ジンジャー・グロート

「ふっふーん！ あたしをオタクだと思って舐めてるとひどい目に合うよ！」

Ginger Groat

外見

[添付]
白いブラウスの上に薄茶色の短いコートを羽織り、赤いミニスカートをはいている。コート、スカート共にチェック柄が目立つ。

小麦色のショートヘアを、後ろでバックルの赤いリボンを使い留めている。リボンは大きめ。
ピンクのピアスを両耳につけ、首には兄であるラセットから「お守り」として貰った首飾りをぶら下げている。この首飾りが宝物。
実は炎のダストの結晶を首飾りに加工したもの。アクセサリーとして加工されているので危険はない。

肌は少し薄い褐色であり、そばかすと赤い丸眼鏡がチャームポイント。
目が大きく、ぐるぐるしている。

人物

同じチームのラセット・グロートの妹。
幼いころ兄妹共に森に捨てられ、そこを当時ハンターだったモーブ・アニリンに拾われた過去を持つ。
モーブのことを父親のように慕い、成長したジンジャーは「ラセット兄を助けるために」、「モーブパパに恩返しをするために」と勉強熱心になる。
運動はからっきしの代わりに頭脳を手に入れたジンジャーはラセットを追いビーコンへ。
ラセットが落第し、もう一度チームを組み直さずおえなかった際にラセットをパートナーとしてチームに迎え入れた。

チームメンバーの中で比較的一番平凡な道を歩んでいる。
育ての親であるモーブがヴィランになっていることは、ラセットには隠されているが気づいている。

自分の過去は誰にも明かそうとしない。

性格

ギークなのかナードなのかといった典型的なオタク女子。

オタクのわりにはハイテンションで喜怒哀楽が激しく、周りをタジタジにさせていることが多い。
体力があまりなく、運動神経も悪いので戦闘になるとコケたり捕まったり食われかかったりしてチームメンバーの手を焼かせることも。
しかし頭はよく、成績は優秀。特に作戦を考えるのが大好きなので、一人でブツブツ作戦を呟いていることもしばしば。つまり戦術オタク。
考え事にふけると周りが見えなくなる。

ラセットのことが大好き。好きな場所はラセットの背中。何かあるとすぐに隠れる。
ニールとはハイテンション同士仲が良く、リムのことは少し苦手。でもいい人なのはわかっているので仲良くしたい。

お菓子作りと読書が趣味。好きなジャンルはミステリー、ホラー。

能力

頭がいいので基本的に作戦を立て、それをチームメンバーに伝え、自分は援護に回るといった立ち回り。

正面から戦うと大体やられるのでそれはしない。
また武器のヴァナディースがバイオリンガンなので援護にならざるおえないというのもある。

センブランスはSing。ジンジャーの歌声を聞いた者をジンジャーの意思で操ることが出来る。操られた者はその間意識を失う。
これをバイオリンに乗せて発動する。
しかし操ることに限界があり、自害など死に関わることは出来ない。ジンジャー自身が人を傷つけたくないという思いもある。ちなみに歌声は非常に美しい。

自身の武器とセンブランスに頼りきっているところがあるため、そこをどうにかしなければと日々悶々としている。