ドクターマトモ

◆noteエピソードの登場人物◆詳細を書きすぎないように◆本編を読み、知ろう◆

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0140 【ドクターマトモ】 ◆殺◆
暗黒メガコーポの資金援助を良しとせず、「夢と希望と子供達の健やかさ実現の為に科学研究に邁進する」老科学者。ガイオンでノブザメEをオーバーホールしパトロンとなった。かつて教え子であった邪悪な武器商人、ドクタードーモを宿敵視している。

登場エピソード

• 「ナクソス・アンダー・ファイア」

『非常に素晴らしく柔軟で人間的な思考回路じゃろう！心の暖かみ……とても大事な要素じゃぞ』

人物

• ノブザメEをオーバーホールし、そのパトロンとなった科学者。エメツがもたらすエネルギーの平和利用を主に研究している。
• 暗黒メガコーポに与するのを良しとせず、独自に研究を進めており、子供たちの笑顔が夢と理想であると語る。
• 科学者の割に精神論や適当な理屈に基づいた発言が多く（レッドハッグ曰く「心もとない」）、加えて話がいちいち長い上に自己弁護がしばしば挟まるのが玉に瑕。しかし決して邪悪な人物ではなく、ロボットのノブザメEに真正面から「生き方は自分で決めて良い」と諭す思いやりの持ち主でもある。
  • 実際、今まで登場してきた科学者・技術者がいずれも癖のある人物であったことを考えれば、彼は少なくとも相対的には善良で正義に燃える科学者といえる。マトモの名に偽りはない。
• ドクタードーモはかつて彼のラボの研究員であり、弟子であった。教え子の中でも最も聡明で、その頭脳は実際格が違ったとのこと。

外見

• もしゃもしゃとした白髪を生やした老人。

ワザ

• コトダマ空間認識者と思わしき描写がある。

エメツ・リアクター理論

• ドクターマトモの研究内容。以下の手順で形成される。
  • 「ドーモリアクター」という黄金色のシリンダーを核とし、まず起動エネルギーとしてエメツに接触する。すると、エメツとリアクターとの間に四次元的経路を用いて「ドーモホール」が構築される。
  • 空間を超越してエメツからリアクターに力が注ぎ込まれ、リアクターはエメツに力を返す。これがメビウスの水車を形成し、互いの出力を加速させ続け、四次元的なメビウス的循環構造に発展する。
  • メビウス状態に陥ったリアクターは物理座標とオヒガン座標を混在させ、周囲の物体ごと現世とコトダマ空間（オヒガン）を交互に移動しだす。そしてオヒガンから一見無尽蔵のエネルギーを無限に抽出する。
• 取り出せるエネルギーは実際には無限ではないが、三次元物理世界の住人からすれば実際無限と言っていい膨大なもの。少なくとも地中海地域を数十時間で灰燼に変え、地球上のあらゆる地点への瞬間移動すら可能とする。
• しかし、現段階では極めて場当たり的で不自然かつ危険なシステムであり、本人も「到底あれは洗練された兵器とは言えん」と評している。

一言コメント