◆noteエピソードの登場人物◆詳細を書きすぎないように◆本編を読み、知ろう◆
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0114 【ドクタードーモ】 ◆殺◆
シチリアに要塞を構える闇の武器商人であり、ニンジャ。忠実なるニンジャ戦士、カタナドーモ、ヨロイドーモを従え、IRC感覚共有する軍事力、ドーモトルーパーを暗黒メガコーポにリースして、世界のパワーバランスに影響を及ぼしている。
登場エピソード
『01001010クラウドドーモマインドは叡智の箱である。ドーモの子らがあらゆる体験を持ち帰り、混合し、より巨大な叡智への手がかりとする。洗練と拡大と進化のサイクルは無限だ01010010』
人物
- シチリア島に要塞を構え、暗黒メガコーポに自身が開発した兵器を卸す闇の武器商人にしてニンジャ。
- 敵対する相手を「不浄な肉」と蔑むなど、生物に対して強い嫌悪感を抱いている。一方で自らが生み出した兵器については「ドーモの子」と呼ぶ。
- 作中にて登場した兵器はその全てが恐るべきオーバーテックであり、彼の科学技術力の高さが伺われる。
そして皆名前にドーモと付けているため何ともトンチキな印象になっている。
- 作中にて登場した兵器はその全てが恐るべきオーバーテックであり、彼の科学技術力の高さが伺われる。
- いかなる意図か、暗黒メガコーポに敵対する野望を持つボーファー・ウルベインのパトロンとなり、彼に多くの兵器を与えて地中海侵攻を助ける。
- かつてはドクターマトモの弟子であり、彼の研究所に所属していたが、彼の研究内容であるエメツ・リアクターを奪い逃走した。
- その後、ドクターマトモから奪ったリアクターの研究を独自に発展させ、「ドーモ・リアクター理論」を完成させた。
- ドクターマトモに対しては自我を消滅させるほどの攻撃は避けるなど今でも最低限のソンケイを抱いているようだが、基本的には見下した態度を取っている。
- 憑依ソウルの名は「イルカ・ニンジャ」。
- イルカ・ニンジャはソガ・ニンジャの高弟で、彼と同じく人心を操作するユニーク・ジツの使い手であった。
外見
- 死体めいて青褪めた男。スキンヘッドの頭部には頭蓋骨に沿うようにして幾筋もの鋼鉄ケーブルが埋め込まれ、一見すると鋼鉄の鎧を身に着けているような、金属を継ぎ接ぎにした疑似皮膚を纏う。
- メンポは顔の下半分に直接埋め込まれている。
- メンポには鉄格子で守られたモニタが付いており、荒いドット・アートで巨大な眼球が映し出される。
- ドット・アートの眼球はまるでそれ自体が意志を持っているかのようにせわしなく黒目を動かし、瞬きを繰り返し、嘲笑うような表情を浮かべる。
元ネタ・考察
- 「ドーモ」の由来は挨拶のドーモ……ではなく、破滅や死を意味する"doom"だろうか。
- MARVELのコミック作品に登場する、ファンタスティック・フォーのメインヴィランであるDr.Doomもモチーフになっている可能性がある。
- ただし、ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【ナクソス・アンダー・ファイア】によると、英語の綴りは「domo」で統一されており、アイサツのドーモと区別できない。なんてことをしてくれたんだ…。
- 憑依ソウルの「イルカ」の由来は海豚……ではなく、ソガ・ニンジャの高弟という立ち位置を考えるに蘇我入鹿か。
- なお、トンデモ説の域を出ないものの、蘇我入鹿の名前は海豚から取られたという説も存在するようだ。
ワザ・ジツ
ドーモテック
- ドクタードーモが開発した兵器群。作中ではウルベイン卿とその部下に多数提供している。
- さらに詳細な情報についてはニンジャスレイヤープラスのN-FILES【ナクソス・アンダー・ファイア】を参照のこと。
◆ドーモトルーパー◆
「残存人体、1」「ゼロ化開始」
- 6フィート弱の円柱型のボディ、細長い腕、ずんぐりした短い脚という特徴的なフォルムを持ち、ボディ上部の水平のスリットの奥でLEDアイを光らせている。
- 頭頂部からはホロ映像が投射され、「ドーモ」という蛍光色の征服的カタカナが旗印めいて宙に滲み出す。
- 主武装は「ドーモガン」と呼ばれる銃火器。
◆マイナードーモ◆
- ドーモトルーパー12体ごとに1体配置される、ドーモトルーパーより高性能な個体。
- 全長10フィートの逆三角形の上半身をもったマッシブな人間型の機械兵。
- 主武装はフルオート散弾銃「ヘヴィサトシ」、ドーモハチェット。
◆メジャードーモ◆
