◆忍◆ ニンジャ名鑑#501 【デリヴァラー】 殺◆
モージョー・ガレット宅配バイトなどをしながらセンタ試験に備えていた若者に、邪悪なニンジャソウルが憑依。窮地に陥った父とともに戦うため、デリヴァラーを名乗り無謀な行動を開始する。小柄であり、二丁拳銃やプラズマ・カタナ等を駆使。
登場エピソード
「父さん。今からしばらく、俺があんたの脚で、腕で、銃だ」
人物
- 本名「ニスイ・タニグチ」。キツネ・ムレ・チイサイレディオのDJ「ゼン・ストーム」ことヒナヤ・イケル・タニグチの養子。
- タカナスター社の違法工場街であるコモチャン・ストリートにて生を受け、幼少期から違法労働に従事していた。8歳の時に町を裏切った実父を粛清し、その無慈悲さを買われて違法ドージョーで戦闘技術を叩き込まれ、我々の世界で言う「チャイルド・ソルジャー」と化す。
- が、13歳の時に違法活動が摘発されたことで居場所を失い、NSTVのカンダ・ノボルバシに引き取られる。ここでタニグチと彼の音楽に出会った彼はようやくまともな人間性を獲得し、同時に自らを被搾取者に貶めていた社会構造への怒りを抱く。
- 2年後のノボルハシの死と三人目の父・タニグチの負傷を乗り越え、21歳になった彼は、反戦放送終了後に拘束された父を逃がすため、オナタカミ・トルーパーズにカタナ一本で突撃。あえなく射殺されてしまった。
- しかし、ブッダはかくも残酷に救いの糸を垂らすのか。隠滅のため回収・運搬の途上であった彼の遺体にディセンションが発生、ニスイはニンジャ「デリヴァラー」として蘇った。かくして彼は囚われた父を追いはじめるのだが……。
外見
- 成人男性の平均より低い身長。幼少期の違法電脳手術と訓練によるものらしい。
- ニンジャスレイヤープラスの身長一覧表によると身長159cm。
- 装束の上からサイバーレインコートを纏い、メンポのほかに違法改造サイバーサングラスを装着している。
- 無機質な殺戮を繰り返しながらも、その目は危ういほどに澄んでいる。
元ネタ・考察
- 「デリヴァラー(deliverer)」とは、配達人、救出者、釈放者、救世主(転じてあの男)などの意。
- エピソード内での彼の誕生、駆け抜けた戦い、そして待ち受けていた運命に至るまで、これらの各々、或いは複数の意味を持つ場面が繰り返され、対峙した敵からもそれを触れられている。実際本編を読んだほうが、その名乗ったコトダマに込められたミーミーをより理解できるはずだ。
- 「ニスイ」は冷・凍などの漢字に使われるへんの「にすい」が元か。彼のアサシンとしての冷徹な性格を端的に表している。
ワザ・ジツ
- 幼少期の戦闘経験は8年のブランクを経た第3部現在でもある程度残っており(完全武装のトルーパーズ16人中3名をカタナ殺)、そこにニンジャソウルが宿ったことで再び当時の冷徹さが顕現してしまった。
- 特に状況判断・対応能力や一般銃器類に関する知識はかなりのもので、環境や敵戦力を即座に分析し、決断的にミッションを遂行していく。
- ただ、ディセンション直後ということもあり、ニンジャ同士の純粋な肉弾カラテでは旧ソウカイヤ時代からの現役組に後れを取る場面も多い。
- ただ、ディセンション直後ということもあり、ニンジャ同士の純粋な肉弾カラテでは旧ソウカイヤ時代からの現役組に後れを取る場面も多い。
- たかだか機銃1つ撃つだけでもいちいち「イヤーッ!」と叫ぶ本作のニンジャとしては非常に珍しいことだが、彼は幼少期にこなしてきた汚れ仕事の名残からか、殆どカラテシャウトを発しない。
- 彼主観の戦闘シーンは、地の文が古式ロールプレイングゲームめいて実際スタイリッシュな箇条書き重点の文体になる。なんたる活字表現!タツジン!
