サーガタナス

Last-modified: 2019-05-06 (月) 11:24:55

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【サーガタナス】 ◆殺◆

登場エピソード

 

「情けないクズニンジャ……冷静になれ。くくく」


人物

  • 第3部において、多数のエピソードにわたって登場することで読者に時系列を示したシズケサ示準ニンジャならば、多数の登場人物とイクサをすることで読者にそれぞれのカラテ差を示した彼は実際示相ニンジャと言えるだろう。ゴウランガ!

外見

  • 「嘲る犬めいた意匠」と表現されるメンポを付けている。
    • メンポに「覗き穴」がある描写から、目の周り、もしくは顔全体を覆うタイプのメンポと思われる。

元ネタ・考察

  • サーガタナス(Sargatanas)は西洋の魔導書などに語られる悪魔の名前。
    • 悪魔としてのサーガタナスは鍵を開けたり、物体を透明にするジツを使うとされるが、彼のワザマエとの関連は不明。

ワザ・ジツ

ワーム

  • 螺旋状に巻いた逆棘付きのワイヤーを腕先から射出する。
  • 逆棘によって地面に刺さったワイヤーは、突き刺さった箇所を中心に自動的に跳ね回り、周囲に無差別な鞭打ち攻撃を繰り出す。
  • 人体に直撃すると肉に食い込み、骨を砕くほどに暴れながら潜り込んでいくため、意識が飛ぶほどの猛烈な激痛に苛まれながら絶命することになる。
    • 初出時には「厄介なジツ」と語られていたが、本人いわく「たゆまぬテックの努力がモノにした、非常に洗練されたニンジャの武器」らしく、どうやらテック兵器のようだ。サイバネテックの火炎放射もカトン・ジツと呼称されるのでジツではあるのだろうが、ソウル由来ではなさそうである。
    • 物理書籍版名鑑にて、「特殊マキビシ兵器」であるという解説が入った。
  • スリケンを貫通破壊するほどの破壊力を備えているが、面積の広い物体に対しては貫通することができない。さらにその精密機構ゆえに耐久性が低く、側面から押し潰すことで容易に破壊できてしまうのが欠点。

ストーリー中での活躍

『数では依然我々の優勢ながら、どうやら敵はネタバレに到達した様子……』
  • 「デス・トラップ、スーサイド・ラップ」にて、クローンヤクザを餌食にしながら逃げるスーサイドの前に、ロボ・ニンジャを率いて初登場。ワームを設置武器として間合いを保ちながらアブソープション・ジツ相手に油断なく立ち回り、見事スーサイドをジリー・プアーに追い込む。合流地点を暴こうと煽りながら追い立てるが、サヴァイヴァー・ドージョーからの援軍によって取り逃してしまう。
  • エピソード終盤では、クローンヤクザや非クローン戦闘員らの指揮官として下水道でサヴァイヴァー・ドージョーと交戦。スターゲイザーの指示によって不利な戦況を深追いせず、撤退した。
     
  • 「トゥー・レイト・フォー・インガオホー」ではアマクダリの陰謀に気付いてしまったスカラムーシュを抹消するエージェントとして派遣されるが、カイシャクの前にニンジャスレイヤーによるインターラプトを受ける。
  • ワームを駆使した立ち回りでニンジャスレイヤーを退けようとするも、ワームの長所・短所をすでに把握していたニンジャスレイヤーからイクサの主導権を取ることができず、決定的な一撃を受けてしまう。スカラムーシュが意識を取り戻したころにはインタビューの後、爆発四散していた。
     
  • 当時のフジキドの死神ぶり、また仮にもアマクダリ直属のニンジャから情報を引き出した事実を考えるに、筆舌に尽くしがたいインタビューを受けたことは容易に想像でき、情景が描写されなかったことはスカラムーシュやヘッズのニューロンにとって僥倖だったかもしれないと言えよう。サーガタナス=サン、ワームに包まれてあれ……。

