ラヴィンドラ・グウェンドリン

「伊達にハリガネムシやってないんですよ。腹食い破るぞ♡」

Ravindra Gwendolyn

外見

水着の上から行衣を着て、アシンメトリーのスパッツを履くといった特徴的な服装。
ハンター稼業と配信で稼いだ金を使い、いろいろな服を着て楽しんでいる。
配信時以外は不敵な笑みを浮かべることも。

人物

本名は「レイチェル」だが、チームメイト以外には絶対に呼ばせない。
低所得層の一般家庭出身。倹約家の両親と禁欲的な人生を送ってきた。ビーコン入学を志したのも低所得層からの脱却を目指してのことだったが、その前後に様々な文化や遊びに触れた結果タガが外れ、自分の快楽をとことん追求する生き方を選ぶ。
ラヴィンドラ(太陽の支配者)の名前で毎晩ネット配信を行い、様々な企画を打ってはファンを増やし、彼らからのスパチャでお小遣い稼ぎをしている。
彼らのファンネームは「カマキリさん」。
特に熱心な視聴者とはオフ会も積極的に行い、親交を深めている。
だが彼女とのオフ会に参加したら最後、彼女のセンブランスによっていいようにこき使われることとなる。

性格

配信中は虫をも殺せぬほど清楚なキャラ付けだが、実際は自分本位で享楽的。自分の快楽のためには手段を選ばない。
夜遊びが大好きで、上述の通り熱心な視聴者を上級カマキリさんとして取り立て、一緒に食事をしたりナイトプールにいったりとやりたい放題。
時折チームメイトにも悪い遊びを吹き込み、クリスティンに諭されたりもする。
とはいえ、彼女なりにチームメイトのことは愛しており、本名で呼ぶことを快く許したり、上級カマキリさんから巻き上げたお金をチームメイトに分配することもある。
腹筋フェチらしく、特にたくましい腹筋にはメロメロ。「この中でぬくぬく暮らしたい」とは彼女の談。
必要以上の倹約を強いてきた（と、彼女は思っている）両親のことは一方的に敵視しているが、その実心の底では愛されることに飢えており、配信で愛嬌を振り撒くのも両親以外の誰かに無条件の愛情を注いで欲しい気持ちの裏返し。一見我が強いように見えてこの一点については脆く、精神干渉系の攻撃を受けると簡単に籠絡される危険性を孕む。
本名を呼ばせたがらないのは、こんな身勝手で脆い自分を隠したい気持ちが働いているからかもしれない。

能力

自らの体液を少量飲ませることにより、相手の神経系を掌握して自在に操れるセンブランスを持つ。
自分から分泌されたものであれば血でも汗でも問題なく発動できる。ラヴィンドラはこの性質を利用し、少し切った指の腹を相手の飲み物につけることで体液を混ぜこむ。
それを飲んでしまった者は自我が希薄になって暗示にかかりやすくなる。
そして強い光に引き寄せられるようになるため、ペンライト一本で簡単に簡単に誘導できてしまう。
術中にはまっている間の記憶は残らず、解けた後もしばらくは意識が混濁してまともに動けない。
非常に強力な分、効き目は相性にかなり左右される。短ければ10分以下、長ければ数日から一週間単位。
なので、使う相手は厳選する必要がある。例えば配信視聴者、それも高額スパチャまで投げる相手ともなればその効果は絶大。
かかったら最後、彼女が満足するまでつきあわされ、高級レストランを奢らされたり、大量のお小遣いを貢がされたり、散々な目に合わされる。
武器のトレスパッサーX2（エックスツー）は二本のノコギリ。ボタン操作で刃を出し入れしたり、チェーンソーのように動かすことも可能。