- 無言で淡々と敵を射殺していく姿は、下手な殺戮マシーン以上にマシーンめいている。宿したソウルの因果か、デリヴァラーは己の人間性をも殺すことで壮絶な死線を駆け抜けたのである。
次の瞬間、彼の周囲は荒漠たる暗黒手工業街の路地裏に変わる。
- 「レイズ~」以前に翻訳され、その殺伐たるストーリーと容赦ない局部破壊描写でヘッズを震撼させた「キリング・フィールド・サップーケイ」。デリヴァラーに憑依したニンジャソウルは、かのエピソードに登場したデソレイションと同じコロス・ニンジャクランのニンジャであった!
キリングフィールド・ジツ
「コロス!」
- 対象と自分を水墨画めいた空間に隔離するジツ。
- 『上記の特徴的なシャウトと共に発動』『使用者にまつわる死者のビジョンが転がっている』『ジツの類は封じられる』『ただいるだけで心身に悪影響を及ぼす』といった点がデソレイションが使っていたものと共通している。
- デリヴァラーの展開するそれは、彼が幼少の頃に過ごした違法工場街の風景をとる。衝動とエナジーに満ちたBSCVATMの音楽とは対照的に、プレス機の無感情な加工リズムが絶えず鳴り響く牢獄である。
- ソウルのもたらす衝動と、父が引き止めている「ニスイ」としての自己の狭間で苦闘するデリヴァラーにとって、このジツはその特性故に境界線ギリギリまで己を追い詰める。
- 加えて、父タニグチを背負っての逃避行でこのジツを使うということは、モータルの彼をニンジャですら精神をヤスリ掛けするかの如き影響を受けるキリングフィールドに引きずり込むことをも意味する。
痛覚切除
- 地の文に曰く、こちらもコロス・ニンジャクラン特有のスキル。単純なニンジャ耐久力や、ダメージ軽減の技術であるウケミやムテキ・アティチュードとは異なる。
- キリングフィールド・ジツと比較すると地味にも思えるが、実際生きながらにしてゾンビーめいたタフネスを得るという大変おぞましい能力。作中では弾丸摘出に用いられたほか、過酷なイクサの中で驚異的な継戦能力を発揮した。
- また集中力を高めるため周囲の騒音をフィルタリングする描写もあり、自身のあらゆる「感性」に対して応用が利くものと思われる。外部からの干渉を徹底的に拒む意味で、キリングフィールド・ジツとの関連性が窺われる。
- 生前から磨き続けたパルクール運動技術と併せれば、致命打を回避しつつ多少の被弾を無視して行動できるためシナジー……ではあるが、ニンジャのイクサでは一瞬の判断ミスが生死を分けるという事は、ヘッズ諸氏も重々承知のはずだろう。
ストーリー中での活躍
- ニンジャとなったニスイは自らを運ぶトルーパービークルを攻撃。クローンヤクザで試し切りをしながら冷静に武器を調達するとその脚でNSTV本社に向かい、父親を尋問する部長、秘書、護衛クローンヤクザを鏖殺、四肢のサイバネを破壊された父親を背負いKMCの秘密アジトへ合流する。
- この反逆にアマクダリは即座に反応。ハイデッカー長官ムナミ・シマカタはKMCをテロリストとして弾劾し、違法放送リスナーを脅迫するハッタリをもって投降と情報提供を呼びかけ、ひいてはKMCの反論放送を誘う。
- デリヴァラーは危険を知るアサシンとして、また力あるニンジャとして、罠と知りながら最後の放送を始めたクルーにラジオを中止し、武器を取って戦い生存することを主張するが、徹底した「非暴力の陰謀」を唱えるタニグチに拒否され、単身アマクダリの包囲網に挑んだ。
- 三方から迫るオナタカミ・トルーパーズを巧みに足止めするも、アマクダリ下部組織「テツノモン」のニンジャとオナタカミ社の新兵器「ハイタカ」&「シデムシ」に追い詰められ、最終的に他のクルーを見殺しにして父一人を背負っての逃走を決断。
- 辛うじて包囲網を突破し、追撃をかけてきたパイロマンサーとマーシフルをジツで返り討ちにして、テツノモンの管轄地域からの脱出に成功する。
- 協力者であるメガヘルツ解放戦線との合流が叶わず、追い詰められた親子は、最後の戦いとしてNSTV筆頭株主カラカミ・ノシトを人質に放送ジャックを行い、強大無比なる陰謀組織の不正を糾弾せんとする計画を実行する。カラカミ・ノシト自身が陰謀組織の幹部であると知らずに……。
