シースラッグ

◆忍◆ ニンジャ名鑑#255 【シースラッグ】 ◆殺◆
ザイバツニンジャ。不可思議なニンジャ能力により、装束を含む全身をゲル化。敵を包んで呼吸を奪い、全身の圧迫により短時間で圧殺する。イヴォーカーの顧問・監視役として派遣されたが、彼の組織内で完全に教化され、忠実な飼い犬となった。

登場エピソード

• 「ガントレット・ウィズ・フューリー」

「ギルドは第九層の闇勢力統一を歓迎している。だが足りぬ。神聖皇帝の尊き教えを浸透させねば。当初、監視者として遣わされた事はまさに運命……まさに使命」

人物

• 神聖アンタイブッダ帝国に所属するニンジャ。
• アンダーガイオン第九層に築かれた帝国の拠点にて、第四のバトルルームの番人を務める。
• ザ・ヴァーティゴ＝サンによると、彼の身に宿ったソウルはスライム・ニンジャクランのものであるらしい（参照）。
  • ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【ガントレット・ウィズ・フューリー】にて、グレーターニンジャのソウル憑依者であることが明かされた。
     
• 一応本来の所属はザイバツであり、当初はイヴォーカーの監視のために派遣されていた。しかし、何があったか彼に感化され、作中の時点では完全に神聖アンタイブッダ帝国の教義に染まりきってしまっている。イヴォーカーの教えをザイバツ内にも広める心積もりらしいが、どう見てもノーフューチャーである。
  • 他組織の監視役として単身派遣され、派遣先の組織に取り込まれてしまったという点ではスカベンジャーに通じるものがある。もっとも、あちらは取り込まれたことに無自覚であったが。
• 物理書籍版「キョート殺伐都市#8：キョート・ヘル・オン・アース（下）」付属のザイバツ・ニンジャ位階総覧にはアデプト位階として彼の名が記されている。
  • 一方で、N-FILES【ガントレット・ウィズ・フューリー】では「マスターニンジャ」と記述されており、実際どちらが正しいのかは不明である。

外見

• 青黄マダラ模様のニンジャ装束に身を包む。
  • もはや忍んでないとかそういう次元ではない。

元ネタ・考察

• シースラッグ（Sea slug）は「ウミウシ」の意味。
  • ウミウシは海に住む貝の一種でナメクジに近いが、黄色や青など鮮やかな色をしているものが多い。
  • 前述の毒々しい色合いのニンジャ装束もこのニンジャネームにちなんだものだろう。

ワザ・ジツ

• 自身の身体を丸ごと半透明のゲル体に変化させるという、メイガス並みに無茶なジツの使い手。コワイ！
  • ゲル化した身体で敵の全身を包み込んで拘束し、窒息・衰弱死に追いやる戦法を得意とする。
  • 本人がゲル化を解くと一滴残らず固体化するので、拘束されていた方が濡れているということはない。
  • 不定形のゲル体故に通常では入り込めないような狭所にも容易に忍び込むことが可能。曰く、「排気口は私のファストパスよ」とのこと。
  • なお、ゲル化しても装束の青黄マダラ模様はそのままである。
    • ただし、詳細は不明だがステルス能力も備えているかのような記述が本文中に見られ、特にカラフルさがデメリットになることはない模様。
• また、貴重なクナイ・ダート派ニンジャの一人でもある。

ストーリー中での活躍

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