タランテラ

◆noteエピソードの登場人物◆詳細を書きすぎないように◆本編を読み、知ろう◆

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0102 【タランテラ】 ◆殺◆
ネオサイタマのフーディーギャング「ツチグモ・ギャング」の頭目のニンジャ。カタナを常に持ち歩き、殺人を容赦しない危険なニンジャ。

登場エピソード

• 「アイアン・アトラス・テイクダウン！」（名前のみ）
• 「アイアン・アトラス・ブラックアウト！」
• 「アイアン・アトラス・ホットショット！」
• 「アイアン・アトラス・バトルロイヤル！」
• 「アイアン・アトラス・プレジデント！」

「マジ友達じゃんヨ。ホント、キミ、テキトーな事ぬかして、いい度胸してんね。僕、ニンジャだヨ？」

人物

• ネオサイタマのフーディーギャング「ツチグモ・ギャング」のリーダーを務めるニンジャ。
  • ツチグモ・ギャングは廃ホテル「愛之巣」をアジトとするレイド・チョウきっての武闘派カタナギャング集団であり、拉致や粛清を躊躇わない残虐さで恐れられている。
• 使えない者は部下であろうと容赦なく斬り捨てる。ツチグモ・ギャング構成員によれば「ハンパねえ残酷」。
• 短絡的な暴力以外にも手下を駆使して様々なビジネスを行い、資金源を確保し、ストリートの兵隊を容易く集めている。そして、最終的にはネオサイタマの夜の支配者となるという野望を抱いている。
• 深謀遠慮ゆえに様々な事態に対して時が熟するのを待つ性分であるが、そんな自分のことを部下はどこまで信頼してくれているのか常に疑心暗鬼になっている。
• その素性はキョートの名家でありカチグミ向け呉服屋「モンガンド・パレス」の次男坊、「モンガンド・キミヒコ」である。
  • 実家は兄のモンガンド・キミトモが継ぎ、持て余された放蕩息子であるキミヒコは勘当されている。
  • 漢字表記は「門雅堂」。
  • ハイスクール時代はネオサイタマで過ごしていたらしく、修学旅行にも行ったようだ。
     
• 実は本編に先駆けて、2012年に公開されたニンジャスゴロク「秘密のニンジャ砦」にその名が登場している。
  • シュルシュルシュルと不気味な呼吸音を発する恐るべきニンジャとして描かれている。

外見

• 修道士めいた蜘蛛の巣模様の黒いフード装束を着込んだ、冷徹な目をした男。メンポには蜘蛛の巣の意匠がレリーフされている。

元ネタ・考察

• タランテラ（tarantella）は円舞曲の一種。テンポが速い軽快な曲で、イタリアの都市タラントが語源と言われる。
• 毒蜘蛛の名前として知られるタランチュラ（tarantula）も、同じくタラントを語源とする。むしろ彼のニンジャネームの由来はこちらであろう。
  • ちなみに、毒蜘蛛のタランチュラは架空の生物である。俗にタランチュラと呼ばれているオオツチグモ科の蜘蛛は、見た目こそ恐ろしく気性も荒いが毒は弱く、噛まれてもまず死ぬことはない。
  • また、語源となったヨーロッパ産の元祖タランチュラコモリグモは、現在「タランチュラ」と呼ばれる南米産のオオツチグモ科のクモよりずっと小型で、控え目で奥ゆかしい見た目をしている。日本でもイソコモリグモなど近縁種が分布する。

ワザ・ジツ

• 血塗れのカタナを得物とする。
  • アイアン・アトラス・シリーズの紹介記事によると、「カタナ・カラテ」というカラテの使い手であるらしい。
• ワザマエはともかく、アイアンアトラスの一撃をまともに食らっても爆発四散しない程度のニンジャ耐久力は持ち合わせている。
• 飛び道具はクナイ・ダート派。

アリアドネ

• タランテラが所有する最新鋭の自律式蜘蛛型UNIXドロイド。
• UNIXにLAN直結する機能を有し、腕時計型UNIX端末を介してコマンドを入力することでハッキング工作を行える。
• 監視カメラ映像を光学的・電子的に欺くことが可能であり、金属探知機の類がない場所であればこれ一台で遠隔ハッキングが出来る優れ物。
  • タランテラ曰く「ネオサイタマの闇基板マーケットに通じた人間であっても、そうそう手に入れる事はできない代物」。

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