- 厳重な警備を完璧な偽装とアマクダリ紋のバッジでやり過ごし、カラカミ・ビルへの侵入に成功するも、サンダーローニン及びストームホークに見咎められる。
- 巧みなコンビネーション攻撃、シデムシ、トルーパー部隊の前に最上階へのアタックは失敗。デリヴァラーは左腕を飛ばされながらも強化ガラス床を破って地階へと落下退却し、着地衝撃から父と放送機材を守るべく両足を粉砕させ、父と同じ姿に変わり果てて爆発四散したのであった。
「俺の名前!俺のソウル!そして父さん!」
「サヨナラ!」
- 彼の戦いは、過程と結果だけを見れば実を結ばぬ無謀な戦いであり、狂人の自己満足でしかなかった。
- しかし、最後まで邪悪なニンジャソウルの誘惑を退け、一時は反目した父の闘争にかける想いを汲み、遂には戦闘の最中に「DJデリヴァラー」としてレディオデビューを果たし、笑いながら散った彼の姿は、多くのヘッズに鮮烈な印象を残した。彼の叫びに応じ、TLには一人また一人とヘッズのキツネサインが掲げられたのである。ゴウランガ!おお、ゴウランガ!
- そして、彼の最期のレディオは死神に救われたタニグチによってKMCリスナーへと届けられた。彼らの無謀な突入は、結果としてアマクダリの最も長い一日の口火を切る形となったのである。
一言コメント
- レイズ・ザ・フラッグ・オブ・ヘイトレッド完結後、いずれいつかでよいので彼に手向けられた沢山のキツネサインにも触れてほしい。トゥーゲッターアーにも纏められていることだし。ここまでヘッズの涙腺を爆発四散させたニンジャはカギ=サン以来では。 -- 2014-04-14 (月) 14:54:00
- 実際書きたい内容が多すぎて編集人も困る。触れるとネタバレになり鮮度を失わせてしまう部分、すなわち書きたいポイントだし -- 2014-04-14 (月) 15:45:34
- 果たして彼はもう終わってしまったのだろうか?実際デソレイション=サンのサップッケーは長きに渡りニンジャスレイヤー=サンを苦しめた もう一転あるかもしれない・・・・・ -- 2014-04-14 (月) 22:02:58
- キツネサインに包まれてあれ。 -- 2014-04-15 (火) 00:09:08
- 今までで一番気高い、美しい爆発四散っていうのも特記事項かもしれない。 -- 2014-04-15 (火) 03:44:14
- レディオと父とクルーの愛に包まれてあれ -- 2014-04-15 (火) 08:10:25
- 最後にニンジャのデリヴァラーとしてではなく、DJのデリヴァラーとして死ねたのがせめてもの救いだったな。革命旗に包まれてあれ。 -- 2014-04-15 (火) 09:25:14
- 記事冒頭の台詞をもう一行くらい追加したいのだが、名台詞が多すぎるのとネタバレに触れないものを選ぶことが悩ましすぎる。未読だとわからない、読了だと意味が違えてくる台詞だといいんだが -- 2014-04-15 (火) 20:12:00
- ネタバレ以外だと、「センタ試験は受けられそうにない。~」からの一連の台詞が好きだな。 -- 2014-04-15 (火) 21:29:08
- 「遣り遂げた」と言う言葉が相応しい死に様だった。 -- 2014-04-15 (火) 23:39:26
- キリングフィールド・ジツを使えば、あと2~3人のニンジャは倒せたかもしれない。だけどそれをしなかった。涙が止まらない。 -- 2014-04-16 (水) 07:31:11
- とりあえず、バレにならなそうなとこで台詞追加してみた。もしまずいようなら消して。「センタ試験~」と迷ったが、短さ重点で。 -- 2014-04-17 (木) 10:15:40
- 漢字の部首の意味まで知ってるとかホント凄い -- 2014-04-17 (木) 16:29:38
- 断末魔こそほかのニンジャと変わらない「サヨナラ!」だったけれど、きっと彼は笑って逝ったのだと思う。デリヴァラー=サン、キツネサインと太陽の旗に包まれてあれ。 -- 2014-04-17 (木) 16:32:07
