Interlude

Last-modified: 2023-11-19 (日) 13:00:33

2023年10月29日リリースのオリジナルアルバム。M3-2023秋と公式ストアにて先行リリース。
MintJam結成20周年を記念するアルバムで、MintJam創設メンバーのsetzerとkyaが書下ろし楽曲で参加している。
aのどうぐや [MJS web store]ではa2c,TERRA両名のサイン入りCDが販売されており、初回分はわずか1日で完売した。



1. Liberation
作詞:TERRA 作曲:a2c
 

2. PRIDE
作詞:TERRA 作曲:kya
 a2cいわく、往年のハードロック。TERRAいわく、kyaがMintJamメンバーとしての自分の立ち位置を発揮している曲。
 デモ段階ではドラム・ベース・仮の打ち込みギターで構成されていたが、ピアノサウンドが加われば面白くなると思いkyaにオファーしたところ、「なかなかのぶっ飛び具合」で更に良くなった。
 もともとはテンポが少し遅く、女性キーぐらいの高さの曲だったが、TERRAが男らしく歌いあげたいからとキーは最終的に下げられた。
 歌詞はRivalのアンサーソングとなっている。詞中で「道半ばで諦めないで」と言われている相手方からの描写が主となっており、葛藤・友情が表現されている。


3. not equal
作詞:TERRA 作曲:setzer
 デモ段階でシャッフル気味なリズムといった90年代の雰囲気があり、そこからa2cがピアノサウンドの肉付けをしていった。
 原曲はもうちょっと和風寄りで、リードパートは三味線だった。一番最後の一小節分は、原曲に入っていた三味線のフレーズをなぞっている。
 TERRAいわく、ポップなメロディに合うような 温かみと苦みのある歌詞を目指した。
 MintJamに在籍していた頃から曲の提出が遅かったsetzerに若干苛立っていたTERRAが、自身を諫めてほしいとa2cに電話したが「催促しろ(要約)」という返事が返ってきたという小話がある。
 setzerと比べ、kyaは曲の提出が早い。


4. escape
作詞:TERRA&a2c 作曲:a2c
 シングル版とは大幅に代わっており、中低域を引き締めてボーカルが目立つようにしたり、爽やかな音になるようミックスの段階から変更している。


5. Bias
作詞:TERRA 作曲:TERRA


6. Truth
作詞:TERRA 作曲:a2c
 再録にあたりミックスを変え、新たにピアノを追加して ギターだけだと弱かったハーモニー感を強くしている。
 a2cいわくギターのアルペジオが分かりづらい和音だったが、ピアノが入ったことにより伝わりやすくなっている。
 


7. Proud
作詞:TERRA 作曲:TERRA


8. Winter monologue
作詞:TERRA 作曲:TERRA
 歌詞のイメージに「Long-Distance2」感が含まれている。
 歌詞はLong-Distanceの10年後を想定しているが、各々の楽曲は別カップルの設定であり、恋華→線香花火のように直接的な続きものではない。
 直接的な表現を避けるなど、Long-Distanceよりも大人っぽい表現をしている。


9. Solitude
作詞:TERRA 作曲:a2c


10. 悲しみの向こうへ
作詞:TERRA 作曲:TERRA


11. starting over
作詞:TERRA&a2c 作曲:a2c


12. interlude [Instrumental]
作曲:a2c
 今までのアルバムでは導入として1曲目に入れていたインスト曲を、タイトルの「幕間」という意味も兼ねてあえて1曲目から外して収録している。
 アルバム制作段階で曲順が先に決まっていた中で、一番最後に作った曲。a2cが胃腸炎に苦しみながらも締め切りのために間に合わせた。
 リバーブはロジックプロに入っているクローマヴァーブを数パターン用意したもの。サミングもミックスしており、より奥行きが出ている。録音のためにアコギ弦を張り立てで収録している。


13. Keep on Jamming [Ver. 20th]
作詞:TERRA 作曲:a2c
 ストリングスに白井崇陽、ピアノに宇都圭輝が参加している。
 制作にあたってピアノとボーカルだけの弾き語り風なデータトラックが作られており、機会があれば公開予定。
 ストリングスとピアノが新たに加わったことにより、バッキングギターの一部のフレーズが変更されている。
 ボーカルは力強くメッセージ性の強い原曲よりも、感謝や"キレ"を意識している。
 歌詞中の「Again and again」は、TERRAがリスペクトしているアントニオ猪木の顔で しゃくれ気味で歌うと再現しやすいとのこと。


14. Never mind
作詞:TERRA 作曲:a2c
 4th GIG収録「Rival」のセルフオマージュ。
 二人が競い合うRivalと別視点で 自分を主観にして鼓舞する、自分自身をライバルに見立てた曲。Keep on Jammingとは別の軸で、結成20年の集大成をイメージしている。
 アウトロにRivalの大元である2nd GIG収録の「-Z-」のメロディが含まれている。当初はkyaのピアノとa2cのギターが絡み合う展開を構想していたが、始祖である「-Z-」のメロディで締める方がより良いとなった。
 TERRAいわくRivalとは直接的な歌詞中の繋がりはないが、今の価値観でゼロからRivalに歌詞をつけるとこうなるという曲で、それがa2cの指定テーマにもちょうど合った。
 歌詞中に「Made up your Mind」があり、マストセレクションのタイトルが含まれている。
 歌詞中の地図のくだりは、a2cが代表曲Rivalを超えるような曲を作りたいと思いながらもそれが難しく、それでもその過程で作った曲を好きだと言ってくれる人がいることをイメージしていると言っているが、TERRAとしては子供のいるa2cをメタ的に刺しにいったフレーズである。
 元になったRivalより2つキーが高く、アウトロのフェイクがより高くなった(hiD#→hiF)。 TERRAが仮収録したこの部分のテイクをa2cに送った際のファイル名は「yakekuso.mp3」で、a2cはアウトロのフェイクの存在を忘れていた。
 ちなみにRivalは作曲kyaだが、kyaに参加してもらって既成事実をつくり 当オマージュ曲がkya公認で作曲a2c扱いになっている。
 Rival(Web Version)の構成と同じショートバージョンがストリーミング配信されている。