設定

Last-modified: 2023-12-27 (水) 15:53:55

Androidの非root広告ブロックアプリAdGuardを使ってChromeやアプリ内の広告を無料でスマホから消す方法


全ての設定項目について平易に解説します。
導入法の設定では不満が出てきたら設定を変えてみましょう。
このページはv4.3準拠です。

古いバージョンであるv3.6の設定は下記のURLを参照してください。

https://wikiwiki.jp/nanj-adguard/?cmd=backup&page=%E8%A8%AD%E5%AE%9A&age=180


【目次】

AdGuardによる保護

以下はボトムナビゲーションの盾アイコンから利用できる画面です。

広告ブロック

旧名: コンテンツブロック
既定: オン

ブラウザやアプリで広告をブロックします。

基本的な保護

既定: オン

ウェブサイトで広告のほとんどを削除します。

つまりAdGuard ベースフィルタを有効にするかどうかです。

言語特化広告ブロック

既定: オン・日本語*1

特定の言語の Webサイトで広告をブロックします。

つまり日本語なら、AdGuard 日本語フィルタを有効にするかどうかです。

右上「︙」

  • 「全部無効にする」
    特定言語のウェブサイトでの広告ブロックを解除できます。

ウェブサイト・ホワイトリスト

既定: オン

AdGuardは、以下のWebサイトで広告・トラッカー(個人情報追跡)・迷惑要素をブロックしません。

ブロックから除外したい信頼する「ドメイン名」を登録します。

右上「︙」

  • 「全て有効にする」
    すべてのホワイトリストが有効になります。
  • 「全部無効にする」
    すべてのホワイトリストが無効になります。

ユーザーフィルタ

既定: オン

ホワイトリストのルール、フィルタリングログ経由で作成されたルール、手動で追加したルールがこちらにあります。

右上「︙」

  • 「全部有効にする」
    すべてのユーザールールが有効になります。
  • 「全部無効にする」
    すべてのユーザールールが無効になります。
  • 「ルールエディタを開く」
    ユーザーフィルタを一行一行ではなく、一つのテキストとして編集することができます。
  • 「インポート」
    ローカルファイルからユーザールールをインポートできます。ver 3.xまではリモートからも可能でしたが、ver 4.0からは不可能になりました。
  • 「エクスポート」
    ローカルファイルとしてユーザールールをエクスポートできます。
  • 「全部削除する」
    ユーザールールをすべて削除します。無効化とは違い完全に消えるため、戻すことはできません。

参照: フィルタ構文How to create your own ad filters | AdGuard Knowledge Base

【フル版限定】トラッキング防止

旧名: ステルスモード

トラッカー(個人情報追跡)やアナリティクスをブロックします。

プライバシー保護レベル

v4から「スタンダード」という緩めのモードが追加されています。

スタンダード
トラッカー(個人情報追跡)や分析システムをブロックします。
高め
ページのURLからトラッキングパラメータを削除します。サードパーティーCookieの有効期間を制限します。
厳格
すべてのCookieの有効期間を制限します。
カスタム
独自のトラッキング保護パラメータを設定できます。以下、カスタム用の詳細設定です。

一般設定

トラッカー(個人情報追跡)をブロックする

  • スタンダード: オン
  • 高め: オン
  • 厳格: オン

「AdGuard 追跡防止フィルタ」を使ってトラッカー(個人情報追跡ソフトウェア)やウェブ分析をブロックします。

つまりAdGuard 追跡防止フィルタを有効にするかどうかです。

URLからトラッキングパラメータを削除する

  • スタンダード: オフ
  • 高め: オン
  • 厳格: オン

「AdGuard URL追跡防止フィルタ」を使ってページのURLから追跡パラメーターを取り除きます。

つまりAdGuard URL追跡防止フィルタを有効にするかどうかです。

検索クエリを隠す

  • スタンダード: オフ
  • 高め: オン
  • 厳格: オン

検索エンジンから訪問したウェブサイトに対する検索クエリを非表示にします。

検索クエリとは検索窓に入力した語句のことです。

ウェブサイトに「追跡しないで」と頼む

  • スタンダード: オン
  • 高め: オン
  • 厳格: オン

アクセスする各ウェブサイトにGlobal Privacy Controlおよびトラッキング拒否(Do Not Track)リクエストを送信します。

Do Not Trackヘッダは強制力がなく、既に廃れたものです。Global Privacy Controlはカリフォルニア州消費者プライバシー法に基づいた比較的新しいものです。