- この一行目が二行目となりレイディオに、ハイクになると思うと感慨深い。 -- 2014-04-17 (木) 19:28:21
- サップーケイの描写を見て、彼は生まれながらにしてリズムの世界に生きていたのだ。そしてタニグチと出会い、最後に彼のリズムは音楽になったのだ。まさしくDJゼン・ストームとDJデリヴァラーのマッシュアップな -- 2014-04-17 (木) 20:02:13
- 希望の担い手。すなわち救世主。 -- 2014-04-18 (金) 07:23:09
- 彼の正しき意志は必ず受け継がれるんだ・・・俺は知能指数が高くないし詳しくないがわかるんだ! -- 2014-04-22 (火) 15:38:49
- 実際受け継がれたな… -- 2014-04-25 (金) 13:26:12
- 解放への目覚めを促す殉教者…正しくあの男のリスペクトな -- 2014-04-28 (月) 00:43:44
- ニスイがその生命、ソウルの全てを賭けてなお突破出来なかった壁を死神は準備運動代わりに突破した。ナンデ? -- 2014-04-28 (月) 06:55:53
- ↑ニスイ=サンは不条理と戦う者、死神は不条理を殺し尽くす者だから -- 2014-04-28 (月) 07:52:16
- ニスイはキリングフィールドを何度も思いとどまった。ニスイが越えたかった壁はフジキドとは別物な -- 2014-04-28 (月) 07:57:12
- 地の文も言っていた通り、KMCとフジキドはそもそも目的が違うから。たまたま目的地が一緒だったから相乗りとなっただけ。何たる運命のめぐりあわせか… -- 2014-04-28 (月) 09:59:03
- 数々のインガが絡み合い、重なりあってあの結果を生み出した。まさに全てはインガオホーな… -- 2014-04-28 (月) 20:35:42
- あの男案件と言えばキツネ・ムレ・チイサイはDJと12人のクルーなんだよな 十二使徒的な -- 2014-04-30 (水) 09:56:04
- 車の中で復活したのも、もしかしたら馬小屋意識してんのかもな -- 2014-04-30 (水) 10:45:38
- ご両親も項目ができたようで重畳 -- 2014-04-30 (水) 14:33:15
- ↑×2 そう言えばアマクダリは「邪龍のような」と評されてるね…「打ち倒される悪魔」の象徴な -- 2014-05-01 (木) 05:41:28
- デリヴァラー=キリストを殺した、暗黒投資家を方舟へ乗せようとした偽キリストのサバト=ニンジャが、神であるフジキドに殺される……じっさい黙示録めいていることですね? -- 2014-05-06 (火) 19:24:54
- こんなに切ない「サヨナラ」は久しぶりだった -- 2014-05-11 (日) 19:50:19
- 時々ディヴァーラー=サンと間違えてしまうw -- 2014-05-11 (日) 20:03:21
- 死の直前、父と同じく右腕以外の四肢を失っていたのか。目からスケイルな -- 2014-05-18 (日) 12:40:13
- こっちのキリングフィールドは二丁拳銃使えてたから武器持ち込みOKなのかな -- 2014-05-25 (日) 05:14:04
- デソレイション=サンも凶器を色々持ち込んでたような・・。 -- 2014-05-25 (日) 05:54:55
- サップーケイは使い手がカラテに邪魔だと感じた物だけ持ち込めない便利すぎるジツ。 -- 2014-06-12 (木) 21:25:50
- キリングフィールド・ジツはどの程度までのテックなら持ち込めるのかもまだまだ謎。 -- 2014-06-13 (金) 14:48:45
- ニンジャが扱う戦闘技能である以上、自分に有利に、相手に不利になる状況を作り出せるジツであろうからして、ある程度は持ち込み判断とか出来るんですかネー -- 2014-06-13 (金) 14:56:54
- ↑×3つまり、ニスイのカラテには父の唄声が必要だったと… -- 2014-06-13 (金) 20:16:34
