっている。その辺はチームで秋から取り組んでいきたい。彼は昨年経験して、打つ方はよくなりつつあったが、今年は全然、打てないことが多い。継続と根気が彼にとっては一番大事。
なお、龍空は前年には62試合出場打率.248(210-52)・12点・OPS.573という打撃成績を残した若手の成長株だったのだが、2023年は無理な一軍固定起用が祟ったのか114試合出場、304打席で打率.187(273-51)・1本・18点・OPS.456という悲惨な成績に終わり*18、フェニックスリーグでも打撃に苦しむなど目も当てられない状態となっている。
打つ方、なんともならず
結局同年の中日の打撃成績は、打率.234、本塁打71*19(ともにリーグ最下位)と軒並み低迷。そしてチーム総得点に至っては前年よりも低い上、1シーズンが140試合前後で推移するようになった2005年以降初のシーズン400得点未満である390得点*20という体たらく。打率と得点は前年を大きく下回り、打つ方はなんとかなるどころかほとんどの指標が前年を下回る羽目になった。
なんG民の考察
0001 それでも動く名無し 2023/08/25(金) 13:11:26.35 ID:6Xwxb7S10
打つ方は難と化します
→最も有力、今まさに有言実行中
打つ方はなんと!貸します
→京田阿部を電撃トレード、ただ果たして返してもらえるのか?
打つ方はナンと化します
→立浪は就任時から米排除の計画とライマルの反乱を予想していた‥?
打つ方はなんとかします
→最も可能性は低い、まさかそんな訳はない、検討の余地無し
0014 それでも動く名無し 2023/11/29(水) 01:36:34.93 ID:3PUwLs2U0
「打つ方はなんとかほす」かもしれない
我々は活字に、ちょっとした写植ミスに騙されていたのではないか