ウェンディゴ

◆書籍限定エピソードの登場人物◆詳細を書きすぎないように◆本編を読み、知ろう◆

◆忍◆ ニンジャ名鑑#397 【ウェンディゴ】 ◆殺◆
ザイバツ・シャドーギルドのニンジャ。
驚異的なニンジャ握力を指先に込めて敵の肉を抉り取る攻撃的なカラテを得意とする。

登場エピソード

• 「キックスタート・ア・ニュー・デイ」
• 「ウェルカム・トゥ・ネオサイタマ」（物理書籍版）

「ニュー……ワールド……オダー！」

人物

• 物理書籍版で新たに登場したザイバツのアデプトニンジャ。
• ネオサイタマ侵攻組の一人。ヴェテランのアトモスフィアを漂わせ、組織への忠誠心も厚い。
• インペイルメントとモスキートを追って召喚拠点の廃テンプルへとやって来たニンジャスレイヤーと戦う事になる。

外見

• 青いニンジャ装束を纏う。
• わらいなく＝サンの挿絵では頭巾やブレーサーが毛皮製で統一されている。

元ネタ・考察

• ウェンディゴ（Windigo）とはカナダやアメリカ北部のネイティブアメリカンに伝わるオバケの一種。
• 雪男めいた毛むくじゃらの姿をしている、声がするだけで姿は見えない、人間より大きい、逆に小さいなど伝承によりその姿は異なる。
  • 森に迷い込んだ人間を食べてしまうとか一人旅の者に対し執拗な嫌がらせを行うなど、行動に関してもやはり様々な伝承があるが、人間に害を為す存在という点では一致している。
  • また、ウェンディゴの存在を信じる部族の間では自分がウェンディゴになってしまうという妄想に取りつかれる「ウェンディゴ症候群」と呼ばれる精神疾患が存在する。冬季のヴィタミン不足が原因らしい。
• 本文中での彼のワザや描写に伝承のウェンディゴと関連するような点は見当たらないが、かの『クトゥルフ神話』にはウェンディゴの伝承を元に創作された、人をさらう神「イタカ」が存在する。敵の肉を毟り取るカラテを、イタカが人をさらう様子になぞらえたネーミングであろうか。
  • 挿絵のニンジャ装束が毛皮重点なのはおそらく伝承の方のウェンディゴから着想を得たものと思われる。

ワザ・ジツ

• スリケンをも飴細工めいて容易く握りつぶす異常なニンジャ握力が最大の武器。猛禽が獲物を啄むように指先で相手の肉を毟り取る、「ヌキテ」と称されるカラテスタイルを取る。
• 重篤なダメージを受けても肉切り包丁で骨も斬るの精神で反撃に繋げるなど豊富な戦闘経験を感じさせるワザマエの持ち主。かなりの手練れである。
  • ただ、ニンジャスレイヤーがラオモト・カンとの決戦直後で疲労困憊の極致にあった点は考慮すべきか。

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