リンカ・ポラクス

「さあ、ここはザックが決めてよ。ボクはほら、主人公の相棒ポジションだから。超ハンサムのね」

RINKA POLUX

外見

人物

シュニー・ダスト・カンパニー兵器開発部重役の息子。
その環境もあり昔から機械いじりが好き。
何事もそつなく優秀で、大体のことはすぐにできるようになる。
その優秀さから両親には大企業で出世する将来を嘱望されていたが
自分の能力と技能を生かして人を助ける仕事をしたいと思い、ハンターおよびアトラス軍入りを目指す。
それを伝えたときに両親とは決裂しており、勘当状態である。

なんでもできることを、「自分にしかできないことがない」と捉えており、
徹底的に裏方に周り、周囲の人や事態をコントロールすることを好む。
情報統制や方便を使いこなし、危険だと判断した人物をコミュニティーから
ごく自然な流れで追放するようなことも平然とやってのける、腹黒い一面もある。

親の、会社での政治的やりとりを何度も聞かされてきたこともあり
人間関係については達観している。
結果、一周回って「みんな仲良し」を理想に掲げるようになった。
（それが物事を効率的に進めるための最適解だと判断したためである）

ザッカリーとは幼馴染。
父の仕事でマントルに同行した際に迷子になり、その時に出会って以来の友達。
出自も済んでいる場所も違うが、それ以降も何かと理由をつけては
ザッカリーに会いにマントルまで足を伸ばしていた。
ザッカリーの家族からも好かれている。

性格

にこやかで人当たりがよく、ルックスも悪くないためアカデミー内では人気者。
良く告白されては女子と交際関係になるが、「物足りない」と思われて長続きしない。

上述の通り「みんな仲良し」がモットーであるが、問題児の寄せ集めチーム「ZPFR」にあっては
その実現は困難を極める。
メンバー全員愛称で呼び合うように仕向けてみたが、理想とは程遠い状態である。

能力

身に纏った黒いスーツは、防炎・防刃性能を高めたもの。リンカが自分で作り上げた。
各部に取り付けたインテークにはダストクリスタルの粉末を接着してあり、
彼のセンブランスで摩擦力を高めた状態で爪状の武器「コルポ・サント」により擦ると発火する。
全身に炎を纏って戦うのが、本気になったリンカの基本スタイルである。

スーツは身体の動きを補助する役割もあり、持ち前の長い手足と柔軟性の利点を最大限に強化している。
センブランスと組み合わせ、地面を自在に滑ったり、壁や天井に貼り付いたりと
スピーディーでトリッキーな戦術を可能にしている。

※センブランスでスーツを発火させた状態。