トラッキング方法

サードパーティクッキーの自動削除

  • スタンダード: オフ
  • 高め: オン
  • 厳格: オン

サードパーティークッキーの有効期限(TTL)を制限します。

有効期限が切れるとクッキーはブラウザから削除されます。完全にブロックするには、タイマーを0に設定してください。

ウェブサイトは、ユーザーの情報や好みをクッキーで保存します。例えば、ユーザーが選択した言語、場所、あるいはカートに入れた商品のリストなどを記憶します。ユーザーがサイトに戻ったときに、ブラウザはそのウェブサイトに属するクッキーを送り返し、これによりユーザーのデータを「呼び戻す」ことができます。
サードパーティークッキーとは、ユーザーが現在閲覧しているウェブサイトとは別のウェブサイトが実装しているものです。例えば、cnn.comのページには、Facebookの「いいね!」ウィジェットが設置されている場合があります。このウィジェットには、後にFacebookが読み取る可能性のあるクッキーが実装されます。広告主の中には、このようなクッキーを使用して、広告が掲載されている他のサイトをユーザーが訪れたかどうかを追跡しているところもあります。

ファーストパーティクッキーの自動削除(非推奨)

  • スタンダード: オフ
  • 高め: オフ
  • 厳格: オフ

ファーストパーティークッキーの有効期限(TTL)を制限します。

完全にブロックするには、タイマーを0に設定してください。

このオプションを有効にすると、特定のサイトの動作に重大な支障をきたす可能性があるため、お勧めできません。
広告ベンダーの広告はファーストパーティに紛れ込むことは稀で、接続先で追跡以外の目的で使用するクッキーまで削除してしまう可能性があります。
例えば、ウェブサービスにログインしても一定時間が経過するとログアウトされるようなことが起こります。

ETagヘッダーとIf-None-Matchヘッダーをブロックする

  • スタンダード: オフ
  • 高め: オフ
  • 厳格: オフ

リクエストと応答からETagとIf-None-Matchヘッダを削除し、それらによるトラッキングを防止します。

ブラウザがページにアクセスすると、サーバーはそのページにETagを割り当て、ブラウザはそれを使ってコンテンツをキャッシュします。その後のリクエストでは、対応するサーバーにETagを送信することで、訪問者の身元を知ることができます。サイトのファイルがキャッシュされている間は、ブラウザがこのサイトにアクセスするたびにETagが送信されます。サイトに他のサーバーからのコンテンツ(画像やiframeなど)が埋め込まれている場合、そのサーバーは、ユーザーが知らないうちにユーザーの行動を追跡することができるようになります。

サードパーティのAuthorizationヘッダをブロックする

  • スタンダード: オフ
  • 高め: オフ
  • 厳格: オフ

トラッキングに使用される可能性のあるキャッシュされた認証データを無効化します。※一部のブラウザ拡張機能およびウェブサイトの機能に干渉する可能性があります。

Authorizationヘッダーの値はブラウザによってキャッシュされ、そのドメインへのすべてのリクエストと一緒に送信されます。つまり、クッキーと同じように追跡目的で使用できることを意味します。

ブラウザAPI

WebRTCをブロックする

  • スタンダード: オフ
  • 高め: オフ
  • 厳格: オン

WebRTCをブロックします(WebRTCは、プロキシやVPNを利用して実際のIPアドレスを漏らす可能性のある脆弱性です)。

このオプションを有効にすると、メッセンジャー、チャット、映画館、ゲームなど、特定のブラウザアプリケーションの動作に支障をきたすことがあります。

APIプッシュ通知をブロックする

  • スタンダード: オフ
  • 高め: オフ
  • 厳格: オン

ブラウザがサーバーからの通知を受けとらないようにします。

プッシュAPIは、ブラウザの状態にかかわらず、サーバーからWebアプリケーションにメッセージを送信することができます。そのため、ブラウザがトレイに隠れていたり起動していなかったりしても、さまざまなWebサイトからの通知が表示されることがあります。