- ニチョーム・ウォー翻訳時に、ここぞというタイミングで彼のレディオがニチョームに届いたら、改めて涙腺が爆発四散する。キツネサインに包まれてあれ。 -- 2014-07-02 (水) 09:35:52
- 読んでる途中はきっと生きのびる、生きのびると自分に言い聞かせてたなぁ。個人的に一番感情を揺さぶられたエピソードだ -- 2014-07-06 (日) 23:05:03
- デリヴァラーのニンジャネームは -- 2014-07-20 (日) 21:31:06
- アイエッ途中送信!デリヴァラーのニンジャネームは「人の心に届ける」の意味なのかな、救世主なんて大層なと笑われたりしてたけど、ニンジャとして再誕する最中にも彼のニューロンには自分の世界を変えた「配達人」の姿が確かにあって、そのもっとも尊く力強いものの名を受けたんだろうなぁ。そして実際それは預言めいた救世の御業と同じ事なのだと思う。読み終えて一番好きなニンジャネームになった。 -- 2014-07-20 (日) 21:44:33
- 個人的に抱きしめてあげたいキャラトップランカー。次点はチバ=クンな -- 2014-08-05 (火) 12:43:37
- 幼い頃から戦闘技術を仕込まれて来たボディに加えて比較的レアで強力な部類のソウル、更に父親譲りの熱い魂。鍛錬する時間さえあればかなりの使い手になれる素材だっただけに憑依直後に戦わざるを得なかったのが惜しい。 -- 2014-08-06 (水) 13:57:35
- ↑ニンジャとしては確かに大成したろうけど、劇中僅かな期間のソウルと人間性のギリギリの攻防やジツの特性見るに、モータル”ニスイ”としてはどの道長くなかったと思う。だからこそ最期まで守り、抗い続けた姿が光る -- 2014-08-06 (水) 15:24:29
- しかし父を背負って戦うってコヅレウルフ反転めいたなんかでもあるんだろうか・・。 -- 2014-08-25 (月) 00:56:05
- 十字架を背負って死んだ、あの男のイメージなのでは?重荷をおろせば自分の命は助かったのに、それをせずに死んでいった -- 2014-09-27 (土) 10:58:56
- 今更だがヘイトレッド読了。既に語られてるがあんな清々しく気高い「サヨナラ!」は初めて見た。ハイクやゼンにも並ぶ奥ゆかしさだ -- 2014-11-05 (水) 21:29:47
- ヘイトレッドは何度読んでも込み上げてくるものがある。 -- 2014-12-01 (月) 01:03:37
- ↑×3 あの男の父親も、実の親子ではないけれど、あの男を守って奮闘していたのだよな。 -- 2014-12-11 (木) 17:34:43
- 「ファック野郎、変えられるぞ。それは俺の世界を変えた」この台詞大好き -- 2014-12-11 (木) 21:24:29
- 良いキャラなんだけど……このシナリオに初めて出てくる固有名詞が多過ぎてキャラの淡白さがより際立っているのは、マーケティング的にはどうなのですか -- 2014-12-14 (日) 15:12:22
- 「装束自動生成はレッサー・グレーター級ではちょっと無理」「アーチニンジャがクラン毎に1人とは限らない」という情報を鑑みて、憑依したのはアーチ級ソウルであったと仮定。 -- 2014-12-29 (月) 20:28:33
- 「装束自動生成はレッサー・グレーター級ではちょっと無理」「アーチニンジャがクラン毎に1人とは限らない」という情報を鑑みて、憑依したのはアーチ級ソウルであったと仮定。 -- 2014-12-29 (月) 20:30:02
- 登場エピ読んでる間、いつニンジャソウルに飲まれて赤黒のターゲットになるかとヒヤヒヤしてた。 -- 2014-12-31 (水) 13:39:18
- ヘッズ諸君は「ニスイ」をどんなイントネーションで発音しているのだろう?「翡翠」みたいな平音か、「衣類」みたいに「ニ」にアクセントを置くか。部首の「冫」由来なら前者の発音だが、人名としては後者が自然な気も。 -- 2015-01-08 (木) 10:03:53
