ベジョータ・クロミュオーナ

「何も解ってないのはお嬢の方です！　私が、今までどんな気持ちで……！」

BELLOTA KROMMUONA

外見

人物

ミストラルはアーガスに拠点を持つ豪商・ウルアリアス家に仕えるメイド長の娘。
本人も優秀なメイドである。
一代で財を成したウルアリアス家は夫の商才に加え、名家の令嬢であった妻のコネクションが強く、
ベジョータの母は妻の友人であった。
そのため、ベジョータ自身もウルアリアス家では厚遇され、メイドという身分ではあるが
嫡子のゼオラと姉妹のように育てられた。

親の教育のためもあり実務能力に長け、年齢の割に大人びている。
成長するにつれ、家の後継でありながら優柔不断で覇気のない
ゼオラに苛立ちを覚えるようになり、指導的と言える範疇を越えるような叱咤を繰り返すようになる。

ゼオラの護衛役としてヘイヴン・アカデミーに進学するが、
頼りないゼオラをサポートすることで家に恩を売り、将来的にベジョータの家族の地位を
さらに上げる足がかりにしようとしている。

後ろ髪を伸ばしているのは、幼少期にゼオラとお揃いの髪型にしていた名残で、
その先端を飾る赤いリボンも、その昔ゼオラに貰ったものである。
ゼオラが当主になることで、ベジョータと完全な主従関係になってしまうことに対して
恐れや悲しみがあり、幼い頃のように対等な関係になりたい、と心の奥底では思っているが、
これは本人も自覚していない。

性格

事務的で冷静。
であろうと振る舞うが、感情的になることもしばしば。
ゼオラに苛立った時は容赦ない言葉をぶつけてしまう。
苛立ちも本心ではあるが、心の奥底では深い愛情を抱いている。

幼い頃からそつなく優秀だったこともあり、実力主義。
同年代の子供たちより勉強も実務も得意だったため周りを見下すような発言も多いが、
良い結果を出す相手に対しては素直に自分の最初の評価を撤回することができる。

男性が苦手。

太りやすい体質のため、常にトレーニングを怠らない。
鍛え過ぎた結果、だいぶ力強い体型になった。

能力

センブランスの「探索」は補助的な能力だが、視覚に頼らずに仲間の位置を確認することもできるため、
戦闘はもちろん種々の任務でも非常に有効。

幼いころにゼオラと2人で街に出た時にはぐれてしまい、
彼女を見つけるために発現した能力でもある。

戦闘では身の丈ほどの巨大な戦戦斧「ルールメイカー」を振り回す。
手数はあるが火力に乏しいチームZBLAにおいては不可欠な存在である。