ロケーションAPIをブロックする

  • スタンダード: オフ
  • 高め: オフ
  • 厳格: オン

訪問するウェブサイトによるあなたの位置情報検出を防止します。

このオプションを有効にすると、ブラウザがGPSデータを送信できなくなります。このデータは現在地の検索や検索結果の変更、またはその他の方法でWebエクスペリエンスに影響を与えるために使用される可能性があります。

その他の設定

サードパーティからRefererを隠す

  • スタンダード: オフ
  • 高め: オフ
  • 厳格: オン

訪問先ウェブサイトをサードパーティに知られないようにします。

このオプションを有効にすると、画像などが正しく表示できない可能性があります。

リファラは、ブラウザーからサーバーへのリクエストのHTTPヘッダーの1つです。リクエスト元のURLが含まれています。
あるページから別のページに進むと、リファラは最初のページのURLを保存します。サーバーには、リファラを分析してさまざまな情報を抽出するソフトウェアが搭載されていることがよくあります。このオプションを有効にすると、HTTPヘッダーを変更して、現在のWebサイトをサードパーティのサイトから隠すことができます。

ユーザエージェントを隠す

  • スタンダード: オフ
  • 高め: オフ
  • 厳格: オン

User-Agentヘッダから識別情報を削除します。

ウェブサイトにアクセスする際にブラウザから送られる、ユーザエージェント(OS・ブラウザ・言語・画面解像度などの情報)を取り除きます。

IPアドレスを隠す

  • スタンダード: オフ
  • 高め: オフ
  • 厳格: オフ

あなたが別のIPアドレスを持っているかのようにウェブサイトに信じさせようとします。

実際の接続元のIPアドレスが偽装されるわけではありません。
HTTPプロキシサーバまたは負荷分散装置(ロードバランサ)を経由してウェブサーバに接続する際にクライアントの送信元IPアドレスを示すために付与されるHTTPリクエストヘッダー「X-Forwarded-For」、「X-Real-IP」を偽のIPアドレスで付加することで、ウェブサイトにプロキシサーバ経由だと誤認させ、偽装していないクライアントのIPアドレスを無視するように仕向けます。
実際に無視するかどうかはウェブサイトの仕様によって違うため、これは確実な方法ではありません。

X-Client-Dataヘッダーを削除する

  • スタンダード: オン
  • 高め: オン
  • 厳格: オン

Google Chromeが自分のバージョン及び改変情報をGoogleドメインに送信することをブロックします。

GoogleドメインはDouble ClickやGoogleアナリティクスなども含みます。

DPIから保護する

  • スタンダード: オフ
  • 高め: オフ
  • 厳格: オフ

ISP(インターネットプロバイダ)のDPI(Deep Packet Inspection)システムによる訪問先Webサイトの検出を防ぐために、端末から送信されるトラフィックを変更します、※一部のDPIシステムに対しては、完全な防御を保証することはできませんのでご了承ください。

DPIとはパケットのデータ本体の傍受のことです。

迷惑要素ブロック

既定: オン

Cookie使用同意許可通知やページ内ポップアップなどという要素をブロックします。

SNSボタンをブロックする

既定: オン

ページ上の「いいね!」や「シェア」などというSNSボタンをブロックします。

つまりAdGuard SNS用フィルタを有効にするかどうかです。

クッキー(Cookie)使用同意通知をブロックする

既定: オン

ウェブサイトのCookieの使用許可同意に関する通知をブロックします。

つまりAdGuard クッキー通知フィルターを有効にするかどうかです。

ポップアップをブロックする

既定: オン

ウェブサイトの機能に関係ない迷惑なポップアップをブロックします。

つまりAdGuard ポップアップフィルタを有効にするかどうかです。

モバイルアプリのバナーをブロックする

既定: オン

ウェブサイトが自分のモバイルアプリを宣伝する目障りなバナーをブロックします。

つまりAdGuard モバイルアプリバナーフィルターを有効にするかどうかです。

ウィジェットをブロックする

既定: オン

オンラインアシスタントやライブチャットサポートなどというサードパーティウィジェットをブロックします。

つまりAdGuard ウィジェットフィルターを有効にするかどうかです。

その他の迷惑要素をブロックする

既定: オン

異常な迷惑ウェブ要素をブロックします。

つまりAdGuard その他の迷惑要素フィルターを有効にするかどうかです。

DNS通信を保護

既定: オン

DNSリクエストをフィルタリングします。

DNSサーバー

DNSプロバイダをAdGuard DNSやGoogle DNSなどシステムの既定以外のものに変更することができます。
広告ブロック、セキュリティ、プライバシーなど様々な機能があり、各自の判断で変更してください。
参照: DNSブロックについて