- ↑今ちょっと口に出してみた。後者の発音でした -- 2015-01-08 (木) 12:14:49
- ニンジャネームに二重三重四重の意味が込められていて実際素晴らしい。本人は単に「運び屋」程度のニュアンスで感慨もなく名乗ったであろう点も含めて -- 2015-01-16 (金) 21:11:39
- 最後の「サヨナラ」はニンジャソウルが言ったものではなくニスイ本人が言ったもののように感じた -- 2015-02-08 (日) 03:19:29
- 誇りを貫き通した、完全勝利の生きざまに感動した。コトダマに包まれてあれ… -- 2015-04-07 (火) 12:08:48
- 最新話を読むごとに彼を思い出すことだなあ -- 2015-05-13 (水) 16:10:48
- ヨーニスイ、見てるか?キリングフィールド・ジツで怨敵にカラテを叩き込む事よりも人間性の勝利を信じたお前の音楽は、ちゃんと抑圧されていた人間に届いたぞ。まさにデリヴァラー(届ける者で解放者)な -- 2015-05-13 (水) 17:02:49
- あまりにも意外過ぎる奴にも届いたな。たしかにあいつもシステムに抑圧された奴だった。 -- 2015-05-13 (水) 18:56:55
- まさに名前通り、デリヴァラーだ。ニスイ、レディオは届いてるぜ -- 2015-05-13 (水) 20:36:08
- ゴウランガ -- 2015-05-17 (日) 23:03:00
- 俺の名前/俺のソウル/そして父さん -- 2015-05-26 (火) 20:04:18
- サヨナラ!そして「彼」もまた己を縛る影と抑圧のシステムから解き放たれたのだ! -- 2015-06-10 (水) 12:51:06
- たったの1話で死んでしまうゲストキャラなのに、後に残した影響の大きさは計り知れない。思えば「あの男」もそうであったか -- 2015-06-10 (水) 20:06:39
- いい歳でラノベで泣かされるとは思わなかった。無念・・・しかし胸を張って笑って死んだ偉大なニンジャだったと思いたい -- 2015-06-10 (水) 20:21:36
- ニンジャスレイヤーはカルイノベルではない。いいね? -- 2015-06-10 (水) 20:55:02
- しかしニンジャスレイヤーは大きさの割には軽い方なのではなかろうか(重量的な意味で) -- 2015-06-11 (木) 17:20:18
- ……この人は、最後に自分の愛する世界に別れを告げたんだな。光に包まれてあれ -- 2015-06-11 (木) 21:08:53
- ニスイ=2スイ=イイスス(イとスが2つ、イエスの表記違い)らしい -- 2015-06-18 (木) 15:19:43
- 読み進めるほどニスイ=サンに生き延びて欲しくなって読み進めるのが怖くなったけど…「俺の名前!俺のソウル!そして父さん!」 「サヨナラ!」こんな誇りある死に様はそう無い。できる事なら生きて欲しかったが、クソ格好いい最期を見せてくれてありがとう。 -- 2015-07-31 (金) 23:48:43
- 読み進めるほどニスイ=サンに生き延びて欲しくなって読み進めるのが怖くなったけど…「俺の名前!俺のソウル!そして父さん!」 「サヨナラ!」こんな誇りある死に様はそう無い。できる事なら生きて欲しかったが、クソ格好いい最期を見せてくれてありがとう。 -- 2015-07-31 (金) 23:50:20
- アイエエエ!二重投稿ナンデ!? -- 2015-07-31 (金) 23:51:41
- 何度も邪悪なデリヴァラーに傾きかけたのに最後は誇り高きニスイとして爆発四散した、これが大好き。 -- 2015-08-01 (土) 00:12:24
- 偶然、たった一つの想いという曲を聞いたらニスイを思い出して泣いてしまった -- 2015-08-19 (水) 20:25:41
- あぁ、クソったれ……何度読み直しても、本当にDJデリヴァラーとはサヨナラなんだな……もう彼には会えないんだな…… -- 2015-08-28 (金) 22:15:07
