シェリー・ラベンダー

Last-modified: 2017-04-20 (木) 03:24:35

「だからボクは本当は大人なんだってばー!」

Sherry Lavender

プロフィール
シンボル
種族ファウナス(フェレット)
武器なし
性別
年齢???(外見は10歳未満~10代前半)
外見
服の色
アクセサリー
肌の色肌色
身長135.2
髪の色若草色
瞳の色薄紫
モチーフ
センブランスロード&リターン
ステータス
所属
元所属
職業
パートナー
関連人物グレイ・メイヤー

外見

[添付]

人物

※原作キャラクターと姓が被ってしまっていますが関係はありません。

フェレットのファウナス。耳と尻尾を両方持っており、普段は帽子を被り、尻尾もそれほど大きくない(とはいえ本人の身体からすれば十分に大きく、子供が枕にできる程度のサイズはある)ので厚手のコートの中に隠したり細工したリュックに入れるなど、あの手この手で人間に見せているが、時折ネタがなくなり尻尾が出しっ放しになる。尻尾の手入れは欠かさない。
外見は10代前半か、あるいは10歳になっていないかという小さな少女。本人曰く『見た目よりもっと年上』らしいが、年齢を尋ねると『わからない』と答える。一人称は『ボク』で、帽子も男物で髪も短いので、スカートさえ着用していなければ幼い少年に見えなくもないが、顔つきや声色、仕草はやはり少女のもの。
実は記憶喪失であり、自分の年齢もどうやって生きてきたかも忘れてしまっている。覚えているのは自分の名前、一般的な知識に関すること、そしてセンブランスの使い方のみ。そのセンブランスを用いて自身の過去を探ろうと、ヴェイル中を歩き回り、ちょっとした騒ぎを起こしていた。
ビーコンアカデミー襲撃事件後のある日、1人で外出中だったグレイにセンブランスを使用。いつものように手早く逃げようとしたものの、グレイのセンブランスで視界を遮断されて逃走に失敗。その後INDGの元へ連れて行かれ、紆余曲折あって共に暮らすことになった。以降、自分の過去に対する執着が徐々に弱まっており、センブランスの使用も副次効果を利用したイタズラ目的によるところが大きくなってきている。
その経緯からか、グレイには大層懐いている。INDGと暮らし始めてからは尻尾を出したままにすることが増えた。
よくノゾミの抱き枕にされている。曰くノゾミは力加減が上手いらしく、自分は抱き枕ではないと文句を言いつつ嫌がってはいないらしい。ただし、不意にフェレット耳に触れられることがあり、その際には悲鳴を上げている。
ドーラを名前で呼んでいる。何度訂正されても直す気はない模様。

性格

本人の言う通り知識は成人のそれだが、性格や振る舞いは幼い外見に相応しく天真爛漫で無邪気。決して悪い子ではないのだが、イタズラ好きな面がある。見た目に加えてこの性格のため『本当は大人だ』という主張に全く説得力がない。また、センブランスの使用前後で対象への関わり方が変わっていることもある。
自分の比較的小さいながらモフモフの尻尾を気に入っており、自慢することも。尻尾はいくら触られても構わないが、フェレット耳を他人に触られるのはあまり好きではないらしい(感覚が過敏なのか弱点であるため)。
自分を招き入れてくれたグレイに対しては、恋はしていないと言い張り実際自分でもそう思っているが、そのグレイの恋人であるフィオレ?には少々妬いている節がある。

能力

見た目に反して身体能力は高く、パワーは無いが非常にすばしっこい。体が小さいこともあり、本気を出されると大人の人間でも捕まえるのは困難。
センブランスは『ロード&リターン』。触れた対象の記憶を読み取り、ついでに遡った記憶の分だけ対象の肉体の年齢を退行させる。読み取られた記憶の期間と退行の度合いは比例するが、一致するわけではない。一定時間が経過し、対象に残留したシェリーのオーラが無くなれば元に戻る。シェリーはこのセンブランスを使って自分の過去を知っている者を探していたため、ターゲットにされた相手は人間もファウナスも関係なく無差別に、そして大抵は記憶を根こそぎ覗かれたことで幼児退行させられ、その近隣で騒ぎになっていた。
記憶の読み取りは追体験ととバーチャル映像の中間のようなものらしく、本人的に『見たくないもの』の前兆を察知した時はスキップしていることもしばしば。ただし、あまりに唐突なものは回避のしようがないため、読み取り後に参ってしまっていることもある。
センブランスに本人への実利がない筈の肉体年齢退行効果が含まれた理由は、シェリーのいたずら好きな性格が反映された結果である模様。なお、ただ単に『そこにある肉体の年齢を退行させている』だけで時間を巻き戻しているわけではないため、その時点で欠損している部位が再生したり、精神年齢や記憶が退行することはない。ただし、退行した肉体に引っ張られてその場で精神年齢が幼児退行する例はあるらしい。

真実

実は、彼女の記憶喪失の原因は、センブランスが発現したばかりの20歳頃、遅く発現したこのセンブランスを興味本意で自分に使ってしまったためである。つまり本当はチームINDGの誰よりも年上、ビーコンアカデミー4年生の大半と同年代かそれ以上ということになる。
自分の記憶を自分で読み取るという行為を行った結果、制御が効かなくなり記憶が破損して終いには崩壊。さらに肉体退行の効果はしっかり発揮されて幼児化、精神年齢もそれに引っ張られるように退行してしまった。さらに、そのショックで意識を失っている間に両親は何者かに殺害され死亡。両親の遺体は隠蔽のため持ち去られたのか目が覚めたシェリーが発見することはなく、記憶喪失であることと『記憶以外にも何かがおかしい』こと以外は何も分からず、保持していた知識と、両親が偶然遺したとも知らずに近くで拾った金だけで生き抜くという過酷な道が待っていた。
『シェリーのオーラが消えるまで効果が持続する』というセンブランスの特性上、シェリー自身のオーラでセンブランスが作用し続けてしまうことから、シェリーの体がセンブランスの効果切れで元に戻ることはなく、幼児の状態から再び成長していくしかない。また、記憶は完全に破壊されているために戻ることはない。