DNSフィルタ

既定: オン

DNSフィルタを追加する

DNSフィルタ(自動更新)を購読します。フィルタのURLまたはローカルファイルパスが利用可能です。
参照: フィルターリスト:DNSフィルタ | ドメインリスト

ユーザーフィルタ

既定: オン

DNSフィルタリング構文を使用して、手動でドメインをブロックおよびブロック解除できるようにします。

参照: フィルタ構文DNS filtering rules syntax | AdGuard DNS Knowledge Base (adguard-dns.io)

AdGuard DNS filter(Optimized)

既定: オン

AdGuardベースフィルタ、SNS用フィルタ、追跡防止フィルタ、モバイル広告フィルタ、EasyList、EasyPrivacyから構成され、DNSレベルの広告ブロックとの互換性が向上するように簡素化されたフィルタです。

デフォルトで購読されているフィルタです。なお通常版ではなく最適化版です。
参照: AdGuard DNSフィルタ

ファイアウォール

アプリのインターネットへのアクセスを制御できます。

v3ではアプリの管理として一つに纏められていました。
使用状況へのアクセスの許可が必要です。

グローバルファイアウォールルール

既定: オン

全アプリのインターネットアクセスを管理できます。

カスタムファイアウォールルール

既定: オン

特定のアプリのインターネットアクセスを管理できるようにします。これらのルールは、グローバルルールより優先されます。

クイックアクション

最近インターネットに接続したアプリのインターネットアクセスを管理できます、

右上「︙」

  • 「ブロックされているもののみ表示」
  • 「許可されているもののみ表示」
  • 「すべて表示」
  • 「全部削除する」

【フル版限定】ブラウジング・セキュリティ

フィルタリングサイト、悪質サイト、詐欺サイトへのアクセスをブロックします。

フィッシングフィルターとマルウェアフィルターを使ってウェブサイトを検査します。
白い画面に「/* Blocked by Adguard */」というメッセージが表示されることがあります。
ブラウジングセキュリティによるものかは不明ですが、ブロックに成功すると盾を構えたAdGuardのマスコットキャラが表示されます。

AdGuard VPN

AdGuard VPNを未インストールの場合は、AdGuard VPNの販促画面が開かれます。

AdGuard VPN との併用モード

既定: オン

AdGuard と AdGuard VPNを同時に使用できるようにします。※このオプションをオンにすると、AdGuard VPN で「VPN対象外リスト」機能を使用したり、AdGuard VPN でDNSサーバーを選択したりすることができなくなります。

AdGuard VPN を開く

AdGuard VPNが開かれます。

Youtubeアプリの広告をブロックする方法

Youtube専用プレイヤーの使い方です。
参照: AdGuard (共有機能):YouTubeにおける広告ブロック

アプリの管理

フィルタリング対象アプリとアプリの権限を設定できます。

「AdGuard経由で通信をルーティングする」「コンテンツフィルタリング」「HTTPS をフィルタリングする」「プロキシ経由でアプリをルーティングする」「このアプリのファイアウォール設定」を変えることができます。

右上「︙」

  • 「AdGuard経由で全アプリをルーティングする」
  • 「全アプリに対してルーティングを停止」
  • 「全アプリをフィルタリングする」
  • 「全アプリでフィルタリングを停止する」
  • 「デフォルトにリセット」

参照: アプリの管理について

統計

統計は以下の項目からなるAdGuardのデータ群です。詳しい見方は「統計」画面の使い方を参照してください。
なお、なぜAdGuardがバッテリー使用状況を独自に推定しているかはバッテリー消費についてを参照してください。

  • リクエスト数
  • データ使用量
  • アプリ
  • 企業に関する統計
  • DNS統計
  • バッテリーの使用状況

設定

以下はボトムナビゲーションの歯車アイコンから利用できる画面です。

右上「︙」

  • 「設定をエクスポート」
    ローカルファイルとして設定ファイルをエクスポートできます。
  • 「設定をインポート」
    ローカルファイルから設定ファイルをインポートできます。
  • 「設定ウィザードを開く」
    ガイドに従って手軽にフィルタリングの設定ができます。

