アラヤ

Last-modified: 2023-08-22 (火) 11:55:32

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【アラヤ】 ◆殺◆

登場エピソード

 

「……仮に、脱出できたとしても、重金属酸性雨と死の荒野が待つだけ。生きてはゆけん。ここで永遠に労働し続ければ、それで、よいではないか。酒もある。女もいる。小さな幸せもあろうて」


人物

  • 非合法地下工場ソイ・ディヴィジョンの奴隷労働者の中で長老めいた立場にいる老人奴隷。非ニンジャ。
  • マッポーの地上では生きられないと頑なに考えており、奴隷としての生活の安寧を乱されることを恐れている。むしろ、過酷な責め苦に遭っているからこそブッダは許してくれると思っている。
  • 周囲の奴隷達にも積極的にその考えを説き、感化させている。
  • 自分達の作っているものがいつの間にか幻覚ケモショーユになっていることに気付いているが、生活を壊さないために知らぬふりをしている。

ストーリー中での活躍

「ネタバレしようとせん限り、ニンジャはわしらを襲わんはずだったのに!殺戮の後にさらなる殺戮とは!何たる理不尽!」
  • かつてUNIXヘッドが体験した恐ろしい脱走劇の顛末をシロキ達に聞かせ、地上に出ようとせずに工場で働き続ける限りはニンジャに襲われず安心した生活を送ることができると説く。
  • サヴァイヴァー・ドージョーが工場に侵攻してきたときもその考えを頑なに守りニンジャを無視して労働を続けるが、退路のないサヴァイヴァー・ドージョーはお構いなしに奴隷たちを殺戮して通り抜けていくのだった。
  • やがて工場で火災が発生し、逃げずに周囲の奴隷職人と協力して消火作業に当たっていたが、今度は地下から現れたゾンビーニンジャガーデナーによって殺戮が始まってしまう。
  • 地上に出ずに働き続けていたのにも関わらず次々とニンジャによる殺戮に遭う理不尽に対し、彼はついに怒って武器を取る。そして、違法労働施設を守るためにニンジャへ反抗すべく周囲の奴隷達を煽動するものの、あっけなくニンジャに捕まってネギトロめいた死体にされてしまった。

一言コメント

コメント欄な
  • 邪悪な暗黒メガコーポの奴隷体制を助長する姿勢ではあったが、長きに渡り抑圧が日常となってしまったらこのような考え方になるのもやむなしか。最後にドスを握って、彼にとっての日常を脅かすゾンビーニンジャに立ち向かったあたり、本来は気骨に溢れた人柄だったのかもしれない -- 2023-08-22 (火) 11:55:32