バリー・ブラキウム

「俺の正義は家族と仲間を守ることだ」

英名

外見

黒インナーの上に紅いジャケット、その上にファーコートを肩掛けで羽織っている。
刈り上げ金髪ショート。蝙蝠のファウナスの特徴として特異な形の耳を持つ(正確には頭蓋骨の構造が蝙蝠要素)
豪奢なファーコートは依頼者に舐められないよう箔を付けるために着ているところが大きい。

体系は筋肉のついた奇麗な逆三角形。アンダースーツに覆われて見えないが肌には無数の傷がある

人物

ミストラル下層出身。
グリムの襲撃によって家族ともども放浪の身となる。
家族を守る為に裏の仕事に手を染めながら生きてきたアウトロー。
「家族」「仲間」という概念に強い拘りを持っており、そのカテゴリに入る者への敵対者には容赦なく排除にかかるマフィア気質の男。
ハンターを目指すのも家族を守るため。

「平和」と「正義」を掲げるLIBRの思想に惹かれてチーム入りしており、方向性の違いが見えてきた今でもチームメンバーを「仲間」判定している。特に相棒であるタンジェリンには特別な感情を抱いている。
その一方で比較的正道を行くアイとタンジェリン、とりわけタンジェリンには(彼の価値観から来る偏向的な)苦言を呈すことが多い。
彼の欲しい平和は自分の知人と家族に限定された範囲だけの平穏を指す言葉であり、
同時に彼の正義とはチームの皆や家族、そして友人と言った自身の大切な物を守ることである。
そのためならば、彼はどんな手段でも取るだろう。バリー・ブラキウムとは、そういう男なのである

性格

落ち着いた性格だがキレると口調が荒くなる。見た目はマフィアっぽいが性格はキレると怖いタイプのヤクザに近い。
基本的に理性的で話が出来るタイプであり依頼のさなか人助けを行うことも多いが、
前述の通り「家族OR仲間」とそれ以外の他人を切り分けて考えるため、どちらかを取らなければいけない場面では絶対に仲間や家族を取る。
また、家族を拠り所にして身を寄せ合って生きてきたために、自身の身内に手を出されることを極端に嫌っている。
その領域を侵された場合は一歩間違えば死に至る程の暴力の行使も辞さない。
よくも悪くも身内を大事にする昔ながらのヤクザ気質。

能力

全身を用いて戦う白兵戦型。ダストを練り込んだ鋭い爪による斬撃と蹴り技を得意としており、
相手の動きを見て対応するカウンター型の戦術を取ることが多い。
武器は「インスタント・キル」
双剣への分離変形機構を搭載した拳銃。ビリーは早撃ちを得意としており、
戦闘中も格闘術の中に不意打ちの様にクイックショットを織り交ぜることがある。あくまで格闘術の補助のための武器だが、銃撃戦の際にはメインで使用する。
また、近接形態は爪で切り裂けない相手と戦う際に使用する奥の手である。

センブランスは空間断裂
手を介した攻撃と同時に空間を裂き、ポータルを開ける能力。空間の穴同士をつなげることも可能なトリッキーなセンブランスで、ポータルは時間が経過することで消える。
爪で空間を引き裂く、銃撃で空間に穴を開けるなどの方法で能力を発動させる。主な使用法は生成した空間を繋げて銃弾をワープさせるというもの。
また、空間断裂の瞬間にグリムを巻き込むことでグリムの硬い外殻を無理やり割くことも可能。
オーラ持ちの相手に同じ攻撃を行った場合、空間生成の瞬間にオーラと空間との間で反発作用が働き、攻撃を食らった相手が弾き飛ばされると同時にオーラを通常の攻撃よりも多く削り取る特殊攻撃となる。この攻撃は強力な一撃である一方、反発作用によって彼の得意距離である近距離戦を維持することが困難になる為、確実にオーラを削り取る際の奥の手として使われる

ファウナスとしての特徴は耳、正確には頭蓋骨の構造そのもので、蝙蝠と同じく鼻腔から超音波を発したり耳から超音波を聞き取ることが出来る

戦闘シーンイメージgif