- この1話限りの登場であることが、輝きをますます強くしているとは思う -- 2015-08-29 (土) 06:44:47
- 直接の登場は一話限りだけど、ネオサイタマの一番長い日にプライドをもって生きてる人達(レイジも?レイジもだ!)にDJゼンストームの言うように『生き返って』は歌を届けに現れるのが本当に嬉しい -- 2015-08-29 (土) 12:25:25
- ↑3 言わないでくれ…読み進めるほどコイツが死ぬ展開しか見えなくて怖くなるほどニスイには生きて欲しかった。 -- 2015-08-29 (土) 16:11:42
- 過去がハガネギア・物質の雷電=サンめいている -- 2015-09-08 (火) 01:06:48
- ↑老人スネークを背負いながら刀を咥えて走るサイボーグニンジャを想像した -- 2015-09-08 (火) 20:07:37
- なけた -- 2015-10-31 (土) 18:08:56
- 忍殺コンピ「殺」に収録されているsick hackを聴いているとニスイを思い出して涙が。 -- 2015-11-28 (土) 15:22:23
- ↑シヨンEDに流れたときのコメントにもあったが、sick hackはニスイっぽい歌詞だよなあ。 -- 2015-11-28 (土) 19:01:57
- 音楽と言えば、蒼き鋼のアルペジオの『SAVIOUR of SONG』がすごいデリヴァラーっぽく聞こえて仕方ないんだ。気のせいだろうか。ニンジャ過剰摂取が原因だろうか? -- 2015-11-28 (土) 21:17:47
- 名鑑がゴウランガ…ネタバレせず、多くを語らず、それなのにヘッズの涙腺を決壊させる… -- 2015-12-13 (日) 18:29:06
- 無謀ではあったが、無駄ではない。無駄ではないぞデリヴァラー=サン! -- 2015-12-13 (日) 19:57:36
- チャイルドソルジャーってところや、手術で周りより小柄ってミカヅキ=サンっぽいですね…彼にとってのバルバトスは絶対的な力を誇るわけではなかったが -- 2016-01-07 (木) 15:03:24
- このコメント欄だけでもおれの涙腺を殺すには充分すぎるとかテストに出ないよぉ…… -- 2016-01-09 (土) 12:44:23
- ↑同感な…… ふとこのページを見るたび、ニスイの生き様と死に際が思い出されて何かが止まらなくなって、また本編を読んでしまう。忍殺のなかでも屈指の熱く涼しいキャラクターであることだなあ…… -- 2016-01-09 (土) 14:22:50
- なのに名鑑ときたら…嘘は書いてないが… -- 2016-01-09 (土) 14:25:09
- ただ「父とともに戦うため」の辺りにほんやくチームも抑えきれなかったなんかを感じる -- 2016-01-09 (土) 15:07:13
- ログを追うだけでしめやかに落涙してしまう一人のニンジャのイクサ しかし親より先に死ぬのはいかんぞニスイ=サン… -- 2016-02-25 (木) 20:59:22
- 『レイズ・ザ・フラッグ~』読み直したいのに読み直せなくなった原因のニンジャ。最後のシーン辛すぎる -- 2016-04-09 (土) 17:27:41
- オルフェンズの一期OP raise your flagもイメージソングにオススメなんよ。タイトルも雰囲気もぴったり重点ね。 -- 2016-07-27 (水) 14:22:07
- 彼の声はBSCVSATMの新曲「レイズ・ザ・フラッグ」に使われている。 -- 2016-07-27 (水) 18:55:15
- キリングフィールド、ニンジャソウルが奪う高潔な人間性、セクト配下の3忍1組との衝突などなどサップーケイ並びにデソレイションがかなり反映された人物なんだね。先んじてデソレイションの反則じみたジツとエピソードの乾いた顛末を知っているからこそ、ニスイの選んだ答えとその到達点が寂しいながら清々しい。長文失礼な -- 2016-09-05 (月) 15:24:21
