アンデシナ・アルマンディ

Last-modified: 2018-06-19 (火) 19:39:58

「毒を以て毒を制す、です」

Andesina Almandi

プロフィール
シンボル
種族ファウナス(サソリ)
武器ブレイクスピリット
性別
年齢15
外見
服の色藍色
アクセサリー白い手袋
肌の色
身長150.3
髪の色焦げ茶
瞳の色
モチーフ
センブランスヴァリアプルポイズン
ステータス
所属
元所属
職業
パートナー
関連人物グロッシュ・ラウレクス

外見

[添付]
短めのツインテール。
腰の後ろから巨大な赤黒いサソリの尻尾が生えている。
白いワンピースの上から藍色の上着を着ている。尻尾の邪魔にならないよう、服は改造して背中側に穴を開けている。穴は尻尾で完全に塞がれる。

人物

【その猛毒は特効薬、心優しき毒蠍】

サソリのファウナス。
ファウナスとしての外見的特徴としては、腰の後ろから生えている、本人の身長の半分以上の長さを誇る非常に太く巨大な赤黒いサソリの尻尾だけ。しかし、この尻尾が非常に目立ち隠すこともできないため、少し気にしている。寝る時も若干邪魔。体格が小柄で尻尾が上向きになっているため、正面からでも尻尾の先が頭の上に見える。普段から上向きの尻尾だが、完全に力が抜けると後ろに倒れる。
現在既に両親はおらず、自分のセンブランスを使って人助けをしながら、1人でヴェイル中を歩き回っている。自身の体やセンブランスの特性上毒物や細菌により倒れることはないので、味さえどうにかなれば基本的に何でも食べることができ、時折謝礼金も貰えるため食事に困ることは基本的にない。人助けは好きでやっているだけだが、厚意は素直に受け取っている。
かつて、大怪我を負っていたグロッシュを助けたことがあり、互いに名前を知らないままであったものの、顔はしっかりと覚えている。家がなかったこともあり、後に再会したのを期に同居を開始。グロッシュのことは『お兄さん』と呼び、恋愛感情と親愛が同居した奇妙な感情を抱いているが、本人は今が幸せなので大して気にしていない。
嬉しい時や喜んでいる時に、尻尾を左右に揺らす癖がある。

潜在的な『突き刺し欲求』

人助けの過程や戦闘中の攻撃手段で欲求がほぼ解消されるために本人は長らく自覚していなかったが、実は突き刺し欲持ちで、長期間他人やグリムに指か尻尾を刺せないでいると落ち着かなくなる。
彼女がこれについて自覚したのはグロッシュと同居を始めてから。それにより一時、今まで行ってきた人助けは自分の欲求を発散するついででしかなかったのではないかと思い悩むようになる。しかし、グロッシュの言葉で励まされ、自分の願いと欲求が偶然一致していただけと考えて前向きに捉えるようになる。
それ以降、グロッシュが自らを欲求発散のための『身代わり』として差し出してきたことでそれに甘えているが、今度は自分の欲求のためだけに彼の体を傷付けてしまうことに申し訳無さを感じるようになる。そして何を思ったか、それによる傷口に自らの口を添えて、溢れ出したグロッシュの血を直接吸うという行為を取るようになる。グロッシュ共々その行為に安らぎと心地よさを感じてしまい、以降は『2人だけの秘密』として頻繁に行うようになる。

性格

穏やかな優しい性格で、大人しい。だが、はしゃぐ時は子供らしくはしゃぐ。
武器もグリム相手以外には可能な限り使用せずひたすら逃げ回るが、悪人相手の場合と自分の身が危険な場合には麻痺毒を打ち込んだり牽制射撃くらいはすることがある。
ファウナスの中でもいささか目立つ見た目は多少気にしているが、その体質のおかげで誰かを助けられるという点は誇らしく思っている。

能力

尻尾から致死性の猛毒を出すことができ、突き刺すことで攻撃に直接使うこともできるが、人間やファウナスにそのまま使うことはほとんどなく、後述のセンブランスで別の薬物に変換してから使う。
センブランスは『ヴァリアプルポイズン』。人体に有害な毒物を全く違う効果の薬物に変えることができるセンブランスで、風邪薬に傷薬、消毒薬に麻酔薬、麻痺毒や睡眠薬など、あらゆる薬物や毒を作り出すことができる。もちろん自身が持つ毒にも使うことができ、体内で変換して自分で使うことで傷の治りを早めたり、風邪の症状を軽くしたりできる。解毒剤も作れるため、元来の毒物への耐性も相まって、毒殺することは事実上不可能。制限としては、成分がわからない薬物は作ることができず、原材料には一定以上の強力な毒物が必要。成分不明の毒の解毒剤を作りたい場合、自ら毒を摂取して抗体を作ることで、解毒剤に必要な成分を算出するという荒業が可能。曰く『必要な成分は体が覚えてくれる』らしい。
センブランスは自分の毒を材料にして使用するのが最も手っ取り早いのだが、その方法で作り出した薬物を他人に与える際、それが塗り薬以外の場合、尻尾の毒針で相手を刺すか、傷口を利用する必要があり、服用が必要な薬は特に投与が難しくなる。そのため、基本的にはまず局所麻酔薬で神経を麻痺させてから毒針を突き入れて指で刺し、必要な薬を注入してから指を抜きつつ速効性の傷薬を分泌しつつ絆創膏や包帯で傷口を塞ぐというプロセスを取る。基本的に出血は少量で済むよう調節しているが、状況によっては対象を押さえていた手等が血塗れになるため、手袋で隠していることがある。麻酔を先に使い、最後に強力な傷薬も使うので、痛みはなく傷もすぐに治るのだが、刺されている時の生々しい感触だけはどうしても感じさせてしまうのがアンデシナの悩み。なお、その場に毒物が既にあるのであれば、自分の毒を使わずともそれを利用することもでき、その場合は必ずしも指や尻尾で刺す必要はない。最近は注射器も用意し始めた。
所持している武器は、実体弾とオーラを用いた光弾を使い分けることができる、製作者不明の銃『ブレイクスピリット』。この銃と、非常に硬いが関節により自由自在に動かせる尻尾を用いた変幻自在な戦いが可能。尻尾は打撃や刺突と毒の注入の他、盾代わりにしての防御や、物に巻き付けたり引っ掛けたりしての移動補助も可能。必要な場合は、自分の毒をセンブランスで変化させてドーピングのようなことをして、身体能力を底上げすることも。