一般設定

アプリの外観や機能を管理

システム起動時に AdGuard を起動する

既定: オン

デバイスを起動した時に自動的にAdGuardを起動します。起動時に警告が表示されることがあります。

テーマ

既定: システムに合わせる

[システム]・[システム(ダイナミック)]・[ライトテーマ]・[ダークテーマ]のどれかに切り替えます。

ハイコントラスト

既定: オフ

ハイコントラストのテーマに変更します。弱視の方でも判別しやすいコントラストの高いUI配色になります。

言語

AdGuardの言語設定です。

アプリとフィルタのアップデート

フィルタの自動更新

既定: オン・毎日

フィルタを自動的に更新します(ユーザールールを除く)。

Wi-Fi経由のみ更新

既定: オフ

Wi-Fi接続時にのみフィルタを更新するオプションです。通信量を節約したい場合に有用です。

アップデートチャンネル

既定: 安定板

アップデートチャンネルを[安定版]・[ベータ版]・[Nightly]のどれかに変えることができます。
不具合に自力で対応できる方以外は[安定版]を使用してください。

アプリの通知

デバイスの設定が開きます。

クラッシュを自動報告する

何か問題が発生した場合、AdGuardの開発者に通知します。

技術的情報とインタラクション情報を送信する

ユーザーの本アプリとの関わり方に関する情報を与え、問題修正や改善に活用されます。

詳細設定

参照: 詳細設定

フィルタリング

アプリのフィルタリング、フィルタ、プロキシサーバー、ユーザースクリプトの設定

フィルタ

参照: フィルターリスト

【フル版限定】ユーザースクリプト

旧名: 拡張機能
参照: 拡張機能

ネットワーク

参照: ネットワーク

ライセンス

フル版の試用と購入、ライセンスの認証ができます。

右上「︙」

  • 「ライセンス状態を更新」

サポート

よくある質問

下記のURLに飛ばされます。

https://adguard.com/ja/support/adguard_for_android.html

不適切なブロックを報告する

下記のURLに飛ばされます。

https://reports.adguard.com/ja/new_issue.html

バグ・不具合を報告する

アプリに不具合が発生した場合、メアドを使用して、報告することができます。

機能を依頼・提案する

メアドを使用して、機能を依頼・提案することができます。

アプリを評価する

下記のURLに飛ばされます。

https://adguard.com/ja/welcome.html

AdGuardについて

AdGuardのバージョンなどの情報が表示されます。

終了

AdGuardの動作を終了します。

詳細設定

[一般設定]>[詳細設定]

自動化

既定: オフ
トグル部分を押すとオン/オフを切り替えられ、説明部分を押すと詳細設定に飛びます。オンにするとtaskerなどの自動化アプリでAdGuardの動作を自動化できるようになります。
アプリごとに詳細な広告の有効・無効化を設定するなどが可能となります。

パスワード

自動化アプリでアクションを作る際に必要なパスワードはここに表示されます。

自動化ルール

自動化アプリで使用出来るAdGuardのコマンド一覧とその説明が書いてあるHow to automate AdGuard for Android | AdGuard Knowledge Baseに飛びます。

ウォッチドッグ(Watchdog)

既定: 無効

AdGuardが稼働しているかどうかを確認し必要に応じて再起動します。
数値は秒単位で指定します。0の場合は確認を行いません。
例えば、30分毎に確認する場合は1800と入力します。
参照: ウォッチドッグの利用

ログ・レベル

既定: デフォルト

デバッグログの設定です。
特に理由がなければデフォルトに設定しておいてください。

ログとシステム情報をエクスポート

デバッグログをデバイスにエクスポートします。

ローレベル設定

これらの設定は動作が保証されません。
高度な設定を変更すると、システムの安定性やセキュリティ、AdGuardのパフォーマンスに影響を及ぼす場合があります。設定内容が理解できる場合にのみ変更してください。
トラブルが発生した時は、右上「︙」からリセットできます。
参照: Low Level Settings guide | AdGuard Knowledge Base