一言コメント

「話が噛み合わんな、ヘッズ=サン。お前のコメントを隠すことをためらう理由が俺にあるのかね?何を言っているのやら」
  • ベルトスクロールアクションの中ボスが使いそうなジツな。 -- 2014-01-14 (火) 06:46:42
  • 最新作で、ザイバツのジョック野郎やブルースワットの武器=サンに並ぶ憎たらしいニンジャになったことだなあ。 -- 2014-02-14 (金) 02:09:00
  • フジキドの拷も…インタビューは、さぞ苛烈だった事であろう -- 2014-02-14 (金) 03:05:48
  • ニンジャスレイヤーがファイアブランドやインターセプターのような手練れを殺した事を知ってなお勝てるつもりでいたとは、よっぽどあのワイヤーに自信があったのだろうか。徒手のカラテはスーサイド=サンと互角レベルで彼らには及ばないってのは自分でも解ってただろうし-- 2014-02-14 (金) 04:04:02
  • 末端ニンジャならともかく、さすがにそのへんはバトウ応酬のノリじゃないか。その場ではワームでイニシアチブとって撤退、増援待ちくらいに考えてそう。 -- 2014-02-14 (金) 08:03:51
  • まともにやれば分が悪いってくらいの状況判断はできてたけど、牽制しつつ逃げるくらいはできるだろう…くらいに甘く見てもいたのかもしれない。助かる道があるとすれば、脇目もふらず全力で逃げるしかなかった。 -- 2014-02-14 (金) 12:38:11
  • 脇目も振らず逃げたところであのフジキドが逃してくれるかどうか… -- 2014-02-14 (金) 13:16:15
  • 「まあそう言うなよ仲よくしようぜ、オレはイヌめいた顔したやつが好きなんだ」「気にするなあんたがイヌに似てるんじゃない、イヌがあんたに似てるのさ」等の宇宙海賊式アオリ・ジツで煽ってみたい、イヌめいたメンポだけに -- 2014-02-14 (金) 14:38:10
  • 仕掛ける側なら撤退の準備もあるだろうけど、今回のサーガタナスさんは奇襲かけられてる側だから。逃げるにも、戦って隙を作らなくてはいけないのだろう。 -- 2014-02-14 (金) 15:30:49
  • 武器の性質的に部屋の中ではフーリンカザンもあったはずだが…フジキドを狙わず壁、床、天井にひたすらバラ撒いていればどうだったろうか? -- 2014-02-14 (金) 15:35:43
  • ↑それ自分も身動きできなくなるよね -- 2014-02-14 (金) 16:11:34
  • おそらく破壊方法だけじゃなくて使い方とかも知ってたろうからなぁ、手の内を知られた時点で負けな -- 2014-02-14 (金) 16:13:50
  • 恐らくインタビューは餓狼伝の泣き虫サクラ=サン式で行われたに違いない…ナムアミダブツ!!! -- 2014-02-14 (金) 19:25:18
  • ビジュアライズされたら場面転換時に「お見せできません」とか書かれてそう… -- 2014-02-15 (土) 09:15:25
  • フジキドの目の前で設置式武器を目に見える形でばら撒くとか自殺行為以外の何者でもない気がする、防御や回避させるからこそ動きを制限出来るわけだし -- 2014-02-15 (土) 10:00:44
  • 投擲武器でありながら設置武器にもなる、という意外性で隙を突く武器なんだろうけど、相手はちゃっかりネタバレ済だったからなあ。実力を発揮しきれないニンジャは多いし、兵器もまたしかり。 -- 2014-02-15 (土) 10:54:09
  • 忍殺はジツの概念も広いし(カラテほどではないにせよ)、テック兵器もジツの内なのでは? -- 2014-02-15 (土) 12:41:09
  • そもそもどこからワイヤーを生成してるのかとかそんなに脆いんじゃ鞭めいて当たっても一発で壊れるんじゃないかとか割りとツッコミどころの多い得物な -- 2014-02-15 (土) 19:43:48