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0319 【メジャードーモ(曖昧さ回避)】 ◆殺◆
悪の科学者ドクタードーモのクラウドAI軍団「ドーモトルーパー」の大隊長級の総称。非ニンジャ。機械。長編「ナクソス・アンダー・ファイア」に登場。 https://diehardtales.com/n/n8f6efcab694a ネーミングの源は実際「宮宰」のシャレと思われる。
- マイナードーモ12体に対し1体配置されるさらに高性能な個体。
- 全長20フィート。主武装は雷を球状に固めたような破滅的弾丸を放つ「ドーモフォトン」。
- ネザーキョウのニンジャであるメジャードーモとは別物であり、両者は無関係である。当然ドクタードーモとネザーキョウも何ら関わりはない。
◆ドローンドーモ◆
- 四枚ジャイロ式のドローン。スピーカーが内蔵されている模様。
◆キルドーモ◆
- 戦闘力がさらに強化された、集団命令の外で行動する殺戮個体。
- 主武装は電磁弾丸の狙撃銃、フルオートヘヴィマシンガン「アサルトサトシ」。
◆マインドドーモ◆
「非武装市民確認。キャプチャ開始」
- 楕円触手機械と表現される巨大なタコのような機体。頭上には巨大な「ドーモ」のホログラフを投射し、楕円に縦横ランダムに幾つも入れられた切れ込みの中でカメラ・アイがせわしなく動いて、不穏な光を放つ。
- 卵型のボディに蛇めいてしなる複数の関節脚部を持ち、先端部のマジックハンド・カワイイキャッチじみたマニピュレーターで逃げる市民を無慈悲に捉え、頭頂部から内部に捕らえる。捕らえた人間は精神を蝕み最終的には奴隷化してしまう。
- デスドーモコアに取り付かれた際には、触手から残虐バズソー、ドリル、ミートハンマーをスイスアーミーナイフめいて飛び出させ、胸部からはミニガンを展開した。
- また、ウルベイン卿を守る電磁バリアの中継点としての役割も持つ。
◆デスドーモコア◆
- 多角形ドロイドのロボニンジャ。
- 詳細は該当項目を参照のこと。
◆コショードーモ◆
- 白磁のボディを持つ男性オイランドロイドめいた機体。
- 小姓らしくウルベイン卿に甲斐甲斐しく仕えるが、彼の気まぐれでよく暴力を振るわれる。暴力を受けること想定したAIなのか「アイエエエエ」と悲鳴を上げる。
- 危険な状況で具体的な打開策を思いつけるAIは有していない。
- ベヒーモスの警備をしている機体もあったようだ。
◆ショドードーモ◆
- マグロドーモ内のマインドセット室で十数体程でまとまってショドーを行っている機体。
- ショドーの内容は「向上心」「幸せな納税」「声をかける」といったもの。電子エーゲ海帝国の被支配民に対して使用するつもりだったのだろうか。
◆ケンゴドーモ◆
「殺してしんぜよう」
- 高レベルの自我を持つ個体。当然ながら、カラテの段位は通常のドーモトルーパーを相当上回る。
- 虚無僧籠を頭に被り、籠の中で赤い瞳を光らせる。戦闘時は圧縮空気を吐きながらボディ表面の装甲が外側にスライドし、まるでパンプアップしたかのように質感が高まる。
- 主武装は二刀流のカタナ、クナイ。
◆マグロドーモ◆
「ガオオオオオオン!」
- ウルベイン卿に旗艦として与えた超弩級マグロツェッペリン。
- 通常のマグロツェッペリンの十倍近い全長を持ち、その側面には貪欲なカタカナで「ドーモ」とペイントされている。
- 「この世の終わりの海を支配するリヴァイアサンのごとし!」とは地の文の弁。
- この機体そのものが凄まじい対地上火力を備えているだけでなく、内部にドーモジャイロ、ドーモアタッカー、ドーモリフレクターなどの艦載機を格納している他、謎めいたテクノロジーによって一定距離の瞬間移動すらも可能である。
- マグロドーモの顎内部には暗黒メガコーポの空母を一撃で薙ぎ払うほどの威力を持つ荷電粒子砲「ドーモズデイ・コリダー」が装備されている。
- さらにマグロドーモの心臓部であるドーモ・リアクターとエメツ循環のリンケージが確立され、無限に近いエネルギーを獲得することで真価を発揮する。
- スポットライトめいてピンポイントで照射される「ドーモトラクタービーム」が使用可能となり、照射した人物を即座に艦内に転移させることが出来る。
- 後述の「ドーモズデイ・ジャッジメント」が使用可能になる。
- ブリッジにはテスラコイルじみた通信機「ドーモジュール」が設置されている。
◆ドーモズデイ・ジャッジメント◆
それは禁断の破壊エネルギーの予兆……マグロ破壊天使の既存科学では観測されざるスペクトルに彩られし邪悪なる後光である!
- マグロドーモがドーモ・リアクターの稼動によって使用可能となる超兵器。
- 使用時にはヒレめいた八枚の光を通さぬ漆黒の翼がゆっくりと開き、翼から質量をもった輝くノイズじみた黒い稲妻が無差別に放出される。
- その威力たるや、暗黒メガコーポの重ツェッペリン数機をまとめて爆発四散させ、エッフェル塔を一瞬で消滅させるほど。しかもそのエネルギーが半永久的に続く。
◆ドーモシーアム◆
- マグロドーモを護衛する高機動戦闘機。
- 無人機であり、クラウドドーモマインドによって既存のEMP攻撃に干渉されずに戦闘を行うことが出来る。
◆ドーモスキート◆
- ジェイドワスプが搭乗する特別試作戦闘機。
- 詳細は該当項目を参照のこと。
ユメツナグ・ジツ
- かつてイルカ・ニンジャが用いていたユニーク・ジツ。
- 無数の人間のローカルコトダマ空間を融合させて「夢の雲」を作り出し、自我を繋ぎ止めて奴隷と化す危険なジツ。
- しかしドクタードーモはジツをモータルに使うのではなく科学的に解析し、オイランマインド理論をモデルとして「ドーモの子」が学習した情報を集積することにより、巨大な集合情報「クラウドドーモマインド」を作り出すことに成功した。
- クラウドドーモマインドを成長させ、最終的にはヌンジャに至ることが彼の目標である。
一言コメント
- もはや何でもアリ感。そしてイルカが気になる。 -- 2019-07-02 (火) 23:03:24
- ほんチやボンモーはピンクのイルカはサイバーパンクの胡乱な自我の象徴ってたびたび言ってるけど、イルカ・ニンジャはその辺から来てるんだろうけど元ネタはなんなんだろう -- 2019-07-03 (水) 11:12:47
- マインドキル=サンがニューロン攻撃のジツを実際持っていることからして、イルカ・ニンジャはイルカチャンにヘンゲできるリアルニンジャであった可能性は捨てきれない -- 2019-07-03 (水) 11:13:24
- ドーモやイルカのインパクトの前にかすみがちだが、「フルオート散弾銃ヘヴィサトシ」もなかなか強烈なパワワードな -- 2019-07-03 (水) 13:57:47
- ソガの弟子ならハトリ側の高位ニンジャソウルなのに、インターネットにどっぷりで怖くないんだろうか。ソガの後継者はワンソーの崇拝者になっていたけれど、やはり同門のイルカ・ニンジャもそうだったのだろうか -- 2019-07-04 (木) 06:19:46
- イルカがせめてきたぞっ -- 2019-07-04 (木) 10:12:24
- 注意せねばイルカも敵! -- 2019-07-05 (金) 07:16:50
- 俺は悪魔博士だよ! -- 2019-07-07 (日) 19:08:56
- イルカは「お前を消す方法」で有名なMS Officeのイルカではないだろうか。 -- 2019-07-08 (月) 15:40:18
- ソンケイを失って滅ぶな。 -- 2019-07-11 (木) 21:42:54
- ドゥームズデイ・ディヴァイスではちゃんとドゥームなのにこの人ドーモなのナンデ・・・ -- 2019-07-12 (金) 23:04:28
- ヒュージシュリケン=サンみたいなものでは -- 2019-07-12 (金) 23:10:12
- ドーモシーアム?メカ糠蚊?痒い!! -- 2019-07-20 (土) 13:30:46
- やっぱり名前のせいでお間抜けに見える。 -- 2019-09-30 (月) 20:06:25
- 俺は真実に到達したぞ。我々がアイサツでよく耳にする「ドーモ」はこのドーモが元になって変化したものだったんだよ!人類はドーモする! -- 2019-10-03 (木) 00:23:32
- doom-0(ドゥーム、ー、ゼロ)でドーモって読んでる説好き -- 2020-08-27 (木) 12:32:34
- やっぱりドーモのせいでトンチキに見えるw -- 2020-08-27 (木) 20:30:04
- 「地の文がアイサツだらけだぜ、フザけやがって…」彼の目には戦艦がマグロに見えていた -- 2021-07-19 (月) 23:07:46
- 実際ドクタードゥームだとドクタードゥームになってしまうので、配慮とかなんかしたのではないか -- 2021-12-05 (日) 16:06:21
- 実際全ての物事はアイサツから始まり、それは終末とて広義には変わりない、すなわちドーモから始まりドゥームする意欲的なダブルミーニングネームなのだろう、ドーモクラウドに包まれてあれ。 -- 2021-12-21 (火) 18:20:24
- ↑なお、ドクタードーモはまだ爆発四散していない -- 2021-12-22 (水) 13:54:19
- アニメイシヨン版幻想的四人組は日本で翻訳放映する際に「宇宙忍者ゴームズ」とタイトル変更がなされ、登場するスーパーヴァランDr.Doomも「悪魔博士」という名称に変更された上に何故かコテコテの名古屋弁で喋るという魔改造施された。これもまたニンジャしんじつ、そして宇宙しんじつの一端であったか… -- 2022-02-09 (水) 10:11:23