- 新しい書籍版の赤いカタナ持ってたグラサン・ニンジャってデリヴァラー=サンで確定か? -- 2016-11-25 (金) 19:13:47
- 小柄という設定のせいもあるだろうが、物理書籍の容姿のキャラを名前を伏せられた状態で見せられたら、多分「ニンジャ組織の末端にいるサンシタニンジャ。その他大勢の一人としてフジキドに他のサンシタと十把一絡げに纏めてスレイされる運命」って感じ。正直めっちゃ弱そう。だからこそそんな彼があがく姿が輝くのだろう -- 2016-12-02 (金) 22:14:04
- 上の方でも書かれてるが俺の脳内ウキヨエでは彼の姿がアイアンブラッド孤児達のクレセントムーン=サンに重なるな。幼年期から酷使され正規教育も受けられず違法電脳手術されてる生い立ち、背が低い、少年の純粋とアサシンの無慈悲、ついでにOP曲のタイトルとかいろいろ符号重点な -- 2016-12-24 (土) 23:44:36
- 子連れ狼 -- 2017-02-10 (金) 21:17:33
- 愛する者を失った後で圧倒的な力を手に入れたキドからすれば、愛する者を守り抜いて死んだデリは、実際理想像な -- 2017-05-18 (木) 22:26:23
- ホローポイント=サンの様子を見るに、コロス・ニンジャクランの感覚切除ってキリングフィールドの副作用対策のために開発されたんじゃ・・・ -- 2017-06-25 (日) 21:34:17
- 生きて死して英雄か・・・ラジオに包まれてあれ。 -- 2017-07-02 (日) 17:46:13
- ↑打ち直し 生きて勇者、死して英雄 -- 2017-07-02 (日) 17:47:46
- ドーモ、ウェントス=サン……。 -- 2017-07-03 (月) 19:40:07
- ↑5だからこそフジキドとは相容れないとは思うがなぁ。生き延びたとしてもデソまっしぐらは避けられないし、本当に逝くべくして逝ったのな。 -- 2017-07-07 (金) 04:34:42
- やはりどう足掻いても彼があの0月10日を生き延びるビジョンが見えない….カラテモンスターでチャドーのあるフジキドだから切り抜ける事が出来たのであって、スレイされた12人もその部下にもあからさまなサンシタはいなかったしながら -- 2017-07-12 (水) 18:45:09
- 三部は味方オタッシャが少ないからこそ彼の足掻きが輝いた。 -- 2017-07-19 (水) 21:10:36
- ニンジャとして蘇った時にニンジャ装束が生成されたからソウルの格自体は高かったのかな? -- 2018-07-06 (金) 09:07:46
- 初めて忍殺を知った時は「『サヨナラ!』ってwww」とか笑ってたのに彼の最後には泣いてしまった…しかし「あの男」のモチーフなら「俺の名前!俺のソウル!そして父さん!」は三位一体(父と子と精霊)を踏まえてるんだろうか -- 2019-07-19 (金) 21:23:38
- ニュービーかつボロボロだったとはいえニスイがあれほど死力を尽くしても全く隙がなかったサンダーローニンを、フジキドは場面転換したと思ったらもう首だけにしてて笑う。ニスイが弱いとかじゃなく「スカッとした」 -- 2019-09-30 (月) 01:34:07
- 紅蓮華聴きつつ読み直したら乾死しかけた。どれほど「世界に打ちのめされ」ても「強くなれる理由」を「守る意味」を知って、「消せない夢」のため戦い抜き、ついに「紅蓮の華」を咲かせたんだ…長文ケジメ -- 2019-11-08 (金) 14:35:05
- DJタニグチの思想方針を指して「非暴力の陰謀」はちょっと違う気がするな。陰謀に対しての「非暴力の闘争」か「非暴力の反抗」じゃない? -- 2021-08-01 (日) 07:31:26
- キツネにつつまれてあれ -- 2024-01-13 (土) 21:23:42
- ジツの重工業地帯の音が鳴り響く世界はさながらカルトムービーのケシゴムアタマやコワイゲームのシズカナオカを彷彿とさせる。 -- 2024-04-25 (木) 03:44:45