  • 「弱者を暴力で蹂躙し、その最も大切な人間をも虫けらのように殺す」という、フジキドにとって最も憎むべきニンジャの典型であることだなぁ -- 2014-02-15 (土) 23:17:16
  • ↑3ニンジャは常に最新の武器兵器を使いこなし己のカラテとしてきたのだ -- 2014-02-17 (月) 06:08:47
  • ↑3なんかチューブめいた形なのでは。ワーム型というか、精子型というか、なんかハイテックな感じのを想像した -- 2014-02-17 (月) 11:22:45
  • というか、ジツ=失われたテック程度の扱いなのでは?ゴグウ・ニンジャの超自然カトンですら習得手順が描写されてたわけだし。 -- 2014-02-20 (木) 05:22:27
  • リアルニンジャはあからさまに人外でも修行でカラテとジツと、ニンジャによっては異形ボディを手に入れたわけだからなぁ。ムシアナ・ジツとか何をどうしたら身に付くんだろう -- 2014-02-20 (木) 08:59:35
  • 弱者を踏み躙り、嘲笑う様はまさに悪魔。されど、悪魔もまた怒れる死神の前には無力だった。 -- 2014-04-30 (水) 11:37:51
  • ジツとは超古代ニンジャが生み出したテックの一種だ。俺は詳しいんだ! -- 2014-05-04 (日) 16:05:50
  • ニシカワ・ヒデアキ=サンの奪還者・闇の奪還者IIのドリル・ワームを思い出したでドリドリ -- 2014-05-04 (日) 21:31:46
  • こいつ単体ではフジキドにとっては大したことない相手、スーサイドにとってはちょっと厄介な敵。だけど物語の配置によって非常に印象深いニンジャとなった。 -- 2014-06-01 (日) 17:15:20
  • 格上側、ほぼ同格の相手、格下側、と3戦したカラテと「ニンジャ」として典型的な邪悪さを持つ故に、フジキド改善、スーサイド改善、そしてスカラムーシュの三者三様のカラテと人格スタンスを重点する素晴らしい対照相手な。 -- 2014-06-30 (月) 13:13:28
  • 間接的にアマクダリのニンジャとフジキド、シマナガシ、二流以下のニンジャとの力関係を比べる指標となるんだよな -- 2014-07-01 (火) 03:04:36
  • チキチキマシーン猛レースのケンケンのオメーンを被ってるんだな? -- 2014-11-09 (日) 20:32:10
  • ジツでありテックであるってことは、トコロテンの型抜きめいて両腕にワームプリンターがあって装束なりスリケンなりを形成するなんかが自動的にワーム型になる…みたいな感じだったのかも -- 2015-07-11 (土) 15:58:44
  • ネタバレ文「サーガタナス=サン、ワームに包まれてあれ……。」  グワーッ! 実際フジキドのインタビューはワームを使ったものだったのでは?クワバラ...クワバラ... -- 2015-12-07 (月) 22:57:28
  • 書籍巻末収録の兄者デザインがムキムキ剛毛マッチョマンでビックリ。嫌味な性格から線の細いかんじのニンジャだと思ってました実際。 -- 2015-12-24 (木) 21:05:55
  • ワームは特殊マキビシ兵器だったとは奥が深い。ゼンだな。 -- 2015-12-24 (木) 22:47:59
  • 「嘲る犬めいたメンポ」というコトダマから、「チキチキマシン猛レース」のケンケンめいたデザインと思っていたヘッズがツイッター実況当時から多かったようだが、物理書籍のわらいなくデザインでは普通に悪魔めいたメンポ -- 2016-01-11 (月) 22:50:57
  • ニンジャは化石ですか?おかしいと思いませんか?あなた -- 2016-02-29 (月) 15:36:55
  • 千年の時を超えて現れたあたりは化石と言えなくもない -- 2016-06-08 (水) 10:17:20
  • 触手ぶっ刺し(卑猥は一切ない) -- 2018-12-05 (水) 10:49:40