フォールバックアップストリーム

旧名: pref.dns.fallback

設定されたサーバーが利用できない場合に使用されるフォールバックDNSリゾルバ

[自動DNS]・[なし]・[カスタムDNS]のどれかに変えることができます。

フォールバックドメイン

旧名: pref.dns.fallback.domains

(利用可能である場合)フォールバックアップストリームにリダイレクトされるドメイン

検索ドメインを検出する

旧名: pref.dns.detect.search.domains

DNS検索ドメインをフォールバックアップストリーム(利用可能な場合)に自動的にリダイレクトします。

Bootstrapアップストリーム

旧名: pref.dns.bootstrap

暗号化されたDNSアップストリームのためのBootstrap DNS

[自動DNS]・[カスタムDNS]のどちらかに変えることができます。
暗号化されたDNSとはDNS-over-HTTPS、DNS-over-TLS、DNS-over-QUICなどのことです。

adblock-styleルールのブロックモード

旧名: pref.dns.blocking.type

広告ブロックルール構文に基づくDNSルールでブロックされたドメインに対する応答タイプ

[REFUSED]・[NXDOMAIN]・[カスタムIPアドレス]のどれかに変えることができます。
REFUSEDはDNSへの要求が拒否されたことを、NXDOMAINは要求されたドメインが存在しないことを意味します。
参照: 広告ブロックルール構文とは

hostsルールのブロックモード

旧名: pref.dns.blocking.type

hostsルール構文に基づくDNSルールでブロックされたドメインに対する応答タイプ

[REFUSED]・[NXDOMAIN]・[カスタムIPアドレス]のどれかに変えることができます。
参照: hostsルール構文とは

DNSリクエストのタイムアウト

旧名: pref.dns.timeout

各DNSリクエストに対して使用されるのタイムアウト
複数のアップストリームがある場合、各アップストリームのタイムアウトが切れた後にのみ、フォールバックDNSリゾルバが使用されます。

Blocked response TTL(ブロック済み応答のTTL)

ブロックされたドメインの記録の有効期限(TTL)

ネガティブキャッシュの TTLを指定します。

DNSキャッシュサイズ

キャッシュされる応答の最大数

ECHをブロックする

DNSレスポンスにおいてTLS Encrypted Client Helloをブロックします。

ClientHelloとはTCP接続における最初の通信のことです。通常、ClientHelloは暗号化されないのでISPは接続したウェブサイトを追跡できます。
ECHはClientHelloを暗号化する技術で、DNS通信の匿名性を向上が図れます。

利用不可能なアウトバウンドプロキシを無視する

アウトバウンドプロキシが利用できない場合、DNSリクエストを直接送信します。

DNS-over-HTTPSアップストリームにHTTP/3 を試行する

DNS-over-HTTPSアップストリームのDNSクエリ解決を高速化するためにHTTP/3を使用します。

無効の場合、HTTP/2によってDNS-over-HTTPSによる接続を行います。DNSサーバーでHTTP/3に対応しているものはまだまだ少数です。

SERVFAIL failure response

フォールバックを含むすべてのアップストリームが応答失敗した場合、クライアントにSERVFAIL応答を送信します。この設定が無効の場合、クライアントに応答は送信されません。

全ドメインにフォールバックを使用する

すべてのドメイン(非フォールバックを含む)に対してフォールバックアップストリームを使用します。

この設定が無効の場合、フォールバックアップストリームはフォールバックドメインにのみ使用されます。

DNSのアップストリームを検証する

カスタムDNSサーバーを追加または更新する前に、DNSアップストリームをテストします。

HAR をキャプチャする

旧名: pref.har.capture

フィルタリングされたすべてのHTTPリクエストをHAR 1.2形式で、アプリキャッシュディレクトリ内のharサブディレクトリにログ出力します。Fiddlerで解析できます。

Encrypted Client Hello

必要に応じてClientHelloを暗号化します。暗号化されたDNSサーバーを使用することがお勧めです。

OCSP checking

SSL証明書の失効ステータスを自動的にチェックします。

有効の場合、AdGuardは非同期的なOCSPによるチェックを行い、証明書が失効しているかどうか確認します。認証が時間内に終わった場合、AdGuardは失効ステータスに応じて接続をブロックするか否かを決めます。認証に時間がかかりすぎる場合、AdGuardは接続を確立した後も、バックグラウンドで認証を続け、もし失効していたなら直ぐに接続をブロックします。

