◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【ミノコ】 ◆殺◆
登場エピソード
「タロウイチ……どこにいるの……タロウイチ……?」
人物
- 中国地方のジモト市に住む女子中学生であり、タロウイチの飼い主。
- 自警団員であった祖父のイツムが死んで遺体も行方不明になり、おまけに家族ごとムラハチされるようになった精神的ショックで目が開かなくなった。
- 目を診察した帰り道、どこからか流れてきたタロウイチが盲導犬として彼女を守るようになった。
イツム
- ミノコの祖父。
- マンモンキーの被害に悩むジモト市が自警団を組織し、数ヶ月前その一員としてマンモンキーと戦うもショットガンを奪われ頭を吹き飛ばされてしまった。
- マンモンキーに手を出したことでその逆鱗に触れ、ジモト市の被害はますます増えたため自警団の家族はムラハチされるようになった。
- 死体は見つかっておらず、残されたショットガンが墓標代わりになっている。
- イツム老人の死体はモンキーの頭部が移植されたモンキーマンの一人として改造され、マンモンキーの忠実なる自我なき下僕として働かされていたのだ。
- マンモンキーは自分を傷つけたイツム老人の体を持つモンキーマンに首輪と紐をつけ、特にいたぶっていた。
ストーリー中での活躍
- ムラハチによる引っ越しの前日、ミノコは姿を見せないタロウイチに不安を覚える。一方、タロウイチことニンジャ犬ストライダーは、マンモンキーと戦って見事イツム老人の仇討ちを果たした。
- 翌日、帰ってきたタロウイチと再会したミノコは涙を流す。傍らには数ヶ月前に死んだはずのイツム老人の体とマンモンキーの体の一部があった。
- 事情を知らぬ住人は、実は生きていたイツムがタロウイチと共に命がけでリベンジを果たしたのだろうと解釈し、ミノコ一家の名誉は無事回復した。ショックから解放されたミノコの目も開くようになった。
- その後、タロウイチは去ったがミノコはもう泣かなかった。彼が特別な犬であることを知っていたし、別れを覚悟していたからだ。
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