マサムネ

Last-modified: 2021-03-29 (月) 21:44:11

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【マサムネ】 ◆殺◆

登場エピソード

 

「鹿狩り車の中でも言ったろ?全てを疑えと。ブッダは死んだ。この世界は……暗黒メガコーポ経済に支配されているんだ…」


人物

  • かつて鹿に関する謎のアルバイトを募集している施設で記憶喪失になった男性。
  • 施設から脱走したことは朧気に覚えており、とある目的で再び同じ施設へ向かうためにパンクスに変装してバイトに参加し、乗り込んだ車で出会ったヨシチュニ・ヒロシに自らの秘密を打ち明ける。
  • 失われた記憶の中にいる誰かにヨシチュニが似ているようで、彼に対して「全てを疑え」と教え、親身に接する。
  • 生体LAN端子を開けている。

外見

  • 細身のサイバーブルゾンに腕と脚に金属製ギプスめいたパンク装飾、眉は剃り落とし、頭はターコイズ色のモヒカンにしている。
  • 焦燥に満ちた青い眼をしている。

ストーリー中での活躍

「……ヨシダ先生、俺の頭脳は欠陥品なのです。俺の造るネタバレがどんな悲劇を招くか、想像すらできなかった」
  • 謎のバイトの正体とは、上半身が人間の鹿の化け物と戦うことだった。半人半鹿のこの生物はセントールというバイオニンジャであり、ヨロシサン製薬がセントールの実戦データを集めるためにアルバイターを投入しているのだ。
  • ヨシチュニを連れ施設の奥へ侵入したマサムネは、この施設は人間と鹿を繋げて兵器にする「バイオ鹿計画」の研究施設で、かつて仲良くしていた「ヨタロウ」がバイオ手術で鹿人間になり、手術時の爆発事故の際に自分だけ脱走したことを思い出す。
    • マサムネが施設に戻った目的は取り残されたヨタロウの救出だった。
  • やがて二人は発見されるが、鹿センベイと「ヨタロウ」の名で呼びかけることでセントールを味方に引き入れる。マサムネはこの時自分がバイオ鹿計画の研究者だった記憶が戻り、ヨシチュニを新たな被検体にすると宣言してヨロシサン側に寝返るのだった。絶望して連行されるヨシチュニにマサムネは「全てを疑え」と密かに真意を告げる。
  • ヨシチュニとセントールを伴って研究所長のヨシダの元へ着いたマサムネは、スカベンジャーの情報を引き出してから彼を拘束する。そして、ヨシチュニやセントールを逃がすためにUNIXで施設の全隔壁とエレベータを開放し、スカベンジャーと戦うニンジャスレイヤーに敵の弱点を伝える。さらには、隔壁開放によって解き放たれた鹿の大群がニンジャスレイヤーの危機を救った。
  • UNIXを操作するマサムネは、自分がアンダーガイオンの出であること、かつてバイオの力で幸福な未来が訪れると考えていたがカチグミに成るために容姿や思想を変えていったこと、ヨタロウの顛末や記憶を失ったことで思い直したことを語る。
  • しかし、押し寄せるクローンヤクザやヨシダの遠隔操作による銃撃によって室内は入り乱れ、最後はヨシチュニとセントールだけが生き残った。セントールはマサムネの亡骸を抱き「オニイサン…」と嘆いて走り去っていった。
    • ヨタロウはマサムネの本当の弟だったのか、兄弟のように親しい関係だったのかは不明。

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