DNS-over-HTTPS リクエストをリダイレクトする

「DNS通信を保護」がオンの場合、リクエストは「DNS通信を保護」機能にリダイレクトされます。プライバシーを守るためには、フォールバックアップストリームを無効にし、暗号化されたDNSサーバーのみを使用してください。

HTTP/3 をフィルタリングする

アウトバウンドプロキシの設定で、「DNS リクエストをフィルタリングする」という設定項目を変更できるようにします。

「DNS リクエストをフィルタリングする」設定を表示する

アウトバウンドプロキシの設定で、「DNSリクエストをフィルタリングする」という設定項目を変更できるようにします。

参照: プロキシサーバー

ポート範囲

旧名: pref.filtered.ports

フィルタリングすべきポート

「HTMLが削除された」イベントをログに記録する

旧名: pref.removed.html.log

ブロックされたHTML要素に関する情報をフィルタリングログに記録します。

Scriplet debugging

scriptletsのデバッグを有効にします。

参照: Scriptletルール

除外するアプリ

旧名: pref.excluded.packages

AdGuard保護対象から除外するパッケージ名とUID

QUICバイパスパッケージ

旧名: pref.quic.bypass.packages

このリストに入っているパッケージに対して、AdGuardはQUICトラフィックをバイパスします。

ネットワーク変更時に自動プロキシを再設定する

旧名: pref.proxy.disable.reconfigure

デバイスが他のネットワークに接続した場合、自動プロキシパラメーターを再設定するため、AdGuardによる保護を再起動します。

IPv6フィルタリング

旧名: pref.vpn.ipv6.disable

IPv6ネットワークインターフェイスが利用可能な場合、IPv6ネットワークをフィルタリングします。

フィルタリング対象外IPv4範囲のリスト

旧名: pref.ipv4.routes.excluded

これらのIP範囲に対してフィルタリングは無効になります。

フィルタリング対象外IPv6範囲のリスト

旧名: pref.ipv6.routes.excluded

これらのIP範囲に対してフィルタリングは無効になります。

TCP keepalive for outgoing sockets

指定した時間間隔後にkeepalive probeを送信します。

TCP KeepAliveとはTCP接続が生きているかどうか確認するための仕組みです。システムで定義された回数、サーバーからの応答の取得に失敗すると、そのTCP接続は自動的に閉じられます。

失効したVPNの復旧遅延

サードパーティ製VPNアプリの影響やVPNプロファイルの削除によりVPNが無効化された場合、AdGuard VPN保護の復元を試みるまでの遅延

失効したVPNの復旧の遅延をリスケジュールする

サードパーティ製VPNアプリの影響やVPNプロファイルの削除によりVPNが無効化された場合、AdGuard VPN保護の復元をリスケジュールするまでの遅延

MTU

旧名: pref.vpn.tun.mtu

ローカルVPNで使用されるデータパケットの最大サイズ

値は1500~9000を推奨します。

VPNを自動的に復元する

ネットワーク不在・テザリング・低電力モードなどの理由でAdGuardのローカルVPNがオフになった場合、AdGuardローカルVPNを自動的に再有効化します。

Packet capture (PCAP)

旧名: pref.vpn.capture

TUNインターフェースのロギングを有効にします。

有効にすると、pcap形式のファイルをアプリキャッシュディレクトリに生成します。VPNを経由して転送されたすべてのネットワークパケットを保存し、Wiresharkで解析できます。

VPNルートにWi-Fiゲートウェイを含める

Wi-Fiを利用している場合、VPNルートにゲートウェイIPアドレスが追加されます。

IPv4アドレス

旧名: pref.vpn.ipv4.address

TUNインターフェイスの作成に使用されるIPアドレス

LAN IPv4を強制的にルーティングする

全てのLANコネクションをフィルタリングします。

すべてのLANのIPv4接続をルーティングする

旧名: pref.vpn.ipv4.force.complex

単純なネットワークでは、可能な限りLAN接続をフィルタリングから除外します。複雑なネットワークに対して機能しない場合があります。

IPv6アドレス

旧名: pref.vpn.ipv6.address

TUNインターフェイスの作成に使用されるIPアドレス

Samsung Pay を検出する

旧名: pref.samsungpay.autopause.enable

Samsung Payアプリを開くと、AdGuard保護を一時停止します。

使用状況へのアクセスの許可が必要です。

ネットワーク

[フィルタリング]>[ネットワーク]

HTTPSフィルタリング

参照: HTTPSフィルタリングについて

プロキシ

既定: オフ

プロキシサーバーを経由してデバイスのトラフィックをルーティングできるようにします。

プロキシサーバー

既定: なし

任意のHTTP/SOCKSプロキシサーバーを追加します。AdGuard VPNを除く、他社のVPNサービスを利用するのに使います。
参照: アウトバウンドプロキシの設定方法 | AdGuard Knowledgebase

設定項目
  • プロキシ名
  • プロキシタイプ
    • HTTP
    • HTTPS
    • SOCKS4
    • SOCKS5
  • プロキシホスト
  • プロキシポート
  • プロキシのユーザー名
  • プロキシのパスワード
  • DNS リクエストをフィルタリングする*2
  • SOCKS5経由で UDPをルーティングする

Torインテグレーション設定

Orbot: Tor for Androidのインストールが必要です。
インストールしている場合「Orbot経由のTor」という名の新たなプロキシサーバーを追加できます。

プロキシ経由で動作するアプリ

プロキシまたはAdGuard VPN経由でルーティングするアプリを設定できます。

ルーティングモード

既定: ローカルVPN

ローカルVPN

AdGuardはフィルタリングを実行するためにデバイスのroot権限を必要としません。同時に、VPNサーバーがデバイス上に配置されているため、トラフィックをフィルタリングするためにリモートサーバーを通過させる必要はありません。
AdGuard VPNを除く、他社のVPN「アプリケーション」との併用はできません。他社のVPNサービスを利用したい場合、プロキシサーバーにてVPNのSOCKSプロキシサーバーを追加してください。

自動プロキシ

root権限が必要です。

手動プロキシと違い、フィルタリングはモバイルネットワークとWi-Fiネットワークの両方で機能します。

手動プロキシ

root権限が必要です。

ローカルHTTPプロキシ手動設定の方法:
「Android本体の設定 > Wi-Fi > 回線を選択 > 詳細設定 > プロキシ > 手動」
プロキシホスト名: 127.0.0.1
プロキシポート: 8080 (AdGuardの設定で変更可能)

手動プロキシポート

既定: 8080

任意のポート番号に設定できます。


不具合等発生時には、「コメント欄」ではなく「不具合・広告相談所」に書き込んでください。
また、消えない広告については消えない広告の報告ご参照ください。

  • forMacでGoogle検索のURLパラメータを手当り次第削除設定したらYouTubeの動画が再生できなくなった、これなんでドメイン毎に設定出来ないんだ... -- 2021-05-30 (日) 11:06:46
    • その辺最近仕様変更があったからできるはず。知らんけど -- 2021-05-30 (日) 14:12:11
  • 閲覧・検索の邪魔になっている過剰な折りたたみを削除、フィルターに関する情報はフィルターリストに移動・統合しました。 -- 2021-09-08 (水) 20:33:06
  • バージョンアップの度に編集するのが大変なためローレベル設定の「既定 v3.6.*時点」は意図的に書いています。 -- 2021-09-25 (土) 00:22:59
    • 別にバージョンアップの度に編集せずとも、このページはv3.6.4準拠と書くのと効果としては変わらないしリストを一気に更新したくなった時はむしろいちいち一つずつv3.6.*を変えていかないといけないから大変さは寧ろ増しているのでは? -- 2021-09-25 (土) 00:50:26
      • バージョンアップの度に「wiki編集する・される」わけではありません。「既定 v3.6.*時点」を個別に書かないといつの情報なのか、確認や更新したのか分からなくなります。 -- 2021-09-25 (土) 01:42:43
  • アンカーのidが被ってると不具合が起こるから別のにあえて変えてるので直さないでください -- 2021-09-28 (火) 23:47:36
    • すいません、ローカル作業が長かったので食い違いに気づきませんでした。 -- 2021-09-29 (水) 00:47:52

*1 AdGuardで使用している言語によって変わる
*2 高度な設定で「DNS リクエストをフィルタリングする」設定を表示するを有効にしたときのみ、表示されます。