フィース・グラナタム

「俺はいい。妹を助けてくれ」

Phys Granatum

外見

[添付]

人物

妹のフィリー共々、とある科学者の人体実験の被験者された少年。
2人は隙を見て、与えらた力で囚われていた施設を損壊させて脱出。しかし、フィリーは拒絶反応からか、毎日のように副作用に苦しめられるようになる。妹を苦痛から救う手掛かりを求め、流れ着くようにヴェイルへやって来た。
現在のフィリーが体を満足に動かすことすらできない状態のため、普段は彼女を背負って移動している。

性格

非常に物静かで冷静。
兄妹仲は良好で妹思いであるがシスコンではなく、妹の花嫁姿を見るのが密かな夢。相手はフィリーが選んだ相手ならひとまず誰でも構わないらしい。
自身の身体の変貌については『便利な体がタダで手に入った』と前向きに捉えており、よく『俺は化け物』と言うが自らネタにしているだけであり自虐ではない。

能力

人体実験の影響で全身にダストが埋め込まれており、自身のオーラと反応させることで強力な炎を発生させることができる。炎の色は青。自力で火炎放射も可能だが、火力が高すぎて対人戦にはほとんど使えない。
センブランスの炎結晶は、触れた炎を赤橙色の固形結晶に変化させることができる。この結晶はダイヤモンド並みに頑丈であるが、フィースであれば自由自在に加工や破砕が可能。普段は触れても無害な結晶だが、オーラに反応して発熱、より強いオーラに反応すると発火する性質があり、限定的だが赤ダストの代替品とすることができる。また、耐火・遮熱効果もある。フィースは自ら発生させた炎でこの結晶を剣や刀など刃物の形に形成して近接武器、もしくは矢として用いる。なお、炎であれば何でもいいため、火災現場の炎を一瞬で鎮火させつつ大量の結晶を入手することもできる。
使用武器のカタストロフは、特殊構造の小型プルパップサブマシンガン。クロスボウユニットが付いている。
主な戦法は、カタストロフによる射撃、結晶で作った刃物による近接戦、実験で強化された身体能力を用いての肉弾戦。どういうわけかパンチ技がすこぶる苦手(曰く『力が逃げて攻撃にならない』)。