◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【マローダー】 ◆殺◆
登場エピソード
「何故って、それが運命というものだ。ニンジャ即ち運命。理不尽なものだ。モータルよ、ニンジャを受け入れるが良い!」
人物
- ネオサイタマのニンジャ。
- 後述のジツで市民を操作し、窃盗行為を繰り返している無軌道犯罪者。
- 「ネオサイタマの始末屋」たるニンジャスレイヤーの名を幾度か耳にしたことがあると語っており、ある程度は裏社会の事情にも通じている模様。
外見
- 穴の空いたメンポを装着し、不気味な装束を着用。その目は光っている。
元ネタ・考察
- パイドパイパー(Pied Piper)は民間伝承「ハーメルンの笛吹き男(The Pied Piper of Hamelin)」に登場する「笛吹き男」、または伝承そのものを指す。
ワザ・ジツ
- カラテのワザマエは油断ならぬものであり、筋力による瞬間的な止血も見せている。
- 鋼よりも硬くしなやかなバイオバンブーを加工した妖しき笛を得物とし、長リーチの武器に見立てて相手を打擲する。
- 隠し武器として手首の中に刃を仕込んでおり、追い詰められた際に使用する。
ギニョル・ジツ
- 無意識下の者を神秘の力で縛り、意のままに操るジツ。
- ジツを発動するには縦軸の確保、すなわち相手の頭上に陣取る必要がある。作中では、標的が勤務している社屋の屋上でマイを舞うように身体を動かすことにより、その身体を操作した。
- また、ジツの強制力を単なる破壊のために転用することも可能であり、笛の穴から圧縮された力の渦をレーザービームめいて放出するという攻撃手段を持つ。
- この柔軟な応用力こそ、ギニョル・ジツが一般的な幻惑のジツに勝る点であると地の文は語る。
- 平安時代においては、ギニョル・ジツの笛を用いる格闘催眠暗殺師の集団が、雅なハイク・セレモニーの場で血生臭く立ち回ったという。
- ギニョル(guignol)とは、人形の胴体の中に手を入れて指で操るタイプの操り人形のこと。
ストーリー中での活躍
- アルカナム・コンプレックス社のイサムラ・コーゴを一週間操り、社の機密情報へのアクセスを図った張本人。最後の仕上げとして彼のサイバネ・アイに紐づいた情報を回収しようとするが、そこにニンジャスレイヤーがエントリーする。
- ギニョル・ジツで遠距離から執拗に攻撃を見舞うも、一瞬の機転で距離を詰められカラテを叩き込まれる。しかしトドメを刺される間際、彼の確保のために動いていたアルカナム社のエージェントがイクサに横槍を入れ、これを機と捉えて最後のあがきに出るが、ニンジャスレイヤーの虚を衝くことは叶わず、首をへし折られて爆発四散した。
- ビル・モーヤマによると、パイドパイパーは当初は無軌道な犯罪に手を染めるばかりであったが、段階を追って、アルカナム社にとって看過できぬ問題に踏み込み始めたらしい。
- 彼は「オペレイション・ムーンチャイルド」という言葉に関心を寄せていたようだが……。
- また、彼の爆発四散跡には、巣の中心にドクロ模様のクモが配置された奇妙な指輪が遺され、ビルに回収されている。
一言コメント
- 言動はサンシタそのものだけどそのわりにはやたらと強いし頑丈。黒幕がいるっぽいがどこまでサポートされてたのか… -- 2024-02-11 (日) 22:16:13
- ドーモ、パイパイ=サン。 -- 2024-02-12 (月) 21:25:45
- ジツの汎用性が高い! 本来の使い方は、冷静に考えるとちょっと間抜けですが! アケチの部下の、踊りながらヘグイを操っていたニンジャも、同じクランの可能性? -- 2024-02-12 (月) 22:33:58
- パパパ派かパイパイ派かで意見が分かれる -- 2024-02-14 (水) 13:28:48
- 笛の音色と舞踊という一見雅な動作をこれだけ血生臭い儀式に変えてしまえるのはやはり邪悪なニンジャ。音色による精神操作だけではなく破壊力にも応用が効くギニョル・ジツは、音と波動の使い手コダマ・ニンジャクランの傍流のジツであろうか -- 2024-04-26 (金) 23:12:26
- 個人的にフジキドとも戦って欲しいニンジャの一人 -- 2024-04-